「エディソンの光」~ メンロパークの魔術師 / The Inventions of Thomas Alva Edison – The Wizard of Menlo Park –

■作品名 (Title)
「エディソンの光」~ メンロパークの魔術師
The Inventions of Thomas Alva Edison – The Wizard of Menlo Park –
■委嘱団体 (Commissioned organization)
愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部 委嘱
■作品No (Work No)
142
■作曲年 (Composition year)
2013
■グレード (Grade)
5
■演奏時間 (Duration)
約7分20秒
■演奏可能最低人数 (musician)
50人
■参考音源 (Audio Sample)
■出版社 (Publisher)
ウインドアート
■解説 (Commentary)
■ 「エディソンの光」~メンロパークの魔術師/八木澤教司 作曲
The Inventions of Thomas Alva Edison — The Wizard of Menlo Park –/Satoshi YAGISAWA

トーマス・アルバ・エジソン(1847年2月11日~1931年10月18日)は生涯に約1300もの発明をしたアメリカ合衆国の発明家、起業家である(近年はスペルを意識したエディソンという言い方も存在する)。実際のエジソンの功績は伝記などで記された“発明”ではなく“発明”という行為を大勢の人間に認知させたことが何よりも重要なことである。それまでの発明と言うものは「立派な学校を出た一流の科学者が作り出すもの」という既成概念があった。しかしエジソンは立派な学校も出ていなければ、学位を持っているわけでもない。努力で身に付けた科学知識で様々な発明を作り上げていった。そして発明を一般人にも手の届く、アメリカンドリームを実現する手段へと多くの人たちに夢を与えた存在である。

エジソンは研究所が置かれたニュージャージー州のメンロパークにちなんで「メンロパークの魔術師」とも呼ばれた。幼少期の通称は「アル」。数多くの発明の中では「電球を発明した」人物としても有名。実際には電球の原理はエジソン以前にすでに知られ、エジソンの独創ではない。電球などの家電を含めて発電から送電までを含む電力の事業化に成功したことが最も大きな功績である。【八木澤教司公式Face Bookページより転載(2013.8.25)】
今から約二十数年前、私が中学生の時。ブレーン社のビデオ「Winds」で全日本アンサンブルコンテストの様子が取り上げられました。そこでガブリエリ作曲の《第一旋法による八声のカンツォン》を演奏する高校生たちの音楽が不思議と心に響き、やがては音楽自体にも魅了され作曲家の道を決意しました。今の私の生活の原点ともなるこの機会を与えてくれたのは愛知工業大学名電高等学校。この度ご縁があり同校より新作の依頼を頂き今夏《「エディソンの光」~メンロパークの魔術師》という新作が完成しました(電気学校に絡めエジソンがテーマ)。コンクールの自由曲を前提の依頼だったので現代的で難解に聴こえる作風にしようかとも迷いましたが、顧問の伊藤宏樹先生の教育に対する深いお考えや明るい生徒さんに触れていくうにち一般聴衆にも親しめるような調性のある音楽にすべきだと思い直しました。本日、東海代表として全日本吹奏楽コンクールの出場が決まった名電。かつて中学生だった私が名電の音楽に魅了されたように全国大会でも多くの聴衆に夢と感動を与えて欲しいです。関係者の皆様おめでとうございます!

◆「エディソンの光」の楽曲構成

第1部:何事にも興味を持つ少年時代
第2部:多くのことを探求し学ぶ、しかし興味がエスカレートし事件を起こす。
第3部:孤独の世界(聴覚の障害を持つ、また周囲から孤立してしまう)
第4部:発明への挑戦!
第5部:エディソンの功績を讃えて~未知なる可能性を求めて

◆ エジソンの名言集より(抜粋)

私の発明は、すべての人にとって役に立つ物でありたい。
そして、世界の平和に貢献するような物でありたい。
もし私の発明で一人でも人が死んだとしたら、
私には人生を生きる意味も資格もない。

なぜ成功しない人がいるかというと、
それは考える努力をしないからだ。

ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、
そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。

人生における失敗者の多くは、
諦めた時にどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである。

発明するためには、豊な想像力とゴミの山が必要だ。
私たちの最大の弱点は諦めることにある。

成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。

失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を七百通り見つけただけだ。

人間離れした天才だって?人間離れなどしていない。
私はあきらめないことの天才なのだ。

成功というものは、その結果ではかるものではなく、
それに費やした努力・時間の統計ではかるものである。

「失敗?」これはうまくいかないということを確認した成功だよ。

幸せは、財産、地位、職業などで決まるものではない。
その人が何を幸福と考え、不幸として考えるかで決まるのだ。

もちろん、生まれつきの能力の問題も、まったく無視はできない。
それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。

絶え間なく、粘り強く努力する。
これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。

私を天才だと言う人がいるが、それは違う。
みんなが自分の力をあらゆる方向に分散させているのに対し、
私は全てのエネルギーをひとつの仕事に集中しているだけなんだよ。

作りあげたものがうまく機能しなくても、それを無駄な物だと決めつけてはいけない。
それは次の一手になる。

■編成 (Instrumentation)

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