やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

☆ 佐野2日目!

7月 20, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日の朝は久しぶりにホテルでゆっくり休みました。しかしながらホテルでも何かと事務仕事がありリラックスはできません。ですが、休養は比較的取れたのではないかと思います。お昼にクラリネット奏者の三浦幸二さんと共に待ち合わせして昼食を。ホテルの隣の店に行きランチを注文すると!何と大きな鍋。写真で1人前ですが、どうみても2〜3人前のサイズ。しかしながら美味しくて全て間食!午後は三浦さんと共に高校生の指導を行うこと4時間。写真はリードの選び方、発音の仕方、音程の合いやすい替え指を伝授する三浦さん。この練習室は恐ろしく暑い。明らかにシンガポールより暑いのです。演奏も熱く、あっという間の4時間でした。

夜は再び宴会。今日もラーメン終止!写真は左より三浦さん、オンダ楽器の五十嵐さん、青藍泰斗高の輿儀先生、オンダ楽器の田倉さん、佐野女子高の益子先生。楽しい時間を過ごさせて頂きました。明日は帰って作曲、明後日からは千葉〜京都〜北海道〜茨城〜神奈川〜イタリアと旅は休み無くまだまだ続きます。

◇ TO 佐野 !

7月 19, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

福島県郡山市経由で栃木県佐野市へ!到着次第、吹奏楽連盟主催のクラリネット講習会の講師でいらしていたクラリネット奏者の三浦幸二さんと合流。そして【仰ぎ見ること】の委嘱校である青藍泰斗高等学校吹奏楽部顧問の與儀和弘先生、【眩い星座になるために…】の委嘱校である関東学園大学附属高等学校吹奏楽部顧問の藤嶋啓子先生、更にはオンダ楽器の営業マンである“世界のタクラ”こと田倉さんと共に宴会!関東学園は群馬県館林市に位置しますが実際には佐野の隣町で近所。與儀先生と藤嶋先生はお互いの委嘱作品、そして学校名を知りつつもなかなか接点が無かったようで、今回お引き合せ出来て良かったです。色々な共通な話題もあり盛り上がりました。写真はお馴染みの三浦さん、與儀先生と卒業生の、はづきんぐ。そして田倉さんと藤嶋先生。

一次会終了後は、いよいよ佐野ラーメン。喜多方ではラーメンを食べることが出来なかったのでその分、期待は膨らみます!三浦さんは佐野に来るのは初めてということで気合いを入れてラーメンと立ち向かいました。写真は3倍盛りの佐野ラーメンを笑みを浮かべながら食べる三浦さん。写真では判りにくいですがオーシャンドラムのように大きな、どんぶりです。通常の3倍なので当然ですが…。全て間食した三浦さんは周囲の皆さんにも一目置かれたことは言うまでもありません。さすがです!

◆ At 喜多方!

7月 18, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

数日前より福島県の喜多方に滞在。10時過ぎの繁華街は写真の通り提灯の灯のみ。昼間は雷が落ちたり大雨になったり色々な自然現象がありましたが、夜は静かに風が心地よい。ご一緒していた作曲家の中村隆一先生、オーボエ奏者の市原満先生、マリンバ奏者の朝倉香絵先生と共に暗闇の町中を居酒屋を探す旅に。肝試しのような感じですね…。写真は30分歩いて見つけた居酒屋にて。左より市原先生、朝倉先生、中村先生。

今回はまとめてお昼のお弁当と夜に食べた品々の、ほんの一部を公開!喜多方にいたのにラーメン屋が早く閉まってしまいラーメンを食べ損ねてしまいました…。次の都は栃木県の佐野なので必ず佐野ラーメンを食べなくては!

☆ 尚美サマーフェスティバル!

7月 14, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日で私の担当する尚美の授業が一区切り。これより夏休みとなりますが、私自身は益々移動の連続で過酷なスケジュールとなっていきます。今日は授業の後にバリオホールにて【尚美サマーフェスティバル】が開催されました。佐藤正人先生の指揮する【サグラダファミリアの鐘】を聴くことも楽しみの一つでありましたが、同じく佐藤先生の指導する名物授業である吹奏楽指導法の研究発表会も同時開催。学生の石内眞木くんが佐藤先生のご指導の元で【太陽への讃歌(2010年改訂版)】を指揮するとのこと、楽しみは2倍です。両曲共、ウインドアート出版のレンタル譜なので代表の神長一康さんも会場に駆けつけました。佐藤先生の指揮は今日も情熱的かつ説得力のあるもので奏者との距離感が一切感じない。常に引き付ける音楽創りで聴衆に語りかけました。

後半は学生の指揮による演奏。石内くんの演奏も難曲にも関わらずクォリティの高いものでした。その他の4人の学生指揮者もとてもレベルが高く、佐藤先生より最先端の吹奏楽指導法を受け、しっかりと身につけていることが伝わりました。通常80分の授業で練習をしているようですが、恐らく1曲にかけられる時間は限られていたはず。ですが、全くそれを感じさせない、「研究発表会」というよりも「上質な演奏会」を聴けた大満足の時間を過ごせました。彼らが将来、バンドディレクターとして活躍する日を期待して。写真は石内くんと共に。撮影は企画広報課の米原さん。

○ 熊本へ!

7月 11, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

熊本市内には【エンペドクレスの愛】の委嘱団体である熊本市民吹奏楽団があります。団長であり指揮者である山崎栄之進さんは実は天草の出身。山崎さんより、せっかく天草にかかれるならば中学校に激励に行って頂けないかというご相談もあり、本日は天草の中学校へ。昨日の高校生たちも見学に来ていてとても熱心。午前中に約3時間くらい練習に立ち会いましたが、とても素直で明るい生徒さんたちばかり。益々の成長をお祈りしています!練習を終えると海老尽くしの専門店に伺うことに。今まで食べて来た海老って一体…。レベルが違い過ぎます…。本当に天草は美味しいものがあり過ぎて素晴らしい!車で市内に行くためには大きな橋を5つ渡ることになります。橋からは小さな島が見えるなど不思議な風景が続きます。

実は今回は交通費の経費を削減するために熊本市内に1泊することにしました。東京〜熊本の往復航空券を購入するよりもビジネスパックで往復航空券+市内ホテル1泊の方が不思議と安いのです!そこでせっかく熊本市内にいるので、勉強のために熊本県吹奏楽コンクール一般の部を途中でしたが観戦に行って来ました。昨日、練習見学をさせて頂いた天草吹奏楽団も出演しますし、山崎さんの指揮する熊本市民吹奏楽団(写真左)も出演します。私は以前、九州シティーバンドフェスティバルの客演指揮を務めたこともあり懐かしい方々にもお会いできました!又、大学の後輩であり熊本県吹奏楽連盟役員の林秀一先生にも久しぶりの再会。熊本の一般バンドの皆さんは団を越えた交流がありとても仲が良いので素晴らしいですね。終了後、山崎さんと共にドイツビールにて再会を祝い、その後、熊本市吹の打上げに参入!団の皆さんとは数年ぶりの再会だったので懐かしいメンバーも新しいメンバーもたくさんいました(写真右)。

22時頃からは林秀一先生と同じく吹奏楽連盟の椎葉葵先生と3人で林先生ご推薦のBARにてワインを楽しみました(写真左)。久しぶりにカクテルも呑みましたがとても美味しく大満足!色々と語り合い楽しい時間を過ごせました!最後はラーメン終止!でしたが…昨日の「北熊支那そば」の強烈な印象が強く…。もう一度、行きたい!天草!そして北熊!

☆ 天草へ!

7月 10, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

ホテルで約1時間の仮眠を取り朝5時過ぎに起床!今日は熊本県の天草に出発する日。熊本市内には何度も行ったことはありますが、天草に行くのは今回が初めて。食べ物も景色も素晴らしいと以前より噂は聞いていたので楽しみ!又、毎日、雨が降るといったシンガポールのような気候らしい。湿気には気をつけなくてはなりません!空港に早めに着いてラウンジにて休憩。久しぶりにテレビを見ました(自宅では見る時間がありません…)。

熊本空港から本来は飛行機で30分ほどで天草へ行けるようですが、運悪く飛行機がここ数日間、運休とのこと。1機しか無いようでメンテナンスとのこと。その関係で本日伺うことになる熊本県立苓明高等学校吹奏楽部の顧問である浦島慶一先生が2時間30分かけて空港までお迎えにいらしてくれました。先生との出会いはあまり類の見ないもので、私の務めている尚美ミュージックカレッジ専門学校へダイレクトに私を紹介してほしいとご連絡をしてくださったのです。その後、何度か電話でお話しましたが生徒さん想いの情熱的な印象。先生と初めて本日お会いしましたが私より10歳近くも若くとてもエネルギッシュでした。2時間半かけて先生の車で学校のある天草へ向かいます。浦島先生は八木澤先生に食べて頂きたいラーメンがあります!と、かなりお薦めの店がある様子。昨日のラーメン終止が出来なかった悔やみもありワクワク。先生の話によるとかなりの味とのこと。ようやく到着し食べたのが写真の「北熊支那そば」というラーメン屋。左がラーメンで右が食べ放題のキムチ。このラーメンはかなり凄い!これまでも美味しいラーメンは食べてきましたが感動的な味。求めていたのはこの味!という感じで心温まる懐かしい味これまでに私が食べた中で3本の指に入るラーメンとなりました!

学校に到着すると約5時間ビッシリの集中的な練習に立会いました。生徒さんは15人という少人数ですが、浦島先生の普段の温かいご指導が伝わるエネルギーのある生徒さんばかり。今日は生徒さんもえっ、もう2時間近くも続けて合奏していたの!」と自身が驚くくらい集中していたようです。近くの中学校の生徒さんたちも見学にいらしていましたが本当に熱心に聞いていました。写真は指揮をする浦島先生と生徒さんたち。夜は浦島先生が所属している天草吹奏楽団のコンクール前日の集中練習があるということで、食事は22時近くまでお預け!(笑)雨も降っているしホテルで1人でいるのも勿体ないので天草吹奏楽団の練習を見学させて頂くことに(写真)。とてもエネルギーに満ちたドラマチックな演奏!練習の雰囲気も穏やかで楽しく指揮者と団員のディスカッションが温かい。こんなバンドなら大変な練習でも楽しく感じるだろうなぁと思いました。話を伺うとつい最近【輝きの海へ】も演奏されたとのこと。きっと感動的な演奏だったのだろう、と聴けず悔しい気持ちになりました。

22時過ぎより浦島先生と何名かの団員さんたちで宴会。写真の一番、右が浦島先生、そして!何と一番左は!昼間に感動した「北熊支那そば」のご主人の息子さんである山口伸也さん。昼間の感動をお伝えしてかなり盛り上がり、ご主人に電話で感動を伝えたり、4種類の味があることなど多くのことを学ばせて頂きました。美味しいビール、刺身と共にかなり遅くまで語ってしまいました!睡眠時間約1時間だったのですっかり酔ってしまいました…。明日は中学校に午前中お邪魔して熊本市内に向かいます!

■ やぎりんの会 in summer !

7月 09, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

八木澤作品関西指導者連合会に続く関東地域を中心として企画される【やぎりんの会 in summer !】が年末に続き第2回目の開催。その前に本日の幹事でもあるヴィーヴ! サクソフォーン・クヮルテットの浅利真くんが指導する中学校が【カッパドキア】を演奏されているとのことで激励に立ち寄りました。写真は指揮をする浅利さん。クラリネット奏者の三浦幸二さんもせっかく東京に来ているのでということで一緒に同行しました。浅利くん、三浦さん、私は大学時代からの親しい仲。ですが指揮をする浅利くんは今日初めて見るので三浦さんも私もとても楽しみでした。 生徒さんはとても明るく雰囲気も良く浅利くんがとても良いバンド創りをしていることが伝わる時間を過ごさせて頂きました。吹奏楽指導者としての浅利くんの活躍もとても楽しみだと感じた楽しい時間でした。

さて、夜は【やぎりんの会 in summer !】のため品川へ皆で向かいました。この会は私の委嘱作品を演奏された学校の先生、団体の方々を中心に集まり親睦を深めるといった単なる宴会ですが、お互いにこの【やぎりん日記】や作品を通して“名前を知っている”人同士が集まっているので非常に楽しい会。今回も30名弱といったメンバーとなり大宴会となりました。幹事であるウインドアート出版代表の神長一康さん、浅利くんは参加者の皆さんにとても喜ばれていたのが伝わる良き出会いの場になりました。写真(右)は一次会の様子。写真(右)は神長ーさんの奥様である“ハセジュン”と【カッパドキア】の委嘱団体である千葉吹奏楽団の須藤和弘さん。2次会での神長さんは学生時代並みにお酒を呑み、いつもと様子の違う酔った彼に周囲の皆さんは新たな一面を見たと喜んでいました。益々、ウインドアートの人気も上がりそうです(笑)。

私は翌日早朝に熊本に旅立つ関係で羽田空港付近のホテルに宿泊。三浦さんも泊まることになりホテル付近で3次会。かなり呑みましたが三浦さんに幸せと喜びが訪れたというニュースが入りワインにて祝杯!残念なことにラーメン屋が見つからず…蕎麦にて終止…。明日こそは素敵なラーメンと出会いたい!ホテル到着深夜3時過ぎ。1時間ほど仮眠を取って熊本へ出発!

● 郡山市の焼き肉!

7月 06, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

東北ツアーも本日で終了!山形県からの帰り道である福島県郡山市で途中下車して地元・福島のバンドディレクターである二階堂卓さんのお薦めの焼肉屋でランチ。米沢牛だけあってとても美味しい!前沢牛、飯館牛といった東北系の牛肉の大ファンである私にとっては感動の連続。上品かつ広がりのある味、いつか音楽にしてみたい。しかしながら今日も食べ過ぎました…。自宅に帰ると徹夜の作曲が待っています…。そろそろ覚悟を決めなくては!

◎ 山形大学!

7月 05, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨年末頃だったと思います。山形県吹奏楽連盟事務局次長を務められる岩井宏樹先生から久しぶりにお電話を頂き「新作を書いて頂きたいのですが…」とご相談がありました。私はてっきり以前、岩井先生の指揮で【マチュピチュ】【ナスカ】を演奏して頂いた上山吹奏楽団の委嘱作品のことかと思って聞いていましたが、実は…。と、本当に丁寧に丁寧にお話してくださいました。岩井先生は山形大学吹奏楽団のOBで2010年12月に第30回定期演奏会を迎える後輩たちのために同窓会として何かをしてあげたい、 記念に委嘱作品ができたらという後輩の願いもあり、学生たちは八木澤先生に何とか頼めないかと願っているのですが…とのこと。私はスケジュールのこともありましたが、又、もう一つ気になることもあって後日に返事をさせて頂くことにしました。

とても嬉しいお話ではありましたが、気になること、というのは3年間連続で委嘱作品を書かせて頂いた東北福祉大吹奏楽部と音楽監督の松崎泰賢先生のこと。コンクール的な観点からすれば同じ東北ブロックの、お互いにライバルになる大学にあたるからです。私が作品を書くことにとって山形大学にも東北福祉大学にもご迷惑をおかけするのだけは避けたい。むしろ私は学生さんたちには視野を狭めず大学を越えた交流をしてもらいたいという考えを持っているからです。そこで、私は松崎先生に思い切ってご意見を伺おうと相談をしてみました。が、結果は意外にも逆でした。「八木澤先生に委嘱したいというバンドが東北に出て来たのはむしろ嬉しいことですよ、お世話になっている八木澤先生に益々活躍して欲しいと私達は思っていますよ」「私達?本当に学生さんも?」「学生にも聞きましたが同じ考えです、これによって学生もまた山形大との益々の交流になれば…」懐の広いお話を聞き、とても感動したのを覚えています。そして、私はスケジュール調整をしてから岩井先生にお電話したのでした。

それから半年ほどたって本日。5月末頃に岩井先生から再びご連絡を頂き、東北方面にいらっしゃる時に打合せをしたいので何とか立ち寄ってほしいとのこと。今日しか日程が合わず、2日前からご一緒している二階堂卓さんと共に山形大へ。その前に東北地方で人気NO1と言われるラーメン屋、龍上海に二階堂さんは連れて行ってくれました。これがまた不思議な味覚。とても美味しい、そして辛い。店の前で並んだだけの価値のあるものでした。17時に岩井先生と待合せ。そして学生さんたちを紹介して頂きました。実はこういった同窓会経由でお引き受けしたので学生さんに会うのも話すのも今日が初めて。山形大は学生指揮者のみで運営。外部指導者は一切いないといった状況を伺いながら練習場へ。広い場所で練習することが困難な環境のようで学生さんたちは講義をする教室で写真のように立って練習しているのです。学生指揮者の藁科徹郎くんは限られた時間で的確な指示を出す。学生さんたちは笑顔を浮かべながら応答。狭い環境だからでしょうか。ディスカッションがスムーズでとても息が合っています。練習していたのは私の作品ではありませんが、場面の色がはっきりと伝わる演奏。音の方向性の見える熱い演奏を聴かせて頂きました。

終了後は岩井先生、同窓会会長の音頭で幹部、演奏会実行員の学生さんたちと懇親会。二階堂さんも参戦。とても明るく素直な学生さんたちで作品を本当に楽しみにしてくれています。2次会は岩井先生を中心に更に作品の内容を打合せをするミーティング。学生さんたちは電子辞書や前もって用意していた資料を見ながら真剣に話し合ってくれています。最終的にテーマは山形にちなんで「さんくらんぼ」。岩井先生は「さくらんぼ」を造る農家の苦労を熱く語ります。学生さんたちは明日から早速、さくらんぼ調査チーを発足すること意気込んでいます。農家への取材や資料集めもしてくれるようです。感動的なラストを迎えられる10分を越える大作をとのこと。また徹夜との戦いを覚悟しつつ、泣きながら演奏をしたいと語る学生さんたちの気持ちに応える作品にしなくてはと覚悟を決めました。

「桜桃の実る季節」〜大地に輝く紅い宝石

山形大学吹奏楽団第30回定期演奏会記念・同窓会委嘱作品

☆ 東北福祉大!

7月 04, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

仙台のホテルで目を覚ます。本日は東北福祉大学吹奏楽部の第4回夏コンサート本番。リハーサルを終えると写真撮影を経てミーティング。実は私は定期演奏会には何度も伺ったことはありますが「夏コンサート」は始めて。定期演奏会は司会無しで進行していく吹奏楽の演奏会には珍しいタイプですが、今回は学生による司会もあるとのこと。又、初めて東北福祉大のポップスも聴けるようです。どんな演奏なのでしょう?

例年の本番よりも延び延びとしたサウンド感。音楽の広がりのあるオリジナルステージ。音楽監督&常任指揮者の松崎泰賢先生もノリノのご様子。学生さんたちも楽しそうに生き生きとした表情。客席を引き付ける演奏が続きます。今年は吹奏楽コンクールが全国大会に3年連続出場したことからお休みの年。そういった意味でのプレッシャーを背負っていないから尚更、音楽に集中できているのかもしれません。【ヴォカリーズ】もとても良い演奏になりました。松崎先生は学生さんにも私にもサプライズで最後の1フレーズをスライドトランペット持ち替えで演奏するといった演出!意外な松崎先生の演出に学生さんは笑顔を浮かべ舞台は更に明るくなりました。続くポップスステージはストーリー性のある内容かつ、オリジナルステージとは性格の違った愉快なアプローチ。司会も上手で一般のお客さんが楽しめる内容。“福祉大学”という専攻を感じさせる内容で温かみ溢れるステージで楽しめました。新たな一面を見れて良かったです!

夕方より大宴会、打上げ!松崎先生も笑顔が絶えません。学生さんたちもノリノリの乾杯。

お客さんの反応が舞台にしっかりと伝わり、大成功を確信した学生さんたちは音楽をする喜びを感じていたようです。松崎先生は指揮とソロといった2役を行いかなりお疲れの様子が伺えたので本日は2次会にて終了。

写真は左より、ひろぴょん、松崎先生、はるぴょん。3次会は福島のバンドディレクターである二階堂卓さんと2人でラーメン終止。今回も仙台っ子ラーメン!