★ シンガポール公演!
本日はいよいよ「八木澤教司”LIVE” in シンガポール II」の公演!今日までの私のリハーサルはたったの2回。しかも社会人バンドということで日本と同じく仕事を終えてから練習に参加する人も多く、2回ともだいぶメンバーが違いました。1回目はテューバ1人だったのが2回目は4人。トランペットは今日の本番には一気に10人になると言います。1回目のリハーサルは手際良くかなりのところまで詰めましたが、2回目のリハーサルでメンバーが変わり振り出しに戻り何かと不安もある中、当日を迎えましたが本番は凄く集中力のある演奏となりバンドの限界以上の音楽を感じることができました。特にリハーサル中は何度伝えても譜面にかじりついていた奏者たちが本番では私と目がしっかりと合いニコっと笑顔で会話し呼吸を合わせてくれたことには熱い魂を感じました。同じくゲストであるユーフォニァムの三浦徹先生の繋がりから国立音楽大学の学生さんたちも数人演奏に参加。シンガポール大使館から公使・山本広行氏ご夫妻を招いての満席の聴衆は日本では考えられないくらいの熱狂ぶり。奏者の頑張りや聴衆の熱気に応えるため私も臨時に生まれて初めての英語でのスピーチ。2年前は「ハロー!」しか言えませんでしたが今回は聴衆に笑いも取れました!とても楽しめた想い出に残る演奏会でした!写真はクラリネットパートの皆さん。見た目は日本語が通じそうに見えますが全く通じません!そしてシンガポール初演となる【マリンバ協奏曲】のワンシーン。
終了後は三浦徹先生と共にサイン会。中学・高校生が「アリガトウ」「アエテウレシイ」など片言の日本語で話しかけてくれるのは嬉しいですね。奏者の皆さんとはすっかり仲良し。リハーサルの時間は限られていましたが、限られた時間かつ“言葉の壁”があったからこそ、集中力のある密度の高い時間を共有できたのだと思います。来週は香港での公演。今度はどんな出会いが待っているのか楽しみです!