Archive for the ‘日記’
八木澤教司/悠遠の羇旅 ー 芭蕉の歩いた出羽路(西日本初演)
八木澤教司/悠遠の羇旅 ー 芭蕉の歩いた出羽路(西日本初演)
Satoshi Yagisawa / Faraway Journey – Five Haiku by Matsuo Basho
神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラ KOBE COLLEGE WIND ORCHESTRA
指揮…八木澤教司 Conductor : Satoshi YAGISAWA
山形県立東桜学館高等学校吹奏楽部委嘱作品として2021年5月に作曲、7月にラジオ放送により世界初演。山形と言えば「おくのほそ道」で知られるように松尾芭蕉が俳諧紀行をした自然豊かな地である。同部顧問である布川清史先生のご意向で、同高校の生徒さんたちに馴染深い芭蕉の五つの俳句を基に構成した。
眉掃を 俤にして 紅粉の花
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
五月雨を あつめて早し 最上川
雲の峰 幾つ崩れて 月の山
暑き日を 海に入れたり 最上川
芭蕉がこの俳諧紀行で出羽路(山形付近)を歩いたのが46歳、ちょうど私と同じ歳である。これも何かのご縁であろうと思い、自分自身で何度も訪れた山形の美しい風景と風土、温かい人々の様子を重ねながらイメージを膨らませた。 神戸女学院大学の三つの柱の一つである「リベラルアーツ教育」の観点から、学生たちと共に他のジャンルへの理解を深めながら音楽創りをすべく選曲した。(八木澤教司)
[2021神戸女学院大学音楽学部定期演奏会より]
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21世紀の吹奏楽“響宴”シリーズCD
未出版の邦人作品を世に送り出してきた21世紀の吹奏楽“響宴”。コロナ禍で2年間の延期、3年目は演奏会自体は中止になったものの選出された作品群を全国のトップバンドが渾身のレコーディング。第23回目となる今回は開催以来初めてCDのみでのアプローチで、幻の回となります。
第4回目、当日大学院生であった私は初めて作品が演奏されました。もし、あの時、このタイミングで作品が演奏されていなかったら、、、間違いなく私は作曲家という道を選択できていなかったでしょう。それほど新人作曲家の運命を担う大イヴェント。ぜひ、幻となる今回も多くの方々にお聴き頂きたいです。
今回収録された私の作品は「烏山頭〜東洋一のダム建設物語」。台湾人ならば誰もが知っている日本人、八田與一が命をかけて建設したダムをテーマにした内容。ワルシャワ吹奏楽指揮者コンクールで世界1位に輝いた甘粕宏和さんの指揮、国内外で幅広い活躍をされている廣田美穂さんのソプラノ、やまももシンフォニックバンドの熱演が楽しめます。
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大内孝夫著【音大崩壊】
「音大卒は武器になる」で大ブレイクした大内孝夫先生(名古屋芸術大学教授)の最新著書。とても斬新的な切り口で楽しみです!謹呈ありがとうごさいました!
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エターナル・フレンドシップ/八木澤教司
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神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラ〈体験〉
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現役講師陣が語る、神戸女学院大学音楽学部
現役講師陣である稲本渡(クラリネット奏者)、八木澤教司(作曲家)が神戸女学院大学音楽学部への魅力やご質問への応答をしました。もともとは2時間弱のトークLIVE配信でしたが30分にまとめたものを新たなコンテンツとして公開しました。ぜひ、音大を目指している方にご覧いただきたいです。
神戸女学院大学の魅力は?
神戸女学院大学音楽学部について
稲本渡、八木澤教司の担当科目は?
神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラ(吹奏楽)
オルチンの天使たち(レパートリー開発プロジェクト)
【吹奏楽のための詩曲「はてしなき大空への讃歌」八木澤教司】
【太陽への讃歌ー大地の鼓動 八木澤教司】
【主よ、人の望みの喜びよ J.S.バッハ/A.リード】
【CD制作プロモーション】
【学生たちの声】
神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラ
は、2019年度から音楽学部の授業科目として設立し、管・打楽器専攻生に加え、オーディションによって選抜された他学部学生、講師陣、演奏研究員によって構成されている。指揮者、作曲家、演奏家の多角的な指導のもとで作品を研究し、音楽創りをするリハーサルスタイルが主な特色である。年2回の主催演奏会だけではなく、中学・高校生を対象とした講習会を開催するなど、地域に根ざした活動も積極的に展開している。
2020年度より作曲家・八木澤教司が講師陣に加わることでハル・レオナード・ヨーロッパ(デ・ハスケ)と提携し、フィリップ・スパーク、トーマス・ドスなどヨーロッパを代表する作曲家の新作を日本初演、CDとして世界初録音する取り組みを開始。本学から吹奏楽曲の新しいレパートリーを世界に発信するべく、学生と講師陣は一丸となって活動している。
KOBE COLLEGE WIND ORCHESTRA
Kobe College Wind Orchestra (KCWO) is established as one of the courses in the music department of Kobe College since 2019. It consists of undergraduates who major in music specialising in wind instruments and percussion and non-music major students (who are selected through auditions), instructors and associate musicians. KCWO holds regular community activities such as training lessons for junior and senior high schools bands and regular concerts twice a year. It also features special rehearsals with conductors, composers, professional musicians for the purpose of researching and exploration of new and old music.
In 2020, internationally renowned composer, Satoshi Yagisawa appointed as one of the instructors in the College. He collaborated with Hal Leonard Europe (de haske) to present Japan premieres in concerts and CD recordings of new works by prominent composers from Europe such as Philip Sparke and Thomas Doss. This allows KCWO to reach new heights through performing new repertoire, reaching to the world through the sounds of KCWO.
八木澤教司作品の音源は公式You Tubeでも公開されていますので、ぜひご視聴ください。
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