◇ 合唱曲「あすという日が」
最近になって何名かの吹奏楽部の顧問の先生方から「八木澤先生の《あすという日が》を合奏の時の基礎練習で時々歌ってハーモニーやフレージングを整える練習に使っているですよ」と聞きました。だいぶ前に書いた合唱曲ですが、個人的に“合唱のみの分野”の壁を越えて、吹奏楽の畑でもこの曲を使用して頂けることはとても嬉しいです。作曲当時も吹奏楽で八木澤作品を取り上げてくださっているバンドにメロディーの歌い回しを統一する練習やチームワークを築く上でも歌って頂きたいという想いで書いたので尚更です。ただ出版元である教育芸術社の教科書を使用している中学校では比較的入手しやすい楽譜ではありますが、吹奏楽部顧問の先生が必ずしも音楽科の教諭である訳ではないし、吹奏楽業界の出版社ではないのでなかなか注文の仕方が判らないというご意見もあったので今回は少しご紹介させて頂きます。
基本的に楽譜は【ピアノ伴奏版】と【吹奏楽伴奏版】の2つに分けられ両者共、出版譜として購入可能です。前者の音源はYou Tubeで発見しましたのでご紹介します〈こちら〉。後者はこの日記をご覧になられている方はご存知のように東北福祉大学吹奏楽部の演奏する作品集CDVol.4【ひと夏の恋】に収録されています〈サンプル〉。
【ピアノ伴奏版】の楽譜の入手は〈こちら〉。他の作曲家の作品も2作品掲載されています!何と630円(税込)!
【吹奏楽伴奏版】は何とスコアとパート譜が別売となっていています。スコア〈こちら〉とパート譜〈こちら〉。スコアとパート譜はそれぞれ別に注文するオンラインショップですが両方合わせても合計3.255円(税込み)と吹奏楽業界ではあり得ない破格で私も今調べてビックリ!
東北福祉大学吹奏楽部の皆さんはリコーディングの時に全員暗譜で熱唱してくれました!ぜひぜひ皆さん歌ってみてくださいね!ちなみに吹奏楽版の楽器奏者の人数は15名程度(CDレコーディングもその程度の人数で行いました)で演奏できてしまいます!作品の解説はこちら。