◆ 明日よりワシントン大学へ!
明日からシアトルのワシントン大学が企画するThe 25th Annual PACIFIC NORTHWEST Band FESTIVALに招かれています。この音楽祭にはアメリカの中学・高校生たちが多く参加するようですが、私はその講評と客演指揮を頼まれています。今回はどちらかというと講評の方がメインで指揮は2日間の音楽祭の最後にワシントン大学のバンドを母体に中学・高校生たちが混ざり演奏するフェスティバルバンド。【メモリーズ・オブ・フレンドシップ】と【ファンファーレ「はやぶさ」】を指揮することになっています。ちなみにワシントン大学は【グラティチュード・ジャーニー】の委嘱団体でもあります。アメリカに滞在するのは6日間と短いスケジュールで帰国後にはウインドアート出版のお手伝いで「埼玉楽曲研修会」に伺ったり、響宴の練習に行ったり、尚美に行ったりと数日間を国内で過ごします。
そして2/17からはヨーロッパを代表するサクソフォーン奏者・ジェローム・ララン氏の委嘱で書いた【サクソフォーン協奏曲第1番】がフランス・パリで初演されるのでテロの危険のある中で現地に行ってきます。実はララン氏と共に初演をしてくれる吹奏楽団は何と“パリ・ギャルド”の名で世界最高峰とも言われるギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団Orchestre de la Garde Républicaine(指揮:フランソワ・ブーランジェ氏)。本当に夢のような環境で作品が世界初演されることになります。あの【ディオニソスの祭り】を初演した団体に新作を初演して頂くのはとても光栄です。又、この協奏曲は既にララン氏によって台湾での再演が決定しています。かなり気合いを入れ過ぎて約18分の大作になってしまいました…。尚、ララン氏は3月には東京と名古屋でもリサイタルを行い、そこでも私の【サクソフォーン小協奏曲(尚美ウインドオーケストラ委嘱)】のピアノ伴奏版を演奏してくれます。ララン氏の演奏をCDなどで聴かれた方も多いと思いますが、ぜひこの機会に生で聴かれることをお薦めします。本当に素晴らしい音楽家です!詳細はチラシをクリック!