やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 9月, 2010

▽ 激務続き…明日は福岡へ!

9月 30, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今月は本当に激務が続いています…。休む時間が現実的に無く体力的にも精神的にも追込まれています…。作曲の〆切はもちろんありますが、それ以外にも演奏会用の原稿であったり音楽雑誌への執筆であったり、出版社へ送るためのデータ制作であったりと本当に過酷。日が経つのが凄く速いです。もう明日は10月に…。

さて、オランダのデ・ハスケより新譜として発売された3枚のCDに【ヴォヤージュ】【モーセとラメセス】が収録されました。CDの詳しい内容に関してはこちらをご覧ください。又、【行進曲「故郷の想い出」】【ファンファーレ「天と大地からの恵み」】【ラルゴ】【西風に揺られて】【ヴォカリーズ】の楽譜がデ・ハスケから出版されることになりました。2011年の初頭には出版できるよう準備を進めています。

明日からは福岡県の嘉穂高等学校吹奏楽部の定期演奏会に委嘱作品【未知への飛翔】の初演を立ち会いに行ってきます。九州でリフレッシュしてまた頑張りたいと思います!

☆ FIORE 5th Concert

9月 25, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は音楽監督を務めた“ゆめ半島千葉国体”の総合開会式、そして夜はフルートアンサンブル“フィオーレ”の第5回コンサート。今回は【フィオリトゥーラ】【コロラトゥーラ】に続く委嘱シリーズ【テルミニ】が世界初演されました。会場にはウインドアート出版の神長一康さんご夫婦、クラリネット奏者の三浦幸二さん、ちょうど東京にいらしていた松本市民吹奏楽団クラリネット吹きの“れな姫”といったお馴染みのメンバーが駆けつけてくださる他、業界人から一般のお客様まで幅広く集まり満席となっていました。フィオーレの人気が高まっていることが判る熱気が会場であるルーテル市ヶ谷センターに漂います。

素敵な演奏が続くなか初演も無事に終わり打上に参加。ご多忙のなか駆けつけてくださった尚美ミュージックカレッジ専門学校作曲学科長を務める岩田学先生や武蔵野音楽大学の青木明先生、高久進先生といったフルートの先生方もご一緒に楽しいお酒の時間を過ごしました。2次会は岩田先生と2人で御茶ノ水駅付近にて終電まで行い帰宅。また明日から集中して作曲です。

☆ かつしかミュージックフェスティバル!

9月 23, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

綾瀬のホテルで目が覚める。三浦さんとフロントで待合せをしてタクシーにて“かつしかシンフォニーヒルズ”へ向かう。会場に着くと会場の舞台スタッフの女の子が話かけてくれました。「私、市川西高校出身で八木澤さんの曲をたくさん吹きました」と。そう【ザ・ウエスト・シンフォニー】の初演をはじめ【輝きの海へ】【ぷれりゅーど】など初期の八木澤作品を全て演奏していた吉田直先生の教え子さん。こんなところで再会できるのは不思議なものですね。一方、修徳高等学校吹奏楽部の生徒さんたちは顧問の高津和恵先生の指示のもとで忙しく走り回って準備。参加する中学校も次第に会場に到着!クラリネット奏者の三浦幸二さんの指揮&指導による【クラリネット・キャンディー】からリハーサル開始(写真)。続いて練馬区立開進第二中学校吹奏楽部と足立区立六月中学校吹奏楽部の合同による【シンフォニックバンドのための「ラルゴ」】、そして私の母校でもある市川市立第二中学校吹奏楽部、 市川市立第八中学校吹奏楽部、墨田区立両国中学校の合同による【行進曲「故郷の情景」】を私の指揮にて練習。そしてお弁当タイム!

第1部は中学校単独ステージ。新谷成子先生の指揮による六月中学校吹奏楽部の【ペルセウス】、サクソフォーン奏者でもある浅利真さんの指揮による開進第二中学校吹奏楽部の【カッパドキア】をはじめ中学生の見事な演奏が続きます。第2部は午前のリハーサルで練習した合同バンドステージ。こちらも今日初めて合わせたとは思えないほど勢いのある、そしてハートフルな演奏。そして第3部の修徳高校吹奏楽部の単独ステージでは浅利さんの独奏による【ヴォカリーズ】、三浦さんの独奏による【インテルメッゾォ】とプロとの共演で盛り上げ、更には会場のお客様も一緒に“やぎりんゲーム”を大々的に行い、一転して【太陽への讃歌】で客演ステージを締めくくりました。

全て無事に終了!高津先生はこの企画を運営から全てたったお一人で行いました。かなりのご苦労があったと思いますが各中学校の先生方、司会のハセジュンこと長谷川純子さん、ウインドアート出版の神長一康さんのご協力もあり、我々ゲストも含め先生も生徒も一丸となって創る楽しいステージになりました。そして生徒さんと記念撮影!

終了後は打上げ。都立墨田川高等学校吹奏楽部の生徒さんを全員連れて会場に応援に駆けつけてくれたサクソフォーン奏者の鶴飼奈民さんも参加!写真は両国中学校吹奏楽部の顧問である山崎先生と太田先生。吹奏楽の話から美術館巡りの話やら色々な話題で盛り上がりました!明日は尚美でアンサンブル試験に立会わなくてはならないのでお酒はほどほどに。また明日から作曲モードに切り替えなくてはなりません!

▽ 打合せ会!

9月 22, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日、シンガポールから戻ってからほぼ睡眠を取らず作曲。出発ギリギリまで作品を進め“かつしかシンフォニーヒルズ”に向かいます。明日開催予定である東京の修徳高等学校吹奏楽部の企画「かつしかミュージックフェスティバル」の練習のためです。この企画では私の指揮で私の新作を同高校吹奏楽部と近郊の中学校の合同で演奏し交流を深めるといった企画です。その他にもお馴染みのクラリネット奏者である三浦幸二さん、サクソフォーン奏者である浅利真さんもゲストでコンチェルトを演奏するなどで盛りだくさん。そんなことで今日は本番直前の初合わせなのです。3曲の練習を1時間というタイムリミットのなかで練習するといった大変なものでしたが、とても元気の良い生徒さんばかりでスムーズに練習を終えることができました。

終了後は顧問である高津和恵先生、三浦さん、浅利さんと4人で打合せと称した前夜祭。久しぶりに日本のビールを呑みました!その後は宿泊する綾瀬駅付近で三浦さん、浅利さんと3人で久々のラーメン終止!何故か皆でセットメニューでチャーハンまで。そしてビールも頼み2次会となってしまいました…。2人とも明日はソロを吹くのに凄いエネルギーです。さすがプロ!

■ 台湾6日目→帰国!

9月 21, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

台湾のホテルで目を覚ますこと6日目。遂に帰国の日、すなわち現実の〆切に追われ寝れない日々が始まる日。帰っても一時間も休むことのできないハードスケジュールが待っています…。しかしながら台湾でリフレッシュできたので頑張れそう。飛行機の時間に合わせてチェックアウトをすると本日も何と桃園汲音管樂團の皆さんが空港まで送ってくださるとのことで集まってくださいました。しかも昨日、私の携帯のストラップが壊れて困っていたことを覚えてくれていた台湾娘がストラップを届けてくれたのです。そして何と同団の音楽監督である林俊吉先生もご多忙のなか駆けつけてくださいました。林先生は台湾で最も有名な吹奏楽指導者の1人で平鎮國民中学校を台湾1位に導いた方でもあります。本当に温かい方々ばかりでとても楽しく気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。

空港で別れを惜しみながらもチェックイン。次にお会いする時までにはもっと話がしたい。日本語が通じない空しさが残ります…。でも通じないからこそ、ちょっとした一言が通じる喜び、気持ちが伝わる喜びを感じることができるのかもしれません。クラリネット奏者の三浦幸二さんと共に飛行機の出発時刻までビールで乾杯!飛行機を降りた瞬間、過酷な生活。最後の台湾を感じながら搭乗。帰国次第、益々気合いを入れて頑張ります。

■ 台湾5日目!

9月 20, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

台風騒ぎはようやくおさまり、というか基本的には私たちの近くには不思議と寄って来なく無事回避!今日はウインドアート出版の神長一康さんが一足先に日本へ帰りました。クラリネット奏者の三浦幸二さんと私は桃園汲音管樂團の皆さんと共に国立故宮博物館へ。博物館は台北にあり初日にいた場所へ再び戻る感じになります。その前にランチタイム!今日もたくさんの料理に囲まれ幸せ!写真は音大でクラリネットを専攻する台湾娘。

博物館を見学し夕方からは海老の釣り堀へ!まずはソーセージのような食べ物とビールで乾杯!

結局、釣りは上手く行かず全員合わせてたったの二匹。写真は海老を持つ台湾娘。三浦さんも私も初体験ばかりで刺激的!その後、海老を中心とした料理を食べながらドリンキングパーティ!再びビールで乾杯!桃園のホテル付近に戻り今後はBARへ!台湾式トランプゲームを習うこと既に23時。今日は一日台湾の若者の文化を学びながら遊んで呑んだ一日。次に会える日は恐らく半年後。今回のコミュニケーションが次回良き音楽として少しでも反映できれば…日本ではまずあり得ないような仕事抜きの贅沢な一日でした。明日は遂に帰国日。帰ったら徹夜の過酷な生活が待っています…。

■ 台湾4日目!

9月 19, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は本来ならば演奏会の日。ですが台風のため延期。昨日のリハーサルを見て改めて本番が聴けないのが悔やまれます。桃園汲音管樂團の皆さんはせっかく桃園にいるのに!ということで観光を企画してくれていたようですが風速45メートルの大型が来るのに、かえってご迷惑をかけると思い今日はキャンセルにして頂き明日再会することに。幸いにもホテルは超高級なので住んでしまいたいほどの快適さ!朝食を食べてから部屋で仕事を。写真はホテルロビーと外の様子。

ランチはクラリネット奏者の三浦幸二さんとウインドアート出版の神長一康さんと3人でタイ料理を!帰国後の様々なプロジェクトの打合わせをしながらビールにて乾杯!夜はバイキングでたくさん食べて早めに解散!それぞれが自分の仕事の時間とすることに。私は11月にシアトルに行きます。言葉の問題。今回の反省点を少しでも生かさなくてはならないと思い対策を練る時間に。伝えたいことが伝えたえられない悔しさは何とも言い難いものがあります…。私に期待し何か言葉を待っている生徒さんに自分の言葉で伝えたい。一言が言えない。本当に悔しいですね…。

■ 台湾3日目!

9月 18, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

台湾に来てからの2日間は本当にリラックスできています。睡眠もたくさん取り自由な時間もあり作曲のスケッチもする余裕もあります。とにかく食べて呑んで寝る!体重は明らかに増えていますが精神的な余裕があるのが嬉しいですね。しかしながら今日は重要な任務が!中正國民中学校が演奏する【眩い星座になるために…】の指導。日本のように毎日練習する環境が無いにも関わらずハートフルで素敵な演奏を聴かせてくれました。校門まで生徒さん保護者の皆様が盛大に迎えてくださり、照れくさいほどの歓迎ぶりに感動しました。練習終了後はサイン会と写真撮影!

ランチは先生方や保護者の皆さんと共に高級中華料理を!北京ダックの美味しさに感激!チャーハンも最高でした!

夕方は桃園へ移動し古華花園飯店(ホテル)へ。こちらのホテルも5月に宿泊していますが超高級!本当に一人で使用するにはもったいない部屋。しかし台風が接近!明日予定していた演奏会が延期になるとのこと!同時に明日行う予定であった重要なミーティングも出来ない可能性があるという緊急事態!予定を変更し今日の夜の演奏会リハーサルに伺うことに。演奏するのは台湾No.1の平鎮國民中学校。こちらも【眩い星座になるために…】。シンフォニックなサウンドで、過去のコンクールで【ザ・ウエスト・シンフォニー】を演奏をして第1位になっただけあり八木澤作品に慣れた音楽創り。他のプログラムも太極拳や少林寺拳法のような日本ではあり得ない音楽劇?が披露されクラリネット奏者の三浦幸二さんも、ウインドアート出版の神長一康さんもビックリ!人はあんなに高く飛べるんだぁと感心。生で二胡の演奏も聴け大満足!

その後は5月に客演指揮をさせて頂いた桃園汲音管樂團の皆さんがディナーパーティを開いてくれました。今回は重要なミーティングがあるため日本語の話せる通訳が三人も!

そして明日予定されていたミーティングが22:30よりホテルにて臨時開催。興味深いお話を伺うことができ実りある時間を過ごしました。またウインドアート出版がアジアでここまで注目を集めていることを改めて知った神長さんもご機嫌。深夜1時より三浦さんと共に近くのBARへ。神長さんも「今日はオレも行く!」と珍しく深夜の会に出席。三人で英語が基本的に通じにくいという問題点、コミュニケーションには中国語が必要であることなど今後の反省点を語り合いました。

■ 台湾2日目!

9月 17, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

台北のホテルで目をさます。今日は夜にドリンキングパーティがあるのみで午前・午後はフリータイム。午前中は過酷出会った日本での生活を癒すため、ぐっすり睡眠。午後はクラリネット奏者の三浦幸二さんと行動を共に。ウインドアート出版の神長さんは「どうしても一人で旅をしたい」とのことで別行動。後で聞いた話しでは地下鉄に乗ってグルメの旅をしていたそうです。三浦さんと私はリフレッシュするためにホテル付近のマッサージへ。英語は全く通じませんでしたが片言の日本語を話されるご夫婦で経営する店。写真は浴衣に着替えた三浦さん。二時間のスペシャルコースが何と日本円で4000円!バナナやお茶、そしてお土産までサービス付!足ツボマッサージが痛くて大変でしたが無事リフレッシュ完了!その後、大戸屋でビールを呑みながら日本風の定食を食べました。

ホテルで二時間ほど仮眠を取り夜のドリンキングパーティの開始。昨日と同様に黄健能さんご夫婦と5月に客演指揮をさせて頂いた空軍音楽隊の皆様と共にシーフードレストランにて盛り上がりました。今日も三浦さんは体格の良い軍隊の方と呑み比べ!何と先にダウンしたのは三浦さんでは無く軍隊のトランペット奏者。さすが三浦さん!

■ 台湾へ出発!

9月 16, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日から台湾へ出発です。今月はいつも以上に過酷なスケジュールなので台湾滞在中も作曲をしなくてはなりません。帰国したらすぐ徹夜の生活が再開されます。現在、京成八幡駅にてリアルタイムにて更新中!台湾滞在中は9月16日(木)〜9月21日(火)までメールの返信はできませんのて予めご了承ください。

ようやく台北の桃園国際空港に到着。天候の関係でJAL便は一時間遅れ…。名古屋経由で出発したクラリネット奏者の三浦幸二さん、中華航空で先に出発していたウインドアート出版の神長一康さんは既に到着していて、すぐに合流!タクシーにて台北の四季飯店(ホテル)へ!このホテルは5月の時も宿泊しましたがとても豪華!1人で泊まるにはもったいない広さです。しかも宿泊費が恐ろしく安い!飛行機でそれぞれ昼食をとったにも関わらずグルメの旅へ。このそぼろ御飯のような食べ物。とても美味しく一膳が80円と破格!青菜も美味しく二皿も。満腹で大満足で会計をすると何とトータル日本円で380円!しかしながらビールが置いてなかったのが無念!

その後、ビールが呑める店を探す旅に出たのでした。夜は5月にお世話になった黄健能さんと再会!12月に太陽への讃歌を演奏するという海軍音楽隊の皆様をはじめとするバンドディレクターの方々が15人も集まり私達をお迎えしてくださいました。美味しい料理が次々と現れ台湾式乾杯(いっき呑み)にてコミュニケーションを!神長さんと私は危険を感じ程々に。しかし付き合いの良い三浦さんは永遠に!そして瓶ごと呑みだしました。さすがです!

2次会は場所を変えてシーフードレストランへ。既に三浦さんは酔い神長さんに絡んでいます(笑)写真は黄健能さんの奥様(右)と武蔵野音大の後輩にあたる台湾のサクソフォーン奏者・ケリーさん。日本に留学していただけに日本語が上手です。それにしても三浦さんは体格の良い本場の軍隊の方と同等に呑む体力は凄いです!