◎ 千葉国体レコ!
本日は来年2010年に開催される【ゆめ半島千葉国体】の式典音楽のレコーディング。会場は市川市文化会館大ホールと私の自宅から約5分程度の場所。中学校の時から何度も使っていたホールですし何よりも【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】【March-Bou-Shu】【ザ・ウエスト・シンフォニー】といった多くの作品が初演されてきた馴染み深いホール。演奏は千葉県が誇る市立柏高等学校吹奏楽部、市立習志野高等学校吹奏楽部の選抜合同バンド111人。指揮は千葉県吹奏楽連盟理事長の新妻寛先生、千葉県警察音楽隊音楽監督の関根剛二先生、そして両高校の指揮者である石田修一先生、石津谷治法先生といった豪華な面名。エンジニアはワコーレコードの代表である西村和幸さん、ディレクターはウインドアート出版の神長一康さんといった作品集【ペルセウス】をレコード芸術〈特選盤〉に導いたゴールデンコンビ。私の任務は本日の収録を含む式典音楽の総合監督で、作曲家仲間である広瀬勇人さん、樽屋雅徳くんの素晴らしい編曲協力もあり心強い想いで収録を終えることができました。
しかしながら両校は本日が初めての〈合同〉とは思えぬほど息の合ったバンド。これほどハイレベルなレコーディングができるとは想像の域を超えていました。式典使用曲の録音だけしか残らないのが勿体ないほど各先生方の指導ぶりは素晴らしく、この指導している状況をDVDにして世に出したほうが面白いのでは?と思えるほど濃い内容。 本当に面白いと思える時間でした。しかしながらこのレコーディングはあと2日間残っています。本日、録音した演奏に合唱隊の重ね取りをするのと千葉県警察音楽隊によるファンファーレの収録とまだまだ気は許せません。ですが初日が大成功で本当に良かったです。テレビ局の取材などで会場を行ったり来たり。良い運動にもなりる1日でした!
終了後は指揮をされた関根先生(私のトランペットの師匠でねあります)と神長さんと臨時の打上。美味しいお酒と懐石料理で祝杯をあげました。