やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

★ 香港5日の旅!コンサート大成功!

9月 17, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日、帰国しました!今回の香港ツアーは今までの海外での経験が全て生かせた旅となりました。今回のプロジェクトを紹介して頂いたシンガポールのスティーヴン氏からは香港は通訳はいると聞いていましたが、結局いませんでした(笑)。現地に到着し、今から用意しましょうか?と言われましたがあえてお断りしました。自分の成長のためにも自力で全てやる必要があると思いましたし、やはり合奏は直接の言葉でないとメンバーのテンションも上がらないかつ説得力に欠けます。幸い主催者側もメンバーも素晴らしい方で意欲的でしたので何の不自由も無く楽しい5日間を過ごせました。ちょっとお腹の調子を崩しましたが…。写真は本場のジャスミン茶!とても美味しい!

現地で事情を聞くと今回のバンドはHKBDAバンドディレクターズ・ウインド・オーケストラで今回が旗揚げ公演となるようでした。香港では学校でもオーケストラが主流で吹奏楽の認知度がまだ低いとのこと。ですがバンドディレクターやプロのオーケストラ奏者たちが結成して香港の吹奏楽の発展を目指す第1回目のプロジェクト。演奏会は香港の著名な作曲家と若手作曲家の新作を演奏する第一部と私の作品集として第二部が構成され全て作曲家の自作自演。私に与えられたリハーサルは2時間制限のものが2回でしかも7曲も練習しなくてはならない環境。彼らの事前練習も無く一回目の練習が初見合奏と本来、難しい環境ではありましたが、一度指摘したことはすぐに改善され面白いほど順調に進みました。逆に通訳がいたら間接的になり2時間で7曲を音出しすることは不可能でした。またリハーサルはYAMAHA楽器店内のホールで行われていて、入口を見ると吹奏楽楽譜コーナーも。ブレーンの楽譜や日本の吹奏楽コンクールの課題曲が販売されていました。私の海外向け作品集CD【マヤの紋章】も販売されていました!見る度にCDが売れていて嬉しかったです。

練習後は毎回、ドリンキング・パーティー(宴会)もあり毎夜、遅くまで体力勝負!しかしながらフリータイムもあり同じくゲストであるクラリネット奏者の三浦幸二さんと共にマッサージ通いをしました。香港のマッサージは70分で約1500円と、とても安く驚き。しかしちょっと指圧力が強いです。中国語しか通じず我慢勝負の時も、しばしば。写真はカスタードマンを喰いちぎる三浦さん。そして台湾からメンバーに加わったユーフォニァム奏者のゾィちゃん。ゾィちゃんは日本大好き娘でした。演奏会はもちろん大成功!ウインドアートのブースも大盛況で神長一康さんも大喜び。ちなみに神長さんは現地に一人で残り休暇兼現地取材をしています。メンバーの皆さんもフレンドリーで本当に楽しい時間でした!日本から4時間と気軽に行ける距離なので、今度はグルメツアーに行きたいと思います!

★ 明日より香港へ!

9月 12, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日はまた多くの方々からメールを頂きました。 アメリカで起きた同時多発テロ事件から10年を迎えるのを前に、ニューヨークで10日犠牲者を追悼するコンサートが開かれた様子がNHKテレビニュースで流れたようです。このコンサートでも【あすという日が】を歌って頂いたようです。このような様々なところで歌って頂けて作曲家として、人間として、ほんの少しでも人に勇気や夢を与えられることができていると感無量です。私は直接何もする力はありませんが、多くの人たちが歌うことによって言霊となり明るい未来がやってくることを願っています。

さて明日からは香港に出発。9月16日(金)がコンサートです。「八木澤教司×香港原創管楽作品」と題されるチラシがようやく手元に到着。これによると香港の何名かの作曲家の作品が前半に演奏され、後半が私の作品展ということで客演指揮を務める雰囲気です。演奏団体はHKBDA Band Directors Wind Orchestraという名称なので指導者やプロの演奏家などによって構成されるメンバーだと思います。今回はニューヨークのホフストラ大学の委嘱で作曲した【ポンペイ】をメインに【サクソフォーン小協奏曲】【ザ・リング・ブロッガー】など6曲を演奏します。そしてクラリネット奏者の三浦幸二さんにもゲスト出演をします。今回は先方の予算の都合もありJALは使用できず…。ただ同じワンワールド系のキャセイパシフィック航空を使用するのでラウンジなどグローバル会員の特権は有効です。香港は両親と2月に行っているので今年2回目ですが客演は初めて。何が起こるか今からワクワクします。よって9/13(火)〜9/17(土)までは連絡が取りにくくなりますので予めご了承ください。

◎ CDあすという日が/夏川りみ&秋川雅史!

9月 08, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

既に「あすという日が」は私の手を離れ多くの出版社から様々な形態で編曲され出版されています。当初は私に編曲許可を求めることもありましたが最近はそれぞれの出版社が著作権協会(JASRAC)の権利使用申請の手続きを済ませ法的に話を進めています(法的な手続きをしていれば作曲者への承諾は必要無いようです)。私も海外への遠征が多いので許諾の連絡へ対応できないこともあるので個人的にはスムーズな流れで良いと思っています。ただ逆に私の知らないところで出版されているものに対して、私に問合せを頂くこともあり情報が無くお答えできないこともあります。多くの方に必要とされていることに感謝すると共に情報が手に無く申し訳ないと思うこともしばしば。今回は9月21日(水)に発売される夏川りみさんと秋川雅史さんのCDについて、私も情報が直接無いのでインターネットで調べお知らせします。ちなみに私のホームページはアクセス解析によると検索ヒットの上位を占めるのが〈あすという日が〉〈あすという日が 楽譜〉〈あすという日が CD〉〈明日という日が〉と吹奏楽曲では無くなってしまいました…。

【新聞記事はこちら】

◆CD「あすという日が」夏川りみ

4月にテレビ放映されたNHK「歌謡コンサート」で夏川さんが歌い大反響があり、その後は事務所にCDの発売に関する問合せが殺到したようです。今回はその時と同様に編曲は村松崇継さん。そしてバックコーラスも同じく合唱団ユマニテの皆さん(ブログにレコーディングの様子あり)。テレヒ放映の時よりもアレンジはヴァージョンアップされ、ギター、ベース、ピアノ、シンセサイザーを入れ、夏川りみの歌を主体に、 合唱(コーラス)&ストリングス(ダブルカルテット)も加え、優しく暖かい、それでいて歌の説得力を増すモノニナッテイルそうです。村松さんは作曲家でもありリベラが歌う「彼方の光」など感動的な作品を書かれた素晴らしい方なのでとても楽しみです。ご本人のブログにもポップに素敵に仕上がったというコメントがありました。尚、このCDカラオケ版も付いている他、私の好きな曲でもある「切手のないおくりもの」も収録されています。税込1200円、ビクターより全国一斉発売、現在インターネットなどでも先行予約受付中。サンプル音源はこちら。とても素敵!

◆CD「あすという日が」秋川雅史

関係者を通じて以前から夏川さんと親交のあった秋川雅史さんも「あすという日が」に興味を持ち“それならば、それぞれの世界観で表現し、一人でも多くの人に伝えましょう”ということでそれぞれのレーベルから同日発売することに決定。テノール歌手である秋川さんは「千の風になって」や日本の歌で人気のあるアーティストなのでクラシカルスタイルになると思われます。なんとCDには特典ピアノ楽譜も付録とされています。又、こちらも私の好きな曲である「翼をください」も同時収録。税込1200円、テイチクより全国一斉発売、現在インターネットなどでも先行予約受付中。サンプル音源は見つからず…。

尚、9月は「あすという日が」がANAの飛行機内でも聴けるようになりました。私はJAL派なので聴くことはできませんが…。

★ シンガポール公演!

9月 06, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日はいよいよ「八木澤教司”LIVE” in シンガポール II」の公演!今日までの私のリハーサルはたったの2回。しかも社会人バンドということで日本と同じく仕事を終えてから練習に参加する人も多く、2回ともだいぶメンバーが違いました。1回目はテューバ1人だったのが2回目は4人。トランペットは今日の本番には一気に10人になると言います。1回目のリハーサルは手際良くかなりのところまで詰めましたが、2回目のリハーサルでメンバーが変わり振り出しに戻り何かと不安もある中、当日を迎えましたが本番は凄く集中力のある演奏となりバンドの限界以上の音楽を感じることができました。特にリハーサル中は何度伝えても譜面にかじりついていた奏者たちが本番では私と目がしっかりと合いニコっと笑顔で会話し呼吸を合わせてくれたことには熱い魂を感じました。同じくゲストであるユーフォニァムの三浦徹先生の繋がりから国立音楽大学の学生さんたちも数人演奏に参加。シンガポール大使館から公使・山本広行氏ご夫妻を招いての満席の聴衆は日本では考えられないくらいの熱狂ぶり。奏者の頑張りや聴衆の熱気に応えるため私も臨時に生まれて初めての英語でのスピーチ。2年前は「ハロー!」しか言えませんでしたが今回は聴衆に笑いも取れました!とても楽しめた想い出に残る演奏会でした!写真はクラリネットパートの皆さん。見た目は日本語が通じそうに見えますが全く通じません!そしてシンガポール初演となる【マリンバ協奏曲】のワンシーン。

終了後は三浦徹先生と共にサイン会。中学・高校生が「アリガトウ」「アエテウレシイ」など片言の日本語で話しかけてくれるのは嬉しいですね。奏者の皆さんとはすっかり仲良し。リハーサルの時間は限られていましたが、限られた時間かつ“言葉の壁”があったからこそ、集中力のある密度の高い時間を共有できたのだと思います。来週は香港での公演。今度はどんな出会いが待っているのか楽しみです!

★ 今年3度目のシンガポール!

9月 04, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨日は台風の影響は無かったものの成田空港のトラブルで飛行機の出発が遅れホテルに3時間遅れでチェックイン!1月の課題曲講習会、5月のコンクール審査に続き今回で今年3度目のシンガポール訪問。今回の目的は演奏会の客演指揮のため。リハーサル時間が限られているので結構大変なプロジェクトではありますが、逆にフリータイムがたくさんあったので肉体的にはとてもリフレッシュできます。さて今回のホテルはラッフルズシティにあるSwissotelでとても豪華!62Fの部屋かつキングベットで一人で過ごすには本当に勿体ないほど広いです。そして何よりも景色が素晴らしい。写真は一角ですがマーライオンやカジノやシンガポールフライヤーなど主要観光名所が部屋から見えてしまいます。昼と夜を写してみました。

さて今回は「八木澤教司”ライヴ” in シンガポール II」という露骨なタイトルのコンサート。既にチケットは完売で当日券が無い状況。今年のシンガポールの課題曲を作曲者自身の指揮で演奏するということもあり中学・高校生で大半が埋まったと聞きました。バンドはシンガポール・ウインド・シンフォニーというバンドディレクターが7割を占めるという一般バンド。課題曲講習会の時にお会いした方やFace Bookで問合せをよく頂く方なども所属していて意外にもスムーズな流れでした。そんなことで通訳はいませんでしたが何の苦労も無くいつも通り自然に過ごすことが出来ました。演奏会では熱い演奏になるよう精一杯頑張ります!

○ シンガポールへ出発!

9月 03, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

台風も大丈夫そうなので、これよりシンガポールへ予定通り出発します。ちなみに今年3度目のシンガポール。今日は到着次第、ユーフォニァムの三浦徹先生のリハーサルを見学させて頂き、明日の私のリハーサルに繋げてゆきたいと思っています。今回も色々な方々にお会い出来るのを楽しみにしています。シンガポールからは7日(水)の夕方に戻ります。良いリハーサルをして、多くの聴衆に喜んで頂けるよう頑張ります。写真は前回のもの。

◆ シンガポール公演!

8月 26, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

9月6日にシンガポールのSingapore Conference Hallで開催されるSingapore Wind Symphonyの客演指揮に招かれています。ようやく情報が入り私はどうやら第二部に出演するようです。八木澤教司特集としてファンファーレ【はやぶさ】、シンガポール課題曲【メモリー・オブ・フレンドシップ】【シンガポール・フライヤー】、Iskandar Rashid氏をゲストに招いた【マリンバ協奏曲】、デ・ハスケの新譜【西風に揺られて】、最新作で未出版の【華麗なる終焉へのオマージュ】を指揮することに決まりました(詳しくはこちらをクリック!)。 Singapore Wind Symphonyについて尋ねるとバンディレクターが集まるディレクターズバンドのような雰囲気。こういった客演指揮はだいぶ慣れてきましたが国によって観客が求めているものが違うのが難しいです。日本でも普段音楽を聴かれない人に楽しんでもらう演奏するのと、シビアなクォリティーを期待している人に聴いてもらう演奏をするのでは違いますが、海外の場合は情報が無く現地に行ってようやく判るので何かと心配が多いです。ですが私はどんな時でも人の心に響く音楽創りを目標に全力で向かい合いたいと思っています。さて、今回は著名なユーフォニァム奏者の三浦徹先生もご一緒にゲストで招かれています。英語が堪能な三浦先生の指導をしっかり勉強させて頂きたいと思っています。現地には9月3日入り!もちろんJALで出発!まもなくJGCプレミア会員に到達できそうです!

さて、9月16日は香港のTsuen Wan Town Hallで開催されるコンサートにクラリネット奏者の三浦幸二さんと共にゲスト出演!こちらはシンガポールから帰り4日間、尚美などで仕事をしたらすぐに出発しなくてはならないハードスケジュール。こちらも第二部が八木澤教司特集ということで6曲ほど指揮をさせて頂きます。香港でのゲストは初めてなのでバンド事情も全く知らず何かと心配もありますがベストを尽くしたいと思います。今日はこれから出身地でもある岩手県北上市へ移動します。帰ったらシンガポールにすぐ出発!

◆ ラ〜メン・ヌードルズ!好評発売中!

8月 24, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

ヴェネツィア〜パリの旅から昨日帰国しました。ロメオとジュリエットの舞台があるヴェローナーまでヴェネツィアからイタリア鉄道ユーロ・シティという特急の旅に出ましたが、、、指定席を購入した帰りの電車が来なかったり、、、次の時刻の特急に乗ったもののストライキがあり2時間近くも途中の田舎駅で停車したままの状態が続いたりとトラブルも多々ありました。ですが、これまでの海外トラブルに比べるとグレード2+程度で特別焦ることもなく無事に解決!やはりヴェネツィアは最高の都市でした!ただ2年ぶりで忘れていましたが恐ろしく物価が高く驚きました。ヴェネツィアは相変わらず日本語が通じましたがヴェローナでは日本語どころか英語もなかなか通じず…。しかしながら何の不自由も無く帰ってこれたのは、これまでの予測不能なトラブルを解決した経験だと思い、ウインドアート出版で「決定版!海外トラブルマニュアル」といった本を出版しようかと思っているぐらいです。。。。さて、パリでは5月に行けなかったルーブル美術館でモナ・リザを見たりオランジュリー美術館でモネの360度展示される睡蓮を見たりしました(写真はエッフェル塔)。食べ物も美味しく食べ過ぎ呑み過ぎな毎日でした。。。そして何よりも日焼けし過ぎて肌が痛いです。。。。

ここからが本題!遂にブレーンミュージックよりバリ・テューバ四重奏曲【ラ〜メン・ヌードルズ】の楽譜とCDが発売になりました!全4楽章でそれぞれ「第一楽章:やっぱり塩、煮卵トッピング!」「第二楽章:ネギたっぷりの味噌」「第三楽章:こってり豚骨チャーシュー」「第四楽章:たまには醤油、ライス付」といった超オシャレなタイトルが付いています。早速、お問い合わせメールが届き“どこの地域の何と言う店のラーメンがモデルですか?”“八木澤さんあの時に食べた○○のラーメンですよねぇ!”と反響を頂いています。しかしながらモデルの店に関しては伏せておきますね。。。想像力を大切にして欲しいので。。。でも、やぎりん日記を愛読されている方ならば判るかも!さて掲載されている写真はこれらに属しませんが仙台に行ったら必ず東北福祉大学吹奏楽部音楽監督の松崎泰賢先生と行く「仙台っ子ラーメン国分町店」の「こってり・ひき肉入り」です。実はこの「国分町」というのが重要で「駅前店」とは味もメニューも若干違うのです。チェーン店なのでたくさん存在しますが、この「こってり・ひき肉入り」が何よりのお薦め。“こってり”と言ってもそんなにギトギトでは無いので大丈夫。この“ひき肉”をスープと一緒に食べると幸せを感じますよ。

そして昨年、行ったローマのテルミニ駅をテーマにしたフルート四重奏曲【テルミニ】も楽譜(ブレーン)とCD(ワコーレコード)が発売になりました!CDの演奏団体は第14回フルートコンヴェンションコンクール・アンサンブル部門金賞(1位)受賞したフルートアンサンブルグループ「フィオーレ」の皆さん。フィオーレは【テルミニ】はもちろん【フィオリトゥーラ】【コロラトゥーラ】の委嘱団体でもある本家本元。これらの委嘱作品全ての収録に加え【心に染みる五つの言葉】も録音されているかつ、海外のフルート・アンサンブル曲も収録されているので多くの人たちに愛される内容になっていると思います。今年のアンサンブル新譜は2曲ですがぜひお楽しみください!

◆ 明日よりヴェネツィアへ!

8月 14, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日で長期に渡る夏の国内遠征を終えて自宅に戻って参りました。明日からは取材旅行と精神的な休暇を取るために大好きなヴェネツィアに行ってきます。今回は基本的に自由なので体力に余裕があったらロメオとジュリエットの舞台となったヴェローナという都市にも電車でぶらっと行こうかなぁとも思っています。ヴェネツィアには愛用するJALではダイレクトに行けないのでパリを経由してエールフランスを使用してヴェネツィア入り。ホテルは中学時代から憧れていた作曲家でもあるG.ガブリエリがオルガニストを務めていた聖マルコ大聖堂より徒歩2分という便利な場所を予約してみました。ヴェネツィアのマルコポーロ空港からホテルまでは色々な交通手段があるようですが水上都市なので、いずれにしてもボート系であることは確か。クラリネット奏者の三浦幸二さんとのこれまでの海外サバイバルの経験を生かし現地で「今どうすべきか!」を教訓に良い手段を選んでいきたいと思っています。ちなみに帰りはせっかくパリを経由するので5月に行ったばかりですがもう一度フランスに入国して見聞を広めたいと思っています。写真は2年前に行ったヴェネツィアの写真。右はスプリッツという北イタリアでしか呑めないらしい食前酒。カンパリオレンジのような味で夕方頃にはBAR(バール)で立ち飲みしている人が多いです。ここで呑んでから皆んな食事に出かけるようです(恐らくスプリッツはツアーでは呑む機会は無いと思われます…現地の習慣なので)。

9月にはシンガポールと香港で「八木澤教司吹奏楽作品特集」ということでコンサートがありハーフ・ステージの客演指揮で招かれています。いつもの如くまだ詳細の連絡は現地からありません。香港ではクラリネット奏者の三浦さんにもゲストソロをお願いしました!

◆8/15(月)〜8/23(火)イタリア&フランス、9/3(土)〜9/7(水)シンガポール、9/13(火)〜9/17(土)香港の遠征のため長期留守にします。連絡が取れない場合がありますので予めご了承ください。

★ たんぽぽの詩!発売開始!

8月 01, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

6月末に久しぶりに合唱曲のレコーディングに立会いました。吹奏楽曲のレコーディングとは異なりスタジオで行いました。今回は以前にも【一秒の短いことば(山本瓔子 詩)】でお世話になった八千代少年少女合唱団に再びレコーディングして頂けることになり期待に胸を膨らませてスタジオへ行きました。【一秒の短いことば】は山本先生との出会いの曲でもあり、私が初めて合唱曲のレコーディングに立会った曲でもあったので想い出深い曲。とても感動的に歌って頂いたのを今でも鮮明に覚えています。そんなこともあり今回、6年ぶりに八千代少年少女合唱団の皆さんと指導者である長岡利香子先生にお会い出来るのは本当に楽しみでした。

なんと長岡先生は私のことを覚えていてくださり「レコーディング後も子供たちが歌いたいというので何度か演奏会でも歌ったんですよ!」と笑顔で迎えてくださいました。子供たちも本当に明るく素直でレコーディング終了後には写真撮影まで!ちなみに私は合唱団と写真をご一緒したの生まれて初めて!さて、今回レコーディングしたのは【たんぽぽの詩(まはる 詩)】(詩に関してはこちらを)という最新作。まはるさんは同世代の詩人で奈良県にお住まいの詩人。以前より私の吹奏楽曲に興味をお持ち頂いていたということから出会い、その才能の豊かさに感銘を受け今年の1月頃にオリジナルの詩を委嘱させて頂きました。詩の内容に関しては東日本大震災が起こったことより当初予定していた方向より若干変わりましたが、訴えかけるメッセージ性のある素晴らしいものになりました。「本当に大切なもの」を考えさせられる意味深い内面的な詩に全力で音を付けて行きました。もちろん後半は八木澤コラール付き。

この【たんぽぽの詩】が長岡利香子先生の指揮、八千代少年少女合唱団の皆さんの感性豊かな歌声でCD化され、楽譜と共に教育芸術社[03-3957-1177]より全国一斉発売となりました。今回、楽譜はご要望の強かった【あすという日が】同声版[小学生・女声向け]の楽譜とカップリング。吹奏楽曲の楽譜とは比べものにならぬ破格の630円。。。ぜひ皆さんに聴いて頂きたい、歌って頂きたい1曲です。