やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 11月 7th, 2010

☆ 松山中央高校訪問!

11月 07, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

松山のホテルで目を覚ます。普段あまり寝てないせいか何度か起きてしまいましたがトータル8時間も寝るこてができました。目がいつも以上にパッチリ!肌もツルツル!最近、肌がカサカサしていましたが寝不足が原因だったのだと再確認するほどの違い。体調がかなり良い!睡眠がいかに大切かを知った輝かしい朝を迎えました。10時に愛媛県立松山中央高等学校吹奏楽部顧問の土居俊一先生と待ち合わせし昨日出会ったばかりの阿部竜之介先生が指導されるBrass Band Cameliaの見学を!松山中央高校の練習が午後からと伺い時間に余裕があったので刺激を受けにお邪魔しました。阿部先生はフランス、ドイツ、ハンガリーで勉強されたトロンボーン&ユーフォニアム奏者で昨日初対面ではありましたが人柄の豊さに何か感じるものがあり、どんな指揮をされるのか、どんなご指導をされるのかとても興味を持ちました。バンドの雰囲気はとてもアットホームですが阿部先生の的確な指摘と楽器を用いての具体的な説明で楽しい雰囲気の中でも密度の濃い練習となっていました。

昼食は土居先生や講師の先生方と共に丸亀製麺という讃岐釜揚げうどんを食べに。さすが土居先生!こんなに美味しい、うどんは生まれて初めてかも!と思うほどの歯応えと旨味!国内でここまで驚くことは最近ありませんでしたが本当に驚きました!更に皆さんはアッと言う間にスピーディーに食べてしまう。初心者の私はあまりの歯応えで苦戦してしまいました…。更に驚くのは「うどんは噛まずに飲むんですよ」という言葉。なるほど岩手の冷麺と同じ感覚なんだ!まだまだ知らないことがあると勉強になりました。今後うどんは四国以外では食べれない感じです。うどんは“飲み物”なんですねぇ。

松山中央高校に到着し練習開始。土居先生との出会いの作品【輝きの海へ】を聴かせて頂きました。土居先生は今年同校に赴任されましたが同校がこれまで「歌うタイプ」の作品を演奏する機会が少なかったので、あえて一、二年生の新体制になったバンドで選曲されたとのこと。生徒さんの明るい笑顔が印象的でキラキラした表情で私の要求に次々に応えてくれました。土居先生には前任校である愛媛県立南宇和高等学校吹奏楽部の委嘱作品【死者の支配する国】を作曲するにあたって多くのことを私に教えてくださいました。土居先生の人間性と指導力に私は心より引かれ尊敬していますし、きっと私が話す内容は既に土居先生はお分かりになっているはず。それでも尚、土居先生が私を必要としてくださったことは本当に嬉しいことでした。5年ぶりに私の指導を見られた土居先生は“いつも大人しめの生徒たちが本当に楽しく合奏していました!”と喜んでくださったのが何よりの喜びでした。写真はお迎え黒板?と指揮をされる土居先生。

練習終了後は記念撮影。写真右はクラリネットのコーチの小野明歩さん。土居先生の指揮で【死者の支配する国】を熱演した南宇和高校の卒業生の一人。現在は高知大学でクラリネットの勉強されています。振り向けば何かを美味しそうに食べている娘でした!食べているのは保護者の差入れの手作りパン。

本来ならば昨日、眠気に負けた分もう一泊して土居先生と語り合いたいところでしたが〆切も多いので急いで空港へ向かいました。空港へ向かう途中で東北福祉大の仮編集CDを聴いて頂きましたが土居先生は「福祉大上手い、こんなふうに演奏できたら!」と、とてもお気に入り頂けたのでホッとしました。関係者だけで聴いていてもどうしても客観性に欠けるので本当に良かったです。空港にて土居先生、阿部先生と3人で語り合いながら大好物の“鯛めし”とビールを楽しみました!とてもとても充実した1日でした!帰って仕事しなくては!