| ■作品名 (Title) |
| ペル・ソナーレ Per-Sonare |
| ■委嘱団体 (Commissioned organization) |
| 富山ミナミ吹奏楽団 委嘱 |
| ■作品No (Work No) |
| 017 |
| ■作曲年 (Composition year) |
| 2003 |
| ■グレード (Grade) |
| 4 |
| ■演奏時間 (Duration) |
| 約6分00秒 |
| ■演奏可能最低人数 (musician) |
| 35人 |
| ■参考音源 (Audio Sample) |
| ブレーン |
| ■出版社 (Publisher) |
| ブレーン |
| ■解説 (Commentary) |
| ペル・ソナーレ Per-Sonare (2003) ■ ペル・ソナーレ/Per-Sonare (2003) 中学三年生の時,吹奏楽部に所属していた私はジョバンニ・ガブリエリの作品と出会い,多くの旋律が立体的に絡み合いながらも,神秘的な響きを創りあげる作風に深く魅了されました。 そしてこの頃より,私はガブリエリの楽譜とCDを可能な限り収集し,実際に弾き調べ,作曲の真似事を始めたのです。 言うならばガブリエリは私が作曲家を志すきっかけとなった,とても大切な人物なのです。 独立した4声部が意志を持って絡み合う私の特徴的なコラールは,作風こそ違いますがこの影響そのものなのです。《ペル・ソナーレ》(Per-Sonare)とはラテン語で[通りぬける響き]という意味合いを持つ言葉です。 ガブリエリも同タイトルの作品を残していることもあり,このタイトルを使用する機会は長い間温めてきました。 これまでの自然描写的な私の作風とは少々異なるタッチで仕上げましたので,新たな一面をお楽しみ頂けましたら幸いです。 尚,当曲は《吹奏楽のための抒情詩「秋風の訴え」》《「稜線の風」―北アルプスの印象》に続く,富山ミナミ吹奏楽団の委嘱シリーズ第三作目にあたり,2003年12月7日,牧野誠氏の指揮,同団の定期演奏会にて初演されました。 |
| ■編成 (Instrumentation) |
| Piccolo Flute 1 Flute 2 Oboe Bassoon 1 Bassoon 2 Eb Clarinet Clarinet 1 Clarinet 2 Clarinet 3 Bass Clarinet Alto Saxophone 1 Alto Saxophone 2 Tenor Saxophone Baritone SaxophoneTrumpet 1 Trumpet 2 Trumpet 3 Fl.hrn Horn 1 Horn 2 Horn 3 Horn 4 Trombone 1 Trombone 2 Trombone 3 Euphonium Tuba String Bass Piano (Harp) Timpani |

