やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 6月 27th, 2010

◆ シンガポール第4日目!→マレーシア移動!

6月 27, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

第4日目:午後〈ショッピング〉

午前中は昨夜のドリアンパーティーの影響もあってゆっくり。午後から活動開始!私は海外でまだ電車に乗ったことが無いのでクラリネット奏者の三浦幸二さんにレッスンを受けることになりました。電車で中心街に出てショッピングという感じになりホテルから10分くらい歩いて地下鉄駅付近へ。するとショッピングモールが見つかったのでバーガーキングにて昼食。そして初体験となる電車に乗る。切符の買い方など三浦さんはさすがに慣れています。アメリカの地下鉄は恐かった…、ヨーロッパの電車は難しいなどど経験談を聞きながら電車に乗り込みます。私にはこの地下鉄だけでも充分難しいレベル…。一人では切符も買えなかった、というか切符ではなくカードのようなものでしたし…。買い物を少しした後にホテルへ。

第4日目:夕方〈マレーシアへ!〉

急ですが夕方からはSteven Phua氏、そして今回委嘱作品【A Tone Poem for Wind Orchestra“Like the Eagle, We Soar and Rise”】を書かせて頂いたYuying Secondary Schoolの指揮者であるFaizal Bin Othman氏と三浦さんと4人でマレーシアに行くことに!もともとディナーミーティングの予定となっていましたがマレーシアとは!国境を越えてマレーシアに行き現地の料理でディナーを食べながら作品の解釈を打合せたいとのこと。国境を越えると言っても車で40分程度でマレーシアのジョホールバルに着くそうです。しかしそこはマレーシアの中でも最も治安の悪い場所と聞く…。しかも今回は予定外の展開。保険関係はシンガポールのみしかかけていないのです。すなわちマレーシアで事故はおろか死亡したとしても1円も出ないのです…。そんなことを考えながらも車で出国審査、入国審査を終え、あっと言う間にジョホールバル。フリーマーケットのようなところを散策し現地の食事を。

第4日目:夜〈マレーシアのホテルにて〉

ジョホールバルとシンガポールとの国境近くの高級ホテルにてビュッフェスタイルのディナー。とても美味しくまたまた食べ過ぎ吞み過ぎ…。今回の委嘱作品は同校の歴史と共に校歌の一節にある“鷲のように強くたくましく生きて欲しい”という内容を込めて作曲した作品。食事の後は作品について様々な質問をFaizal 氏より受けました。もともと氏が【輝きの海へ】を演奏されたことが今回の新作誕生のきっかけになりました。始めてお会いした時に“作品の細かな説明は日本語で判りませんでしたが、不思議と後半のコラールで私も生徒も涙を流しながら演奏していました”という氏の言葉を想いながら作曲した作品。Faizal 氏は田川伸一郎先生の指揮する市川市立新浜小学校吹奏楽部【輝きの海へ】を聴いたことがないということなのでCDをプレゼント。帰りの車の中では何度も繰り返し聴き“なんて美しいサウンドなんだ”“これが小学生なのか”“田川先生にいつか会ってみたい”と言っていました。又、大柏小、新浜小、真間小がいずれも田川先生の育てたバンドということにも驚かれていました。真間小の演奏はDVDで見たことがあるそうです。Faizal 氏も小学校のバンドを指導されています。いつかお引き合わせしたいですね。

第4日目:深夜〈カジノ in シンガポール〉

話が盛り上がったこともありシンガポールには意外にも遅く23時頃に到着。シンガポールではカジノが違法ではない。まだ新しく多くの観光客が訪れているというカジノに三浦さんと共に出陣!深夜12時頃に到着。そんな時、三浦さんが“あれ!パスポートが無い…”と。カジノはセキュリティが厳しくパスポートの提示が義務づけられています。“さっき、入国した時持っていたはずでは…”“ははは…今回はマズイです…”そんなやりとりの中、鞄の奥深くからパスポートが発見され、2人とも酔いが一気に冷めました。カジノは宇宙ステーションのように大規模で幻想的。写真が禁止されているので実際に見ないと判らない光景。外国人は無料で入場できますがシンガポール国民は入場料が700ドル(約7000円)かかるらしく、あまり行く人はいないようです。規模の大きさに圧倒されながらもメンバーズカードを受付で作成(無料)。色々な種類のものがたくさん。対人戦タイプはいざという時に語学的にも危険ということになりスロット系のもので遊ぶこと2時間。意外と長持ちして楽しめました。色々と勉強になります。

カジノを出ると大きな高級ホテル内のBARを発見!三浦さんと共に深夜2時過ぎから宴会再会!時間的にもうほとんど人はいなかったので貸し切りのような感じです。三浦さんと一緒に写っている女性は日本で言うバーテンダーになるのでしょうか。三浦さんが記念に写真を撮りたいとのことで撮影。ホテルまでタクシーで帰ること深夜4時近く。今日はすっかり観光してしまいました。ちなみにシンガポールのタクシーは驚くほど安い。深夜に20分くらい乗っても1000円程度。