◆「ポンペイ」が米国テキサス州の課題曲に!
ニューヨークのホフストラ大学シンフォニックバンドの委嘱によって2011年1月に完成した《「ポンペイ」- 古代遺跡が語る大都市の繁栄と終焉》(Pompeii – The Ruins know the Long and Magnificent History)が名誉ある米国テキサス州吹奏楽指導者協会(Texas Bandmasters Association)主催のコンクール課題曲(グレード5カテゴリー)に選出されました。テキサス州は広いアメリカの中で最も吹奏楽な盛んな地域でもあり、お陰様で更なる海外展開へ繋がるものと確信しています。

この曲は私自身が実際に2010年の夏に南イタリアのポンペイ遺跡を訪れインスピレーションを得たものを《マチュピチュ》《ナスカ》に続く世界遺産&古代遺跡シリーズ第8作目としてドラマチックに描いたものです。今から約2千年前に想像を超えた文明を持つ大都市が存在した夢とロマンを特に若い吹奏楽ファンの皆様に知って頂きたいと願いを込めて作曲しています。既に国内でもブレーンミュージックよりレンタルが開始されていますので今後はアメリカだけでなく日本でも演奏されることを願っています。
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本年も嬉しいことにタイに客演指揮で伺うことが出来ました。タイの吹奏楽は元・天理高等学校吹奏楽部指揮者であった新子菊雄先生が基礎を作られましたが、先生の弟子たちが本当に素晴らしい音楽創りをされています。今回はクラリネット奏者の三浦幸二さん、サクソフォーン奏者の浅利真さんにも私の協奏曲シリーズを演奏して頂くためにゲストとして同行して頂きました。カセサート大学ウインドアンサンブルの指揮者でありNontri Orchestra windの音楽監督でもあるスロポーン先生は私の知る限りアジア諸国で最も深い音楽創りをされる方だと思います。新子先生から子供の頃に習った音楽創りを更に発展させて特殊な基礎合奏も見学させて頂きましたが本当に驚きました。
今回の演奏会のために私達のグッツまで制作されていました。演奏会終了後にはテレビ局の取材(下記に現地テレビニュースを載せました)や何百人という人々に一生懸命サインをしたり休む間も無く活動を行いましたが、毎夜3人で遅くまでホテルのBARで反省会をしながら
武蔵野音楽大学同期であった現在、北海道で中学校の先生をしている成戸幸輔くんに頼まれて北見吹奏楽団の創立30周年記念委嘱作品を手がけることになりました。今回は打合せと団の雰囲気を感じるために北見まで遠征!久しぶりに成戸くんとお会い出来たのも良かったですが、音楽監督の松田彰光先生のご指導は素晴らしく大変勉強になりました。松田先生とは何度もお会いしたことがあって貴重なお話を伺う機会はありましたが、実際に指揮をされてご指導されているのを拝見出来て本当に良かったです。「吹奏楽指導」というよりも「音楽指導」といった内容の濃いレッスンでした。何と松田先生は成戸くんの師匠だったようです。練習終了後は懇親会!刺身はやはり美味しかったです!
せっかくなので翌日は鉄道で札幌へ4時間半かけて大移動!香港や台湾に行けてしまう時間を費やすのはどうかとは思いましたが…せっかくなので。札幌ではスープカリーを食べたり信玄のラーメンを食べるなどリラックスをしたり友人に会ったりしました。タイに行くまでに美味しいものをたくさん食べなくてはという想いでした。。。




保井さんのお薦めのJamie’s ITALIANというイタリア料理店へ!予約しないと入れないようなレベルの人気ぶり。ロンドンは食事が美味しくないと多くの人に言われましたが決してそんなことはありません。きちんとした料金を支払えば美味しい料理には出会えます。結婚のお祝いデイナーとなりました!尚、ララン氏は夏にシンガポールで開催される吹奏楽フェスティバルで台湾のバンドと私の「サクソフォーン小協奏曲」を演奏してくれるようです。






今回、


ヘーレンフェーンに到着してロナルド氏と再会。本社まで車で20分程度。ヴァン・デル・ヴィーン社長 が早速お出迎えをしてくださり作品の出版スケジュールなどデスカッションを行いました。ここまでは問題無くいきましたがその後、様々なニュアンスで細かな質問をされると私の語学能力では厳しい…。英語の全く話せない4年前にハロー!しか言えない状態でシカゴで初対面した時に比べれば、今日ここまで辿り着いたことや出版計画を打合せできるだけ進歩かもしれませんが、この4年間の海外遠征では慣れたとは言え旅行で使用する英語のレベルとビジネスレベルは雲泥の差があると痛感。悔しい思いをしながらも会社内の案内をされることに。正面はあまり大きいイメージは無かったですが実際に中に入ってみると想像を絶する広大な面積。




実際に楽譜を印刷する工場や保管庫の広さも想像を絶するもの。大きなショッピングモールのような空間で圧倒されます。


デ・ハスケはゴールデン・チューリップホテルという素敵なホテルもご用意してくれました。ホテル内のレストランで社長とディナーミーティング!ウインドアート出版についてたくさんの質問を受けました。どうやらウインドアート出版の管理曲である「太陽への讃歌—大地の鼓動」が間違ってデ・ハスケに問合せが来ることもあるようで…。日本は一人の作曲家がいくつもの出版社と契約し単曲レベルでレンタル(出版)されますが、アメリカ、ヨーロッパは一人の作曲家が一つの出版社と専属契約を結ぶことが一般的。よってデ・ハスケがヨーロッパから私を売り出していることもあり、消費者は「太陽への讃歌」もデ・ハスケから出版されていると先入観で思うようです。ウインドアート出版が今の勢いでアジアだけでなくヨーロッパ進出していくと、そういった問題も出てくることになるので代表の神長一康さんとは早い段階で方針と対策を練らなくてはなりません。多くの発見と刺激を受けた成長のある一日でした!翌日は社長自らデ・ハスケ車でホテルから駅まで送迎してくださいました!
お馴染みJALを使用しパリ経由でアムステルダムに。パリまで約12時間近くかかりますがビジネスクラスだったので疲れずに行けました。ヨーロッパ線でのビジネスクラスは初めて使用しましたが本当に快適でした。シートも平面になりますし食事も好きなタイミングで何度でも注文できたりと既に「旅」を楽しむことができました。パリからアムステルダムは乗換えの飛行機に乗ってしまえば一瞬で着いてしまう感じ。今回はバタバタして宿泊ホテルへの行き方など調べずに日本を発ったため飛行機内では買ったばかりのガイドブックを読みながら学習。初日は移動日だったのでビール好きの私ならではのハイネケン・エクスペリエンス(ビール博物館)へ!入場料17ユーロを支払えば




