やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
Subscribe

○ シンガポール第2日目!

6月 25, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

日目:午後〈Raffles Girl’s School練習〉

シンガポールのホテルで目が覚める。もう出発の時間だ。12時にホテルのロビーにシンガポール国籍を持つ日本出身のバンドディレクター大浦武洋先生がお迎えにいらしてくださり現在、コンクールに向けて【ペルセウス】を練習しているRaffles Girl’s Schoolを訪れます。その前に大浦先生のお薦めの“焼き鳥屋”があるということでショッピッグモールへ向かいます。なぜ昼間から“焼き鳥”と思いましたが弁当(写真)のような上品な食事でとても美味しい。かなり並んで店に入るといった人気ぶりが判ります。

さて、Raffles Girl’s Schoolは3月の【Satoshi Yagisawa “LIVE”】のコンサートで私の指揮にて共演させて頂いたので生徒さんに会うのは今回で2回目となります。前回よりもとても良い雰囲気でドラマチックに演奏しています。女子中学校ということもありコーラスが若干大人しく聴こえてしまっているので合唱の練習に重点を置き、そしてピッチの合いにくい箇所やメロディーラインが埋もれてしまっている箇所などを修正して行くこと3時間。それにしても大浦先生の英語での通訳、とても勉強になります。なるほど!こう言うのか!と発見が続く勉強になる時間でした。写真は指揮をする大浦先生。一方、三浦さんはクラリネットパートのレッスン!

第2日目:夜〈バーベキュー 〉

大浦先生の指揮する大学であるNTU Symphonic Bandは同じく3月に客演指揮をさせて頂きました。前回はシンガポールの習慣もあり“打上げ”が無かったこともあり今回はバーベキューパーティーを大浦先生が企画してくださいました。プールのある写真は公園ではありません。大浦先生のマンションにあるプール付きの庭なのです。大浦先生のご自宅ははっきり言って豪邸!リゾートです。大理石の広がる室内には三浦さんも私もかなりの衝撃を受けました。メイドさんまでいらっしゃるなど驚きは続きます。この大浦先生のマンション内の大きな大きな中庭にあるバーベキュースポットに徐々に大学生たちが集まって来ます。最初は20名くらいでしたが最終的には40名くらいになったのではないでしょうか。

バーベキューのお肉を食べる前にカレーライス(写真)のようなものを学生さんより頂く。とても美味しいがボリュームが…。写真は現役の大学生Benjamin Yeoくんと共に。既にバーンハウスなどから作品が出版されている作曲家でもあります。私の作品を多く演奏しとても影響を受けたと何度も言ってくれ社交辞令かなぁと思っていたら作品を見せて頂いて納得。三浦さんと私にスコアを見せながら“ここは太陽への讃歌に影響を受けました”とか“はてしなき大空への讃歌の〜”といった具合に細かく説明してくれとても熱心。今後、シンカポールを代表する作曲家として楽しみです。恐らく日本でも演奏されていくのではないかと思います。

2次会は同じ中庭にある冷房のある室内で。写真は大浦先生と奥様。そして NTUの大学生の皆さん。今回は【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】のシンガポール初演に関わった大学生合同バンドの関係者、言い換えれば他大学の生徒さんもバーベキューに来ていました。大浦先生は日本のようにシンガポールの大学生たちも学校を越えて交流できる機会を増やしたいというお考えでお誘いしたようです。写真では三浦さんもすっかり大学生に馴染んでいることが判ります。私達は翌日オプショナルツアーを午前中に申込んでいるので早めに失礼して、と言っても23時近くですが、ホテルに戻りました。でも呑み足らず…昨日と同じ中華料理で軽く打合わせをして消灯。それにしてもシンカポールは蚊が多い。噂に聞く伝染病デング熱にならなければ良いのですが…。

Comments are closed.