●松本市民吹奏楽団
5月は、というか4月より、ほとんど更新できなかった【やぎりん日記】。思い出して書く時間も無いのでご紹介できませんが色々なことがありました。4月には浜松交響吹奏楽団の委嘱作品『邯鄲の夢』が感動的な演奏で初演されましたし、5月には関西学生吹奏楽連盟の客演指揮で大学生合同バンドと共に『マヤの紋章』の関西初演、小川佳津子先生の独奏と春日部高等学校吹奏楽部によって【コンチェルティーノ〜ソロ・パーカッションとウインドオーケストラのために】が初演、憧れのフィリップ・スパーク氏にもお会いしたし、浜松のバンドクリニックでは東北福祉大学吹奏楽部によって委嘱作品『ヘリングの朝』が初演、サックス四重奏『アリオンの琴歌』も名古屋で初演・・・・と続く。そして、何よりも作品集CD【ペルセウス】が無事に発売になり多くの方々から好評を頂いたのが嬉しかったですね。同世代だけで企画し演奏面や選曲だけでなく録音編集やジャケット校正まで責任を持って行った分、思い入れがあります。本当に完成品、演奏が素晴らしく名古屋ウィンドシンフォニーの皆さんには心より感謝しています。編集に力を注いで頂いたワコーレコードの西村さんやウインドアートの神長さんにも感謝です。
そして5月末日は音楽アドバイザーを昨年より務めさせて頂いている松本市民吹奏楽団第28回定期演奏会。熱演が続く楽しい演奏会でした。私のトーク中にはCD【ペルセウス】のプレゼント企画などもアドリブでやってしまい客席も盛り上がってくれました。同
団の音楽監督兼常任指揮者の竹田雄彦先生の音楽創りには本当に感動しました。昨年ヴェネツィアでご一緒させて頂いてお人柄に触れ、そして今回は改めて音楽創りを拝見させて頂きとても勉強になる一日でした。やはり人柄は音楽に出るのですね。本当に感動しました。
今週末は横浜開港祭ブラスクルーズの客演、そして、それ以降は全国各地へ飛び回る生活です。作曲の方はまもなく一段落しそうですが、その分体力勝負の夏になりそうです。
写真はスパーク氏と、そして東北福祉大学の演奏、三人で写っているのは左が樽屋雅徳くん、右が清水大輔くん。浜松のバンドクリニックで偶然若手作曲家三人が集結。