やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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★ 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル!

7月 13, 2012 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は母校でもある武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルの演奏会が東京オペラシティコンサートホールがありました。なかなか演奏される機会の少ない《ザ・ウエスト・シンフォニー》(2006年)の第4楽章がメインプログラムを飾りましたが、シンフォニックなサウンドでとても素晴らしかったです。吹奏楽コンクールの課題曲も演奏されましたがアメリカの指揮者が味付けすると全く違った響きで新鮮でした。リチャード・ハンセン博士は主にアメリカで活躍していますが【教育=吹奏楽】の本場の国の先生だけあって技術的な音楽だけではなく、学生を育てることも大切にされていたのが印象的でした。東京オペラシティコンサートホールにいっぱいのお客様。学生さんも気持ち良く演奏出来たと思います。終演後は「あすという日が」の作詞家としても知られる山本瓔子先生やフランスを代表とするサクソフォーン奏者のジェローム・ララン氏、作曲家の戸田顕先生、川辺真先生をはじめ、ピアニストの織茂学、クラリネットの三浦幸二、サクソフォーンの浅利真、ウインドアート出版代表の神長一康といった大学時代から続く仕事仲間たちを中心に大宴会となりました!もちろん終電を逃しタクシーで帰ることになりました。

後日、演奏会の打上げ&帰国直前のハンセン先生のお別れ会を学生さんたちと共に行いました。この日もハンセン先生は「心を一つにする音楽」が大切であることを話されていました。そして学生さん1人1人に「夢を持ち可能性のある自分を信じる」よう言葉をかけていました。アメリカで著名な「博士」が音楽のみならず、ここまで関わりを持った人たちを大切にされている教育者であることに改めて感動しました。又、同時に私が海外で客演指揮をする時にまだまだやるべきことがあると痛感しました。「演奏会の成功」のみならず「関わった人たちに夢や希望」をもっと与えることができるよう「音」だけではなく「人」を感じることが大切だと戒めになった一日でした。私自身とても勉強になる良い機会でした!

 

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