木管五重奏曲「アゴラ」
第1楽章:朝の市場
第2楽章:教会にて
第3楽章:アテネの街並み
(楽章タイトルが加わりました、英訳は明希さんに依頼中)
カスタム・ウィンズ木管五重奏団の委嘱で作曲。メンバーは岩佐和弘(フルート)、広田智之(オーボエ)、タラス・デムチシン(クラリネット)、鈴木一志(ファゴット)、丸山勉(ホルン)の各氏と素晴らしいプロ集団であったこと、初めての木管五重奏の作曲ということもあり歴史的な名作を研究してから誠意を持って作曲に入りました。メンバーからのご意向もあり、アンサンブルコンテストのレパートリーとしても使用できる内容に仕上げています。
アゴラとは「市場」を意味する語句です。ギリシャ・アテネ滞在中に市場の跡地をはじめとする多くの遺跡や街並を肌で感じることでインスピレーションを得ました。現在のアテネは近代的な街中にいくつもの壮大な遺跡が混在する実に興味深い都市です。そんな風景を感じながら演奏して頂けましたら幸いです。 |