さて明日からは香港に出発。9月16日(金)がコンサートです。「八木澤教司×香港原創管楽作品」と題されるチラシがようやく手元に到着。これによると香港の何名かの作曲家の作品が前半に演奏され、後半が私の作品展ということで客演指揮を務める雰囲気です。演奏団体はHKBDA Band Directors Wind Orchestraという名称なので指導者やプロの演奏家などによって構成されるメンバーだと思います。今回はニューヨークのホフストラ大学の委嘱で作曲した【ポンペイ】をメインに【サクソフォーン小協奏曲】【ザ・リング・ブロッガー】など6曲を演奏します。そしてクラリネット奏者の三浦幸二さんにもゲスト出演をします。今回は先方の予算の都合もありJALは使用できず…。ただ同じワンワールド系のキャセイパシフィック航空を使用するのでラウンジなどグローバル会員の特権は有効です。香港は両親と2月に行っているので今年2回目ですが客演は初めて。何が起こるか今からワクワクします。よって9/13(火)〜9/17(土)までは連絡が取りにくくなりますので予めご了承ください。
本日はいよいよ「八木澤教司”LIVE” in シンガポール II」の公演!今日までの私のリハーサルはたったの2回。しかも社会人バンドということで日本と同じく仕事を終えてから練習に参加する人も多く、2回ともだいぶメンバーが違いました。1回目はテューバ1人だったのが2回目は4人。トランペットは今日の本番には一気に10人になると言います。1回目のリハーサルは手際良くかなりのところまで詰めましたが、2回目のリハーサルでメンバーが変わり振り出しに戻り何かと不安もある中、当日を迎えましたが本番は凄く集中力のある演奏となりバンドの限界以上の音楽を感じることができました。特にリハーサル中は何度伝えても譜面にかじりついていた奏者たちが本番では私と目がしっかりと合いニコっと笑顔で会話し呼吸を合わせてくれたことには熱い魂を感じました。同じくゲストであるユーフォニァムの三浦徹先生の繋がりから国立音楽大学の学生さんたちも数人演奏に参加。シンガポール大使館から公使・山本広行氏ご夫妻を招いての満席の聴衆は日本では考えられないくらいの熱狂ぶり。奏者の頑張りや聴衆の熱気に応えるため私も臨時に生まれて初めての英語でのスピーチ。2年前は「ハロー!」しか言えませんでしたが今回は聴衆に笑いも取れました!とても楽しめた想い出に残る演奏会でした!写真はクラリネットパートの皆さん。見た目は日本語が通じそうに見えますが全く通じません!そしてシンガポール初演となる【マリンバ協奏曲】のワンシーン。
さて今回は「八木澤教司”ライヴ” in シンガポール II」という露骨なタイトルのコンサート。既にチケットは完売で当日券が無い状況。今年のシンガポールの課題曲を作曲者自身の指揮で演奏するということもあり中学・高校生で大半が埋まったと聞きました。バンドはシンガポール・ウインド・シンフォニーというバンドディレクターが7割を占めるという一般バンド。課題曲講習会の時にお会いした方やFace Bookで問合せをよく頂く方なども所属していて意外にもスムーズな流れでした。そんなことで通訳はいませんでしたが何の苦労も無くいつも通り自然に過ごすことが出来ました。演奏会では熱い演奏になるよう精一杯頑張ります!