◆ 明日よりロサンゼルス〜シアトル!
まもなく「第2回けやき楽曲研究会」が開催(3/4)されますが、その前に再び今日からアメリカへ行ってきます(2/24-3/1)。今回はシアトルでワシントン大学ウィンドアンサンブルの委嘱作品【「グラティチュード・ジャーニー」~ 永遠なる陸奥への想い】(原題:JOURNEY OF GRATITUDE- Caring Together for The Tohoku Region of Japan)のリハーサルが目的で、この作品は同大学が3月11日(日)に開催する東日本大震災チャリティーコンサートのオープニング作品として東北の美しい映像と共に世界初演される予定です。このコンサートには私の他にもジャズトランペッターのエリック宮城さんやシアトル交響楽団首席トロンボン奏者の山本浩一郎さんなどの日本人も協力し東北地方への義援金を募ります。追悼曲のような雰囲気ではなく明るく前向きな応援歌として作曲しています。シアトルに行くにあたって残念なことにJALは直行便が無くロサンゼルスを経由することに。せっかくの機会なのでロサンゼルスでも見聞を広めてこようと思います。シアトルではワシントン大学の他にも現地のバンドディレクターとのディスカッションなども予定されていて色々楽しみです。
一方、3月11日(日)は日本で21世紀の吹奏楽第15回“響宴”が開催されます。吹奏楽界へのデビューのきっかけともなった響宴から今回は新作【タイ北部民謡による狂詩曲「ラン・パーン」】の委嘱を頂きました。この曲は響宴のの趣旨の一つでもある“小編成作品の提案”も意識し、極力少人数で演奏できるかつグレード(音域・リズム・アーテュキレーションなど)も下げるように工夫して作曲しました。今まで私の作品に手の出せなかったバンドにも演奏できるのではないかと思います。20人弱でも充分演奏できてしまうこの作品は東海大学附属高輪台高等学校吹奏楽部によって世界初演されます。響宴が終わると初めてのバルセロナに行ってきます。ようやく生のサグラダファミリアを見ることができます。やはりJALには直行便が無く経由地であるパリにも数日滞在し見聞を広めようと思っています。