エンペドクレスの愛 / Empedocres’s love

■作品名 (Title)
エンペドクレスの愛
Empedocres’s love
■委嘱団体 (Commissioned organization)
熊本市民吹奏楽団 委嘱
■作品No (Work No)
053
■作曲年 (Composition year)
2007
■グレード (Grade)
4+
■演奏時間 (Duration)
約8分30秒
■演奏可能最低人数 (musician)
45人
■参考音源 (Audio Sample)
ブレーン
■出版社 (Publisher)
ブレーン
■解説 (Commentary)
熊本市民吹奏楽団の指揮者である山崎栄之進さんより「今までの八木澤作品と傾向の違う楽想かつ、多くの吹奏楽愛好者に親しまれる作品を」とご依頼を頂き作曲しました。以前、阿蘇にも連れて行って頂いたこともあり、当初は自然描写的な作品を書くつもりでいましたが、過去の作風と重なる雰囲気があり断念しました。テーマに悩んだある日、私が何度か訪れた際に感じた熊本のイメージを紙に書き出してみました。壮大な【地】、美味しい【水】、阿蘇の【風】、そして象徴となる【火】。すると哲学史で有名なエンペドクレス(B.C.450年頃)の唱えた4つの元素(リゾマータ)の根源に偶然一致することに気づきました。エンペドクレスとは詩人であり、医者でもあり、そして呪術的な能力も持った宗教家でもあり、最期はエトナ山の火口に飛込んで死んだ人物して知られる哲学者です。彼はこの4つの元素はもともと一つの球体で、【愛】と【憎しみ】の力関係が加わることで、配合が変化し異なる物質に見えると唱えています。今回はこういったやや観念的なアプローチから音楽を創り出してみました。
■編成 (Instrumentation)

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