やぎりん日記

今年度よりオープンした「作曲家 八木澤教司 公式 face book ページ」では既にご紹介していますが最近のデ・ハスケの新譜は台湾民謡もチティーフとした【タロコ族民謡による叙事詩「狩猟の歌」】（解説＆音源）（楽譜）、日本の武士道をテーマとした【「もののふ」～ 幕末をかけた熱き誠の魂】（解説＆音源）（楽譜）があります。又、ウインドアート出版からは《小編成改作版》シリーズがたくさんリリースされています。下記の動画をご覧下さい！

４月になり新学期がスタートしました！なかなか「やぎりん日記」が更新できないので今まで使用していたface bookページをバージョンアップさせて【作曲家 八木澤教司 face bookページ（ファンページ）】を新規オープンさせました！こちらはface bookのユーザの皆さんはもちろんですが、face bookに登録していない、したくない方でも無料で見ることができます。このファンページでは常にリアルタイムで更新できるので【新譜情報】【海外での活動報告】【演奏会予定】【日記】などが、ほぼ毎日楽しめます！もちろんface bookのユーザの皆さんは「いいね！」ボタンを押してくださいね！それでは早速、ご覧ください！八木澤教司

◎ 作曲家 八木澤教司 オフィシャル face bookページ（ファンページ）

http://www.facebook.com/SatoshiYagisawaOfficial

お待たせしました！東北福祉大学吹奏楽部とのコラボレーションＣＤ【八木澤教司アンサンブル作品集「パフェ・パラダイス！」】の先行予約を特典付きで開始しました！人気のフルート３重奏曲「トリプルあいす」と、その連作となる「パフェ・パラダイス！（新譜）」、そして「お団子ヘアの女の子」の連作となるクラリネット３重奏曲「ツインテールの女の子（新譜）」など１２曲のアンサンブル曲、そして縁と絆をテーマとしたボーナストラックとして合唱曲「光を抱こう（山本瓔子 詩）」の小編成吹奏楽版の初収録（楽譜：教育芸術社）、第60回全日本吹奏楽コンクールで披露された自由曲「リヤン・エテルネル〜浄められた天使たちの愛」、デ・ハスケから発売されたばかりの新譜「インテルメッツォ（独奏：三浦幸二）」、音楽監督の松崎泰賢先生が自らトロンボーンの独奏を務めた「けやきの杜で…」と盛沢山の内容になっています！若き大学生のエネルギーに満ちた演奏を存分にお楽しみ頂けます！収録曲の詳細やプロモーション映像、先行販売受付方法はこちらまで。

ワシントン大学の音楽祭では多くの収穫がありました。詳細はFace Bookに写真や動画付きで掲載しましたがアメリカと日本の吹奏楽への考え方の違いを知る良い経験になりました。帰国したばかりですが数日後にはパリに行き【サクソフォーン協奏曲第１番】の初演に立会います。せっかくなのでフィレンツェとローマに立寄り新作の題材探しをしてきます。さて本年も【けやき楽曲研究会 in 仙台】（３月３日）が東北福祉大学吹奏楽部の主催で開催されます。2013年度吹奏楽コンクール課題曲の解説と演奏はもちろん12月のミッドウエストクリニック（シカゴ）で紹介されたばかりの新譜をいち早く日本にお届けする企画。そして同大学の2ndアルバム【八木澤教司アンサンブル作品集ＣＤ「パフェ・パラダイス！」】の先行販売も予定しています。今回はクラリネット奏者の三浦幸二さんもゲストにお招きして数日前にオランダのデ・ハスケより出版されたばかりの【インテルメッツォ】も演奏します！ぜひお誘い合わせの上ご来場ください！

【第３回けやき楽曲研究会 in 仙台】についてはこちら。

明日からシアトルのワシントン大学が企画するThe 25th Annual PACIFIC NORTHWEST Band FESTIVALに招かれています。この音楽祭にはアメリカの中学・高校生たちが多く参加するようですが、私はその講評と客演指揮を頼まれています。今回はどちらかというと講評の方がメインで指揮は２日間の音楽祭の最後にワシントン大学のバンドを母体に中学・高校生たちが混ざり演奏するフェスティバルバンド。【メモリーズ・オブ・フレンドシップ】と【ファンファーレ「はやぶさ」】を指揮することになっています。ちなみにワシントン大学は【グラティチュード・ジャーニー】の委嘱団体でもあります。アメリカに滞在するのは６日間と短いスケジュールで帰国後にはウインドアート出版のお手伝いで「埼玉楽曲研修会」に伺ったり、響宴の練習に行ったり、尚美に行ったりと数日間を国内で過ごします。

そして２／１７からはヨーロッパを代表するサクソフォーン奏者・ジェローム・ララン氏の委嘱で書いた【サクソフォーン協奏曲第１番】がフランス・パリで初演されるのでテロの危険のある中で現地に行ってきます。実はララン氏と共に初演をしてくれる吹奏楽団は何と“パリ・ギャルド”の名で世界最高峰とも言われるギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団Orchestre de la Garde Républicaine（指揮：フランソワ・ブーランジェ氏）。本当に夢のような環境で作品が世界初演されることになります。あの【ディオニソスの祭り】を初演した団体に新作を初演して頂くのはとても光栄です。又、この協奏曲は既にララン氏によって台湾での再演が決定しています。かなり気合いを入れ過ぎて約18分の大作になってしまいました…。尚、ララン氏は３月には東京と名古屋でもリサイタルを行い、そこでも私の【サクソフォーン小協奏曲（尚美ウインドオーケストラ委嘱）】のピアノ伴奏版を演奏してくれます。ララン氏の演奏をＣＤなどで聴かれた方も多いと思いますが、ぜひこの機会に生で聴かれることをお薦めします。本当に素晴らしい音楽家です！詳細はチラシをクリック！

１２月はシカゴのミッドウエストクリニックから帰ってから集中作曲をして、気づくと新年を迎えていたというハードスケジューケでした。。。追われていた作品を書き上げたと思うと数日後からはシアトルで開催されるワシントン大学と中学・高校生たちの音楽祭にゲストで行くため再び海外遠征。２月はこの他、フランスとイタリアにも行くことになっています。さて、そんな環境の中で東北福祉大学吹奏楽部とレコーディングをさせて頂いたアンサンブル作品集ＣＤの発売時期が３月に決定しました。

ようやく収録曲も発表出来ることになりました。今回は様々な楽器編成による１２のアンサンブル曲を主体としてボーナストラックには同大学が第60回全日本吹奏楽コンクールで演奏した委嘱作品【リヤン・エテルネル】や２曲の独奏楽器と吹奏楽のための作品、そして「あすという日が」の続編として震災前の2010年に作曲していた合唱曲【光を抱こう】の合計１６曲を収録した盛りだくさんの内容。全国大会を終えて一週間後にこんなにたくさんの曲をレコーディングすることは学生さんにとって大変なものだったと思いますが、大学生らしいエネルギーに満ちた演奏になっています。多くの方々にお聴き頂けましたら幸いです。

◆ 下記はＣＤプロモーション映像（約10分）

ウインドアート出版設立１０周年記念・八木澤教司吹奏楽作品集ＣＤ【太陽への讃歌—大地の鼓動】が１２月１３日（木）に全国一斉発売となります。いつも公式ホームページをご覧頂いている皆様には発売日よりも早く、そして送料サービス、オリジナルポストカード（４種類）付で提供することにしました（12/6より発送開始）。これまで私は〈吹奏楽作品集〉が国内外より６種類発売されてきましたので今回で通算７枚目の作品集ＣＤとなります。特色としてはウインドアート出版からレンタルされている楽譜の音源のみを集めたこと。同出版社の代表である神長一康氏とは武蔵野音楽大学時代の同期であり、卒業後のデビュー時期からこれまで苦楽を共にしてきました。ウインドアートは当初、国内でも全く存在を知られず細々とした経営でありましたが、 今ではアジア諸国では日本の吹奏楽系出版社の中でも絶大な信頼を得ている他、ヨーロッパやアメリカへの開拓も年々増え目覚ましい活躍をしています。毎年、シカゴで開催されている世界最大級の吹奏楽指導者講習会・ミッドウエストクリニックではブースを出店していないにも関わらず、各国の楽譜輸入代理業者が神長氏を探し著説取引を交渉する姿も珍しいものではなくなってきました。神長氏の地道な活動が信頼を呼び、常に現場を大切にしている姿が日本だけでなく世界に広がった大きな理由だと感じます。

さて、そんなウインドアート出版も設立１０周年。神長氏と共に特に海外で人気の高い作品や代表作を再厳選し一枚のＣＤにまとめました〈収録曲は画像をクリック！〉。新たに録音したものから貴重な初演ライヴ、これまで発売されていたＣＤからの名演の引用を試み、音質をワコーレコードの西村和幸さんに再構築して頂く他、ネオ・クリエイトの村田努さんによる心温まるジャケットデザインと充実した内容です。今後のウインドアートの海外展開を目指すものでもあるため作品タイトルは英語に加えて中国語も制作。解説も日本語と英語によって記されています。今はYou Tubeなどの影響で容易に聴きたい音楽を入手できるため、ＣＤはほとんど売れない時代になり業界は益々不景気。売れないから創らないという考えもありますが、デザインも含め“持っていたいＣＤ”を創り続けるのも大切だと信じて、更に価格も抑え発売を決意しました。コンクールや演奏会の選曲だけではなく鑑賞用としてもお楽しみ頂けるものになっていますので、ご協力頂けましたら幸いです。ＣＤの申込みについてはこちら。