「聖徳太子の地球儀」― 斑鳩寺に鎖された記憶 / Prince Shotoku’s Globe – A memory sealed in the Ikaruga Temple

■作品名 (Title)
「聖徳太子の地球儀」― 斑鳩寺に鎖された記憶
Prince Shotoku’s Globe – A memory sealed in the Ikaruga Temple
■委嘱団体 (Commissioned organization)
ウインドアート出版 委嘱
■作品No (Work No)
036
■作曲年 (Composition year)
2005
■グレード (Grade)
3+
■演奏時間 (Duration)
■演奏可能最低人数 (musician)
28人
■参考音源 (Audio Sample)
■出版社 (Publisher)
ウインドアート
■解説 (Commentary)
八木澤教司「聖徳太子の地球儀」―斑鳩寺に鎖された記憶(2006)

■今回のウインドアート出版の委嘱作品「聖徳太子の地球儀」のテーマについて教えてください。

先駆けてウインドアート出版でレンタルされる《「ラス・ボラス・グランデス」~ 惑星を象る大石球の神秘》 (Las Bolas Grandes)に続く,オーパーツ・シリーズ第 2弾としてこのテーマを選びました。オーパーツとは「Out Of Place Artifacts」の 略で「場ちがいの加工品」という意味です。その時代には歴史上ありえない(存在の説明がつかない)物のことで,他にもコロンビアで発見された「黄金シャトル」や 「水晶のドクロ」など多々現存しています。今回の「聖徳太子の地球儀」も有名なオーパーツの一つで,最近,メールや手紙などで「八木澤さんには海外の遺跡をテーマにするだけでなく, 日本の遺跡や風土もテーマにして欲しい」と多くの方々からご要望を頂いていたので,このテーマを選びまし た(世界遺産ではありませんが…)。兵庫県の斑鳩寺に眠るこの「聖徳太子の地球儀」については, 詳しい解説が載せているサイトがありましたので,こちらをご参照ください。
●「聖徳太子の地球儀」については http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20030302/f0276.html

■八木澤さんの作品は古代遺跡、世界遺産、オーパーツといった壮大かつ神秘的なテーマが多いですが、どんなこだわりがあってこれらのシリーズを始めたのですか?

小学生の頃から謎めいた古代遺跡の神秘さに興味があったからです。きっかけは小 学2年生の頃, NHKで放映されたテレビアニメ「太陽の子エステバン」を見たことでした。 これは実在する中南米の古代遺跡の謎を解き明かしながら,幻の黄金都市 「エルドラード」を目指す冒険ストーリーで,実際の歴史に名を残した人物も登場させた充実した内容でした。もちろん「マチュピチュ」「ナスカの地上絵」もストーリー に登場します。年々,謎や未知なる領域が解明されていく,科学技術の進んだ現代ですが,吹奏楽 ファンの皆様にはぜひ夢とロマンを持って音楽を楽しんでもらいたい,中学・高校生 には古代の人々のエネルギー, 未知なる自然や謎に興味を持って頂きたいという願いを込めて書いています。 世界遺産・古代遺跡はまだまだあるので,私も幻の黄金都市「エルドラード」に向 けて書き続けていきたいと思っています。
●「太陽の子エステバン」については http://www.geocities.jp/omoide_box/index.htm

■今回は人数や難易度、時間に制約がありましたがそれをどのように作品に反映させたのか意図を教えてください。 又、この曲をどのようなバンドに演奏して頂きたいですか?

代表の神長さんに「2006年のコンクールに最適な曲を!」と,強くお願いされていたので,ウインドアートのホームページに記載されている 下記のような規定を守りながら作曲しました。
(1) 小編成(少人数)で演奏できる作品
(2) コンクールや演奏会でインパクトのある作品
(3) 生徒たちにとって無理のない音域や技量の作品
(4) 半年かけて練習をしても飽きることのないテーマ性のある作品

しかしながら,この「2006年のコンクールに最適な曲を!」という言葉を誤解されたくはありません。「最適な曲=勝てる曲」という意味ではありません。もちろんコンクールや演奏会で演奏した場合に,見栄えするように効果的な語法を心掛けていますが,これはコンクールに勝つための構成ではなく,聴衆の心に響き,印象に残るための語法です。もちろん金賞を目指すこと,上位大会を目指すことは団結力も高まり,音楽の向上に繋がるので良い考えだと思います。ですから,これだけに止まらず「聴衆の心に響く演奏を目標」としているバンドにぜひ演奏して頂きたいです。

■年末年始も無くご多忙のところインタビューのご協力ありがとうございました。今後の活動予定をお聞きするよりも、今一番何をしたいかお聞きした方が、きっとファンの皆さんは喜びますね。

まず、佐賀県の呼子でイカを食べたいですね!あとは岩手県の前沢牛を食べたいです。
2005年はこれで頑張れた感じがします。 それとラーメンも~(笑)。

神長)要するに美味しいものが食べたいのですね(笑)。

●ありがとうございました。

■編成 (Instrumentation)
Picc
Fl 1
Fl 2
Ob(Option)
Bsn(Option)
Eb Cl−Bb Cl 1
Bb Cl 2
Bb Cl 3
Alto.Cl−Bass Cl
S.Sax−A.Sax 1
A.Sax 2
T.Sax
B.Sax
Trp 1
Trp 2
Trp 3
Hn 1
Hn 2
Hn 3
Hn 4
Trb 1
Trb 2
Trb 3
Euph
Tuba
St.Bass(Option)
Timpani
Perc 1-4
Chimes/ Mari./Sus.Cym./B.D./Glock./Cymb./Vib./Sleighbell/Claves/Bongo(2)/Conga(2)/Tom-Tom(4)/Cym./W.Chime/

関連記事

  1. ファンファーレ「天と大地からの恵み」 / Fanfare – The Benefaction from Sky and Mother Earth

  2. 「ニルマル・ヒルダイ」~ マザーの微笑みに包まれて… / Nirmal Hriday – Filled Up with Mother Teresa’s Smile

  3. March – Tin – Sagu

  4. 暁光の幻 / A VISION OF THE FIRST LIGHT

  5. Celebres Overture

  6. トロンボーン協奏曲 / Trombone Concerto