やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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☆ デビュー10周年記念祝賀会!

12月 04, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は私が作曲家としてデビュー10周年を迎える2010年の忘年会も兼ねて、デビュー当時の拠点・発祥の地でもある関西の先生方の企画により「八木澤教司デビュー10周年記念祝賀会」が大阪・天王寺地区にて開催されまます。実行委員は八木澤作品関西指導者連合会会長を務める大阪市立高津中学校吹奏楽部顧問の田中雅朗先生と合唱曲【あすという日が】の初演指揮を務められた大阪市立文の里中学校吹奏楽部顧問の安藤寛先生を中心とする大阪府の先生方。そしてウインドアート出版代表の神長一康さんもこの企画に大きく貢献してくださっているようです。実は私は祝賀会の内容をほとんど知らず出席者も一部しか知らない感じです。田中先生より“今日くらいは八木澤先生は一切何も気を遣わず開宴ギリギリにいらしてください。主賓なのですから何も心配はありません”とのこと。期待とも言うべきドキドキ感を胸に市川駅よりリムジンバスで羽田空港へ向かいます。市川駅が新しくなり過ぎて驚きました(写真)。

ホテルにチェックインして会場に向かおうとしたら【ペルセウス】を委嘱初演された京都府立桃山高等学校吹奏楽部顧問の安原敏夫先生と偶然バッタリ。何となく1人で会場に行くのは恥ずかしさがあったのでラッキー!会場に着く直前には東京から駆けつけてくださったサクソフォンの浅利真くんともバッタリ。主賓ということで開宴まで待機することになり、いよいよ会場へ入場。本当に多くの方が私だけのためにお集りくださり大きな拍手でお迎えくださいました。

オランダのデ・ハスケ・グループ社長のGarmt van der Veen氏や作曲家の広瀬勇人さんの祝電披露に始まり、武蔵野音楽大学の同期でもあるピアニストの織茂学さんのサプライズスピーチ、トロンボーン奏者の矢巻正輝さんと織茂さんとの夢の共演【ヴォカリーズ】では会場も2人の美しい音色にうっとり。

田中先生と安藤先生は細かな気配りで会場を盛り上げてくださり、出席者全員による1時間以上軽く越える1分間の祝辞も。ご多忙の中、関西を中心に東海地区、北陸地区、四国地区と幅広く出席してくださり、東京からは武蔵野音楽大学時代から苦楽を共にした仲間たちが集まるといった私の想像を超えた大イヴェント。それぞれ面識の無い方も当然多いですが【やぎりん日記】を通して、そして作品スコアの解説を通してお互い一度は見たことのあるお名前ということもあり新たなる交流にも繋がったようでした。私としては何よりの喜びです。

又、記念品として出席者へブレーンミュージックから【トリプルあいす】【アメージング・グレース】の楽譜進呈、教育芸術社より【あすという日が】の楽譜進呈、ウインドアート出版、ワコーレコードからCDの進呈などもあり、私からもCD【ひと夏の恋】を出席者全員にプレゼントさせて頂きました。盛り上がった祝賀会の最後は【輝きの海へ】を共に生んだ元・千葉県市川市立新浜小学校吹奏楽部顧問である田川伸一郎先生からの感動的なメッセージが新浜小の演奏と共に披露され会場の雰囲気がより温まりました。直後、私の感謝の挨拶としてお話させて頂きましたが、本当に感慨無量の想いでした。初めて10年前に21世紀の吹奏楽第4回《響宴》で作品が採用され、それを聴いた奈良の先生方が私をゲストとしてお迎えくださったのが吹奏楽界への第1歩。初めて1人で乗る新幹線に不安と期待を込めながら現地へ向かった気持ちは今でも昨日のように覚えています。それをきっかけに関東よりも早く関西各地で八木澤作品がレパートリー化するのですが、まだ大学を卒業して間もない経験不足の私に対して温かく迎えてくださったことが何よりも励みになったことは言うまでもありません。その後、この10年間は多くの試練もありましたが国内外で奇跡的なチャンスを掴むことができたのも私が1人で頑張ったからではなく、常に応援してくださる現場の皆様や仲間たち、そして出版社の皆様のお力添えのお陰だと改めて初心に返る一時となりました。この場をお借りして皆様に心より御礼申し上げます。写真は長野のアンサンブル・ファンファール娘“たまご”。

2次会は半数以上の方々がご出席くださる他、仕事を終えて駆けつけてくださる方までいらっしゃり深夜12時近くまで。その後、BARにて3次会、再び居酒屋にて4次会。そして何とラーメン屋が既に閉まる深夜4時には定食屋にて5次会。さすがにここまで残ったのは実行委員の田中先生、浅利さん、クラリネット奏者の三浦幸二さん、富山のバンドディレクターの湯浅幸嗣さん、武者修行中のかっしー。皆さん、呑んでばかりいたので普通に定食を。翌日というか起きた直後から胃もたれしたことは当たり前のようでした…。ご多忙のにも関わらず事前準備をはじめ気配りのある温かい祝賀会を企画してくださった田中先生、安藤先生、メッセージを頂きました多くの皆様、各方面より駆けつけてくださった皆様、応援してくださる多くの皆様に心より感謝致します。今後共、宜しくお願いします!

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