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7月, 2012
7月 15, 2012
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は母校である千葉県市川市立第二中学校に吹奏楽部の激励に訪れました。久しぶりに見た校舎は何も変わらず懐かしい。ここから私の音楽家としての歴史がスタートしたと想うと感慨深いものがありました。私の時代は部員は少なかったですが今は70名を越える大編成。明るい笑顔のある素敵な生徒さんたちでした!簡単に当時の吹奏楽部の様子をお話した後で質問タイム。生徒さんたちから「海外の話が聴きたいです!特にヨーロッパの!」と積極的な発言も。フランスやイタリアに行ったことのある生徒さんも数名いたので趣向を変えてスペインの観光名所や美味しい料理、吹奏楽事情などをお話させて頂きました。現顧問の忠地美幸先生(男性です)の穏やかな人柄が生徒さんにも影響しているようで、とても素直な表情で聴いてくれていました。尚、忠地先生はサクソフォーン奏者の彦坂眞一郎さんの恩師でもあります。その後、基礎合奏用に練習されているコラールを聴かせて頂いたのでワンポイントアドバイスと共に日本ではまだ導入されていない最新の基礎合奏法をご紹介したりしました。又、将来どんな道に進んだとしても人の縁やコミュニケーションを大切にすることをお話して羽田空港へ向かいました。市川市に住んでいながら市川市に普段いることが無く、疎遠になっていた母校。心よりご発展をお祈りします。
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7月 13, 2012
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本日は母校でもある武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルの演奏会が東京オペラシティコンサートホールがありました。なかなか演奏される機会の少ない《ザ・ウエスト・シンフォニー》(2006年)の第4楽章がメインプログラムを飾りましたが、シンフォニックなサウンドでとても素晴らしかったです。吹奏楽コンクールの課題曲も演奏されましたがアメリカの指揮者が味付けすると全く違った響きで新鮮でした。リチャード・ハンセン博士は主にアメリカで活躍していますが【教育=吹奏楽】の本場の国の先生だけあって技術的な音楽だけではなく、学生を育てることも大切にされていたのが印象的でした。東京オペラシティコンサートホールにいっぱいのお客様。学生さんも気持ち良く演奏出来たと思います。終演後は「あすという日が」の作詞家としても知られる山本瓔子先生やフランスを代表とするサクソフォーン奏者のジェローム・ララン氏、作曲家の戸田顕先生、川辺真先生をはじめ、ピアニストの織茂学、クラリネットの三浦幸二、サクソフォーンの浅利真、ウインドアート出版代表の神長一康といった大学時代から続く仕事仲間たちを中心に大宴会となりました!もちろん終電を逃しタクシーで帰ることになりました。
後日、演奏会の打上げ&帰国直前のハンセン先生のお別れ会を学生さんたちと共に行いました。この日もハンセン先生は「心を一つにする音楽」が大切であることを話されていました。そして学生さん1人1人に「夢を持ち可能性のある自分を信じる」よう言葉をかけていました。アメリカで著名な「博士」が音楽のみならず、ここまで関わりを持った人たちを大切にされている教育者であることに改めて感動しました。又、同時に私が海外で客演指揮をする時にまだまだやるべきことがあると痛感しました。「演奏会の成功」のみならず「関わった人たちに夢や希望」をもっと与えることができるよう「音」だけではなく「人」を感じることが大切だと戒めになった一日でした。私自身とても勉強になる良い機会でした!
★ 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル! はコメントを受け付けていません
7月 12, 2012
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日はビクタースタジオで合唱曲「GOOD LUCK〜希望のひかり」(里乃塚玲央 詞)のレコーディングをしました!藤井宏樹先生指揮、クーネル・コエンデンの皆さん、ピアニストの前田勝則さんの素晴らしいコンビネーションに感激しました!この楽譜とCDは8月に教育芸術社から発売されることになっています。クラス合唱の定番になるよう心を込めて作曲しました。発売をご期待ください!
◆ 合唱曲「GOOD LUCK」レコーディング! はコメントを受け付けていません
7月 10, 2012
By: S.Yagisawa
Category: 日記
オランダのde haskeから新譜《吹奏楽のための音詩「我ら鷲の如く空を舞う》(Like The Eagle, We Soar and Rise-A Tone Poem for Wind Orchestra)の出版された報告とサンプルが到着しました!この曲はシンガポールのスティーヴン・プゥア氏のご紹介でYuying Secondary School Concert Band(育英中学校)とその同窓会の委嘱で2010年の学校創立100周年記念のための委嘱作品として書いたものです。バンドディレクターとしてシンガポールで活躍するファイザル・ビィン・オスマン氏の指揮で世界初演されていますが、実はまだ日本ではコンサートでは演奏されていません。出版の方が早かった関係もあり真っ先に楽譜を入手し国内で演奏した団体が結果的に日本初演をすることになります。ぜひ演奏される際はご一報ください!私も日本初演がどこで行われるか知りたいです!尚、CDレコーディングはデ・ハスケの企画で既に名古屋芸術大学が行いました。現在、CDリリースに向けてオランダで準備中です。楽譜はすぐに日本でも取り寄せできますがCDは秋頃になる見込みです!
〈曲調〉
曲の場面は大きく3つに分かれ、第一場面は“学校創設に関わった人々の情熱”を、第二場面は“戦争をはじめとする困難”を、第三場面は“未来へ”といったテーマで様々な困難を乗り越えてゆく強い意志が描写されている。そして希望に満ちた未来に向けて更なる発展を願うファンファーレで集結の時を迎える。(スコアより)
[グレード:3 演奏時間:約8分]
◆ 新譜《吹奏楽のための音詩「我ら鷲の如く空を舞う》 はコメントを受け付けていません