「手児奈」〜 万葉の美しき娘 / TEKONA – The Legendary Girl from Ichikawa

■作品名 (Title)
「手児奈」〜 万葉の美しき娘 / TEKONA – The Legendary Girl from Ichikawa
■委嘱団体 (Commissioned organization)
国府台女子学院吹奏楽部 創部50周年記念、星乗昭先生 委嘱
■作品No (Work No)
201
■作曲年 (Composition year)
2019
■グレード (Grade)
3.5
■演奏時間 (Duration)
7:00
■演奏可能最低人数 (musician)
35
■参考音源 (Audio Sample)
■出版社 (Publisher)
■解説 (Commentary)
国府台女子学院吹奏楽部創部50周年記念を祝し、指揮者である星乗昭先生のご依頼で2019年9月に作品を完成させました。
星先生のご希望もありテーマは市川市ならではの「真間の手児奈」。これは万葉集にも歌われたという、美しき娘“手児奈”の悲しい伝説です。真間の井戸水を汲みにくる、貧しいけれど世にも美しい娘“手児奈”を巡って、昔々の里の若人や役人、果ては都人までが、互いに相争うようになりました。それを憂えた“手児奈”は、自分さえいなければ争いは無くなるものと悲嘆し、入水してしまうのです。後に、手厚く弔われ、今では真間の地を守護する女神とされています。市川市で幼少の頃から育ち、手児奈霊堂の付近に住んでいた私にとっては、とても共感を持てる題材でした。
作品には、街の人々の様子や井戸水を汲む様子、男たちの争いや悲しみ身投げする手児奈といった物語の情景はもちろん、手児奈を偲ぶ歌や、後世に伝わり地元の女神とされるまでの軌跡をも描写していますので、ご来場の皆様には想像を膨らませながらお聴き頂けましたら幸いです。
今回、作曲前に2度学校へ訪れ、星先生のご指導の様子と生徒さんたちの練習に向き合う雰囲気を肌で感じました。新しい作品を作曲するということは、服で言えばオーダーメイドと同じです。この機会でなければ誕生しない、世界に1つだけの星先生と生徒さんの音楽性を発揮できる作品を目指しました。地元で一生懸命に活動する生徒さんたちを応援する気持ちをこめて作曲しています。最後になりましたが、星先生のいつまでも変わらぬ熱いご指導と共に、国府台女子学院吹奏楽部の益々のご発展をお祈りしています。(八木澤 教司)
【手児奈霊神堂への取材】

■編成 (Instrumentation)

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