フランボワイアン - 大地に広がる炎の花 / Flamboyant―Red Flames on the ground

■作品名 (Title)
フランボワイアン - 大地に広がる炎の花
Flamboyant―Red Flames on the ground
■委嘱団体 (Commissioned organization)
ジャパン・チェンバー・ウインズ 委嘱
■作品No (Work No)
013
■作曲年 (Composition year)
2003
■グレード (Grade)
3+
■演奏時間 (Duration)
約6分15秒
■演奏可能最低人数 (musician)
35人
■参考音源 (Audio Sample)
■出版社 (Publisher)
ウインドアート
■解説 (Commentary)
フランボワイアン~大地に広がる炎の花
~ジャパン・チェンバー・ウインズ委嘱作品
~Flamboyant―Red Flames on the ground(2003)

ジャパン・チェンバー・ウインズ委嘱作品。
同団がホームページ上で行ったアンケートの集計結果により、今回は「炎」をテーマに作曲することが決定した。しかし,なかなか具体的な題材が見つからない・・・。事典類を利用して「炎」を連想させようと試みても上手くいかない。同時に委嘱を受けている福島弘和さんは既に曲が完成しているという情報まで耳に届いてしまった・・・。そんな切迫した心境のなか、気分転換にとインターネットで検索をしていたら「炎の花」という語句に出会い、すぐにその言葉の虜となった。調査を進めていると、炎の花とはアフリカの大地に見られるマダガスカル原産のフランボワイアン(火焔樹)であることが判った。多くの旅行者たちの日記には写真と共にフランボワイアンを見た時の深い感動の言葉が記されていた。12月のシーズン期には炎の海とも思えるほど豪快に咲き乱れるそうだ。私はこの花を実際に見てはいないが、想像を最大限に膨らませ、大地に広がる炎の花が持つ力強さと優美な様子を描くことにした。

初演:2003年6月21日【大阪】〔指揮:加納 誠 演奏:ジャパン・チェンバー・ウインズ〕

■編成 (Instrumentation)

関連記事

  1. ファンファーレ集 ― ゆめ半島千葉国体式典のための ― / Fanfare Collection

  2. 淡い花の夢路 ~伊弉諾と伊弉冉、尊き国生みのエピソード~【小編成改作版】 /  The Story of Izanagi and Izanami – Creators of the Japanese Islands

  3. ドリーム・クルーズ / Dream Cruise

  4. 「コンチェルティーノ」― ソロ・パーカッションとウインドオーケストラのための ― / Concertino for Solo Percussion and Wind Orchestra

  5. 「聖徳太子の地球儀」― 斑鳩寺に鎖された記憶 / Prince Shotoku’s Globe – A memory sealed in the Ikaruga Temple

  6. 春陽の丘 / SUNSHINE ON HILL IN SPRING

  7. オルフェウスとエウリュディケ / ORPHEUS AND EURYDIC

  8. 「ひたかの大地に」- 母なる北上川の記憶 / Hitaka – The History Of Mother Kitakami River

  9. ピアノと吹奏楽のための協奏的組曲 / A Concerted Suite for Piano and Wind Orchestra

  10. サクソフォーン小協奏曲 / Saxophone Concertino for Alto and Soprano Saxophone

  11. カンティレーナ / Cantilena

  12. 空中都市「マチュピチュ」― 隠された太陽神殿の謎 / Machu Picchu : City in the Sky

  13. 水上都市「ヴェネツィア」- アドリア海の女王 / The Floating City “Venezia” – The Queen on the Adriatic

  14. 「ザ・ウエスト・シンフォニー」より 第四楽章:地平線に沈む日輪は紅に燃え / ”The West Symphony” 4th movement:Sunlight burning on the horizon burns red

  15. 空中都市「マチュピチュ」― 隠された太陽神殿の謎【2019改訂版】 / Machu Picchu : City in the Sky (2019 Version)