「烏山頭」~ 東洋一のダム建設物語 / The Beautiful Treasure – Wushantou Dam by Yoichi Hatta

■作品名 (Title)
「烏山頭」~ 東洋一のダム建設物語
The Beautiful Treasure – Wushantou Dam by Yoichi Hatta
■委嘱団体 (Commissioned organization)
■作品No (Work No)
190
■作曲年 (Composition year)
2018
■グレード (Grade)
3+
■演奏時間 (Duration)
約8分00秒
■演奏可能最低人数 (musician)
35人
■参考音源 (Audio Sample)
■出版社 (Publisher)
未出版
■解説 (Commentary)
「烏山頭」 ~ 東洋一のダム建設物語

私自身の指揮、ウインドカンパニー管楽オーケストラによって2018年に録音初演(当CDの音源)、同年、植田哲生隊長の指揮、海上自衛隊横須賀音楽隊によって公の世界初演となりました。
この作品を書いた経緯は元・海上自衛隊音楽隊東京音楽隊長であり私の尊敬する研究者である谷村政次郎氏が、数年前に「烏山頭ダム」についてお話してくださったことにはじまります。
当時の台湾・嘉南大圳では水脈が無く農作物はもちろん人々の生活に必要な水の供給が困難な状態でした。日本人技師、八田與一(はった・よいち)氏は台湾人のために10年に渡りダム建設に命をかけて取り組み、1930年(昭和5年)4月東洋一のダムと壮大な水脈を完成させました。その功績は今でも台湾人たちに深く尊敬・感謝され、台湾が親日国である大きな理由の一つとも言われています。
作品はダムの情景と八田氏を率いる日本人と台湾人の建設の苦労と完成の喜びを描写した内容で、八田氏の予期せぬ戦死を悲しむ妻の「悲しみの歌」が、彼の功績に対する讃歌へ変貌を遂げて幕を閉じます。
私自身にとっても音楽仲間が多く何度もコンサートをした台湾。作曲家として何か音楽で恩返しをしたいという想いから谷村氏と意気投合し誕生した作品です。
尚、このCDは原典版の楽譜を使用してソプラノ(声)で録音していますが、管楽器のみで演奏できる楽譜の他、小編成版も制作しています。

中編成 グレード:4 楽譜:未出版

■編成 (Instrumentation)

関連記事

  1. ペル・ソナーレ / Per-Sonare

  2. March – Chagu – Chagu

  3. 「死者の支配する国」― 崇高なる光に包まれて / The Living Cherish the Deceased

  4. 「エスターテ」〜 蒼穹の風

  5. 祝典前奏曲「未来への緑風」 / Prelude to a Commemoration “Green Wind Heading for the Future”

  6. 「ナスカ」― 地上に描かれた遥かなる銀河 / Nazca Lines – The Universe Drawn on the Earth

  7. 春の詩 ― 風の丘の物語 / A poem of spring-story of the windy hill

  8. トウベルナルトの聖なる泉 / Tobernalt Holy Well

  9. 春陽の丘 / SUNSHINE ON HILL IN SPRING

  10. 「リヤン・エテルネル」~ 浄められた天使たちの愛 / Les Liens Éternels – The Love of Angels in the Disaster

  11. 「ザ・リング・オブ・ブロッガー」~太古の聖なる祭壇 【小編成改作版】 / The Ring of Brodgar” – The Stage of an Ancient Ritual.

  12. 水上都市「ヴェネツィア」- アドリア海の女王 / The Floating City “Venezia” – The Queen on the Adriatic

  13. 愛のソナチネ(サクソフォーン4重奏)

  14. アンティパスト

  15. ヴィンクロ・エテルノ / Vinculo Eterno