★ アムステルダムへ!
6月3日(日)に地元である千葉県市川市で開催された中学生を対象とした講習会の講師を担当した後、翌日からヨーロッパ(オランダ〜イギリス)へ向かいました。初めて行く2国に加え、慣れぬ国内での電車による一人での大移動もあり多くの経験を積むことのできた10日間でした。今回の旅の最大の目的はオランダのヘーレンフェーンにあるヨーロッパ最大級の大手出版社であるデ・ハスケ本社に行くこと。今回も様々な出会いと発見のある旅となりました。
お馴染みJALを使用しパリ経由でアムステルダムに。パリまで約12時間近くかかりますがビジネスクラスだったので疲れずに行けました。ヨーロッパ線でのビジネスクラスは初めて使用しましたが本当に快適でした。シートも平面になりますし食事も好きなタイミングで何度でも注文できたりと既に「旅」を楽しむことができました。パリからアムステルダムは乗換えの飛行機に乗ってしまえば一瞬で着いてしまう感じ。今回はバタバタして宿泊ホテルへの行き方など調べずに日本を発ったため飛行機内では買ったばかりのガイドブックを読みながら学習。初日は移動日だったのでビール好きの私ならではのハイネケン・エクスペリエンス(ビール博物館)へ!入場料17ユーロを支払えばハイネケンの生ビールが無料で呑める他、様々なアトラクションに参加できて楽しめます。出荷されるまでのビールの気持ちが分かる楽しい博物館でした!夜はネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を有名なコンセルトヘボウへ聴きに行きました。本番前はお客様がステージに乗ったり奏者が聴衆と共にウェルカムドリンクを飲んでいたりとアットホームな雰囲気。壁が無いだけに客席は満席!終演は22時を過ぎましたが、ここはヨーロッパ。まだ明るく安心、治安も東京よりも良いのでは?と思うほど。
朝になり散歩してアンネフランクの家を見たりクルーズで運河めぐりをしてアムステルダムを満喫。おとぎ話に出てくるような絵のような風景ばかりで素敵です。交通の一日券を購入するとトラム、バス、地下鉄も乗り放題。東京駅がアムステルダム中央駅をモデルにしたと言われるだけあって交通機関も日本と全く同じ感覚で乗れてしまい海外だと忘れてしまうほど。又、オランダはミッフィーちゃんの故郷なので専門店も多数!その他、風車やチューリップなどお馴染みのアイテムが街に広がります。
午後からはオランダ料理レストランでデ・ハスケの楽譜事業担当のロナルド・スラーハー氏と初対面。いつもメールのみで仕事していましたが、はやり顔を合わせるのは重要だと痛感しました。メインディッシュはラム肉のステーキとアスパラガス。本当に美味しかったです!そしてロナルド氏が常任指揮者を務める一般バンドの本番二週間前リハーサルを見学させて頂きました。指揮も素晴らしかったですが歌心のある演奏も素敵!国によって演奏スタイルが違うので勉強になりました!又、既に昨年は「はてしなき大空への讃歌」を演奏して頂いたようで団の皆様も私を知ってくださっていたのが嬉しかったですね!ヨーロッパでの私の作品の演奏頻度が増えていることは各国の団体からのメッセージやYou Tubeを通して把握してはいましたが生で反応があるのは本当に意欲に繋がります。
その他、アムステルダムでは「ひまわり」を見るためにゴッホ美術館を訪れました。とても判りやすい展示の仕方で楽しめました。又、最終滞在日までオールドタイプの風車を見ていないことに気付き、ちょっと外れまで探しに行きようやく発見!ちなみにニュータイプは鉄の骨組みで味気が全くありません…。これは外国人が日本の新しい建物より古い建物が好きなのと同じ感覚なのかもしれませんね…。アムステルダムハ本当に素敵なところでした!ヴェネツィア(イタリア)、バルセロナ(スペイン)と共に何度でも訪れたいところです!