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10月, 2009
10月 30, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
昨日、本日と二日間に渡って2010年に開催される【ゆめ半島千葉国体】の式典音楽レコーディングがありました。昨日は千葉県警察音楽隊の演奏によるファンファーレのレコーディング。今年より隊長に就任された平林徹さんの指揮によって華やかなサウンドで収録。平林さんは武蔵野音楽大学の先輩。以前はよくコンクールの審査などでもご一緒していたので顔馴染みがあり、良い雰囲気で手際良く録音できました。
本日は前回の10月5日に市立習志野高等学校吹奏楽部と市立柏高等学校吹奏楽部のスペシャル合同バンドが録音した演奏に、先日の合唱コンクールで全国大会金賞を受賞されたという県立幕張総合高等学校合唱団の生徒さんによる合唱パートのレコーディング。素晴らしい歌声で感動的なのですが、既に録音されている吹奏楽伴奏にカラオケのようなスタイルで重ね録音をするので既にアゴーギグの加えられている伴奏に合わせるのは至難の技。しかしながら指揮者の山宮篤子先生の素晴らしい指導、千葉県合唱連盟理事長である粕谷宏美先生のアドバイスが加わり、奇跡的な絶妙なタイミングで吹奏楽と合唱がブレンドされていきました。制作を務めるワコーレコードの西村和幸さんの耳もさすが!幕張総合高の生徒さんはとても明るく素直で本当に心から音楽を楽しんでいる様子が歌声から伝わってきました。普段より山宮先生が素晴らしいご指導をされているのが合唱畑にいない私にも良く判りました。今回の千葉国体のCDはかなり技術的にも音楽的にもハイレベルな録音を残せたと思います。音楽監督としてこのような素晴らしいプロジェクトに関われたことを誇りに思います。関係者の皆様、レコーディングお疲れさまでした。
◎ 千葉国体レコーディング! はコメントを受け付けていません
10月 28, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
何かと英語で苦労する私ですが今回は本当にピンチ!12月にシカゴで開催されるミッドウェスト・クリニックに行くことに一年前より決定していましたが、英語ペラペラである作曲家の広瀬勇人さんと行き帰りの飛行機からホテル、様々なイヴェントやミーティングを全て一緒に過ごす計画で進んでいました。しかしながら広瀬さんが事情により今年はシカゴに行かないことに。。。結果的に私一人での命懸けでの旅となりました…。“どうしよう…”と本気で考えましたが、これも運命だと思い頑張らねば、と。基本的に英語が全く話せなくても当然ですが成田空港までは100%行けます。飛行機にも乗れるでしょう。問題は降りて上手く入国できるか。そして無事にホテルまで行けるか。ちなみにホテルまで到着すれば他にもクリニックに参加する日本人もたくさんいるので大丈夫、なはず。帰りも飛行機にきちんとチェックインできるのかなぁ、と不安は多い。航空会社もUnited Airlinesなので、日本語が通じるかも不明…。機内ではひたすらお酒を呑むしかないですね…。無事に日本に戻れたら究極のサバイバル日記を皆さんにお届けできるでしょう。
写真は東京ミュージック&メディアアーツ尚美・管弦打楽器学科専任講師の坂本浩志先生。いつも優しく丁寧なご指導は学生にとても人気があります。先日、ニューヨークに行かれたということで、お土産のチョコ群を抱えています。一方、べんべこ太郎の墓と共に写っているのはバンドディレクターの秋裕一郎さん。東日本大会で指揮する横浜南陵高等学校吹奏楽部が【「天童風犬伝」〜民話“べんべこ太郎”に寄せて】を演奏したこともあり、無事に演奏を終えたので山形県天童市までお墓参りに行ったとのこと。かなりの気合いぶりですね!
● 大変なことが…。。。 はコメントを受け付けていません
10月 25, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本日は渋谷に滞在しお昼は“男メシ”という肉丼のようなものを食べました。かなりボリュームありましたねぇ…。夜になると品川プリンスホテルに向かいました。シンガポールよりバンドディレクターのSteven Phuaさん、Faizal Bin Othmanさんが全日本吹奏楽コンクールの視察にいらっしゃっていて、ぜひお会いしたいとのことでウインドアートの神長さんと共に4人でディナーとなりました。Stevenさんは5月に浜松で開催された日本指導者クリニックで一度お会いしたことがあったので懐かしい再会となりました。お二人とも特に【輝きの海へ】をとても気に入ってくださっていて、最後のコラールではシンガポールの生徒さんたちも感動して泣きながら演奏していると熱く語ってくれました。会ったことも話したこともない私の作品を、楽譜のみから感じてハートフルな演奏をしてくれていると思うと胸が熱くなりました。その他、シンガポールでは【太陽への讃歌—大地の鼓動】【はてしなき大空への讃歌】【マチュピチュ】がよく演奏されているようです。Stevenさんは5月の時に私があまりにも英語が話せなかったこともあり、日本語を勉強してくださり、伝えたい言葉を日本語で一生懸命語ってくれました。
ホテルでのビュッフェスタイルだったので、かなり食べてしまいました。お二人はもう食べれない…と私の食べっぷりにも驚いていました…。更には私たちがシンガポールに行った時はドリアンを食べさせたいとのこと。噂に聞くドリアン。一体どんなものなのでしょうか!そして約3時間ほどのミーティングは一瞬で過ぎて、名残惜しくもお別れの時間。明日、シンガポールに帰るそうです。お気をつけてお帰りください。
■ シンガポールから はコメントを受け付けていません
10月 17, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本日は第57回全日本吹奏楽コンクール大学部門の開催日。昨日の夜に福島のいわきから戻ったばかりでしたが、東北福祉大学吹奏楽部が委嘱作品【「ヘリングの朝」〜そして暗闇は光に満ちた…】を演奏してくれるので名古屋国際会議場へ朝一で向かいました。今回、行動を共にするのは小学校、中学校、高校と長い時間を過ごした親友の風間学くん。彼とは中学校の吹奏楽部を通してより深い信頼関係が生まれ今日に至っています。彼は音楽の仕事をしている訳ではありませんが、いつも相談に乗ってくれたり助けてくれたりする本当に大切な仲間なのです。そういった友人が出来たきっかけを創ってくれた中学校吹奏楽部の3年間は私にとって最高の 財産であり、私も現在の中学・高校生、もちろん大学生たちにも、そういった濃い仲間を創る時間を創ってほしいという願いを込めて作品を書いています。
名古屋駅に到着するとお馴染みの名古屋ウィンドシンフォニー団長の三浦幸二さんと合流。3人で“いつもの”味噌カツセット定食を食べました。“いつもの”というのは、あのCD【ペルセウス】レコーディングの時に毎回食べいたのです。本当に美味しい!風間くんは初めてだったので大変喜んでいました。会場に到着すると既に演奏開始の5分前。何団体か聴いてロビーで歓談していると東北福祉大が演奏する課題曲Vの作曲者である江原大介さんと“八木澤さん?”“もしかしたら江原さん?”と全くの初対面でしたが出会い意気投合。そこにいつもお世話になっているオリタノボッタさんがいらっしゃって3人で記念撮影。そんな和やかな時間を過ごしながら東北福祉大の演奏を待っていました。
今回の東北福祉大の演奏は東北大会にも増して本当に素晴らしいものでした。こんなにも心を込めて演奏して頂き作曲者として本当に嬉しいですね。【ヘリングの朝】はこれまでの2年間の絵画シリーズではありません。学生さんと相談し彼らの専攻する“福祉”に関わりのある題材を探し、より情熱や想いを込めやすいものを選びました。そこで若くも亡くなったアーティスト、キース・ヘリングの人生をテーマにしたドラマティックな作風、八木澤ワールド全開の作品です。だからこそなのでしょうか。何よりも感動したのは私が想像していた以上の演奏解釈で“こんな表現方法があるのか!”と思えるほどのアプローチ。指揮者の松崎泰賢先生の音楽家としての情熱を感じるものであり、また実習などで本番まで全員が揃って練習できない環境にも関わらず心を一つにすることのできた学生さんたちの努力の賜物であると深く感銘を受けました。結果としては銀賞でしたが作曲家の中橋愛生さんやウインドアート出版の神長一康さんもその健闘ぶりを讃えていました。
今想い返せば東北福祉大との委嘱シリーズ第1作【「散歩、日傘をさす女性」— クロード・モネに寄せて】の全国大会(長野)の日は私は約2ヶ月に渡る40度を越える高熱との戦いの最中での応援。その時も風間くんと一緒でした。そして昨年の第2作【「優位な曲線」—ヴァシリー・カンディンスキーに寄せて】は【シンフォニック・エピソードI】初演の客演指揮の先約のため全国大会(大阪)には応援に駆けつけられず。今年は幸いにもインフルエンザにもかからず体調万全で聴かせて頂くことができました。そんなこともあり打上にも参加!作曲家の江原さんも東北福祉大の演奏を気に入ったようで、写真撮影から打上までご一緒してくれました。松崎先生と学生さんたちは課題曲と自由曲の作曲者と共に全国大会で打上げできることは、稀で貴重な機会だと本当に喜んでくれました。その後、江原さんと共に3次会までご一緒し既に深夜3時。その後は解散し風間くんと、大分から応援に駆けつけてくれたユーフォニァムの野口薫さんと3人で4時頃まで4次会。私は睡魔に襲われほとんど会話の内容を覚えていません。何かコンクールというよりも演奏会と思えるような楽しい1日でした。松崎先生、東北福祉大の皆さん、最高の演奏をありがとう!
◎ 全国大会! はコメントを受け付けていません
10月 12, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◎ 加藤優さん結婚! はコメントを受け付けていません
10月 11, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
☆ ファンファール本番 はコメントを受け付けていません
10月 10, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は新宿文化センター開館30周年記念委嘱作品【オルガンと吹奏楽のための祝典ファファーレ】の世界初演。同時に昨年に引き続き新宿区を活動の拠点にする小・中学校、高校生から一般バンドに加え他地域のバンドも集まる吹奏楽の祭典「新宿ユース・ブラスフェスタ2009」の講評者も務めさせて頂きました。昨年同様に全日本吹奏楽連盟副理事長の塚田誠先生も講評者としていらしていて今回も貴重なお話がたくさん伺えました。
活気のある楽しい演奏が続いた後に石津成人先生の指揮、新宿文化センター専属オルガニストの高橋博子さんの独奏、新宿区吹奏楽団の熱演によって無事に委嘱作品は初演されました。前回の練習よりも更にパワーアップした感動的かつパワフルな演奏でした!ありがとうございます!それにしても高橋さんのオルガンは本当に素晴らしいです。独奏で弾かれたバッハには思わず魅了されてしまいました。パイブオルガンの響きは生で毎日聴きたいと思うほどハマります。終了後は残念ながら打上げは欠席…(涙)明日のアンサンブル・ファンファアールの定期演奏会客演指揮のためバスにて飯田に駆けつけなければなりません!バスで4時間半と飯田に着くのは23時頃の予定。幸いフェスティバルが早く終了したので予約したバスまで少し時間がある!30分コースで石津先生、高橋さん、何名かの団員さんと軽宴会!何とかお付き合いできて後悔せずに出発できましたぁ。
飯田に到着するとすぐにファンファアールの皆さんの前夜祭に合流!委嘱作品を担当された阿部勇一先生もいらっしゃったこともあり二次会、ホテルロビーでの三次会と本番前日にもかかわわらず深夜3時まで呑んでしまいました…。長い一日となりました。明日は起きれるかな?
★ 新宿より世界初演! はコメントを受け付けていません
10月 07, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
尚美で管弦打楽器や吹奏楽を学んだ卒業生の中には「ピストルバルブ」など、あらゆる方面で活躍している人たちがいますが、本日は偶然フルートアンサンブル「MInKU」の皆さんにお会いしました。彼女たちは全員が尚美出身で本格的な活動を始めたのは1年前のようですが、第1回のリサイタルから客席が満席になるといった人気ぶり。尚美の体験入学でのパフォーマンスやサロンコンサートのような気軽に楽しめるイヴェントも行っているようです。本日は私のフルート四重奏曲【コロラトゥーラ】の練習をする予定だったということなので、せっかくなので少し聴かせて頂きました。実はリサイタルでも演奏するというご案内を頂いていたのですが私は先約で四国に行っていて聴けなかったのです…。本日は偶然にも念願が叶い聴かせて頂くことになった訳です。
とてもフレッシュで素敵な演奏!微妙なアゴーギグをそれぞれの呼吸を感じながらニュアンスを揃えていてとても良い雰囲気。メロディーラインを深くしっかりと歌い上げていて作品の特徴をバッチリ把握していました。 今後の活躍が本当に楽しみです!メンバー全員にお会いするのは本日初めてでしたが、皆さんそれぞれのキャラがあって良い感じです。次のリサイタルにはぜひ行ってみたいですね!公式ホームページではブログなど楽しく読むことができます。
☆ MInKU発見! はコメントを受け付けていません
10月 05, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◎ 千葉国体レコ! はコメントを受け付けていません