やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

■尚美の授業→体験入学!

6月 08, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009042220090000 今年も東京ミュージック&メディアアーツ尚美で【専攻音楽史】と【アンサンブル実技】の授業を担当していますが、昨年は週二回でしたが今年は週一回に授業をまとめて頂くことができました(その分も20:20まで授業があるのですが)。今年の出勤日は水曜日ですが今日は振替日ということで月曜日出勤。今日は試験曲の選曲とレポート提出といった内容でした。写真は【音楽史】の授業内で五線譜の歴史についてを話した際に、余談で紹介した“ト音記号ツヤありフルフルヴァージョン”です。意外と気に入ってくれた生徒さんもいてクラスによっては授業終了後に、この“ト音記号ツヤありフルフルヴァージョン”と共に記念撮影をしたり。。。

 さて、今度の日曜日(6/14)は尚美の体験入学です。参加者が加わった尚美ウインドをモデルに私の指揮で私の【ぶれりゅーど】【プリマヴェーラ】【ヴォヤージュ】を練習してみたいと思います(高校生、高校卒業生以上を対象)。作曲の経緯や作品のエピソード、演奏解釈など、作曲者ならではのレッスンとなりますので、尚美にご興味を持っている方はもちろん、現在、私の作品を練習している(質問があればその場でお答えしますョ!)、興味を持っている方などお気軽にご参加ください!指導者、顧問の先生の見学も可能です。詳細はこちら

☆横浜開港祭150周年記念

6月 07, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009052416010000 本日は横浜開港祭150周年記念チャリティー吹奏楽コンサート、ザ・ブラスクルーズ 2009が横浜みなとみらいホールで開催されました。今回、私は作曲家の戸田顕先生、清水大輔くんと共に一般公募による合同フェスティバルバンドの客演指揮を担当しました。昨日はリハーサルがあり、その後は前夜祭と称し深夜12時近くまで宴会。そして、その後は清水君とラーメン屋を巡って鶴見駅付近をウロウロ。30分近くさまよい、ようやく中華料理屋を発見。とても辛いものを出され大変でしたぁ。

 2009060619210000さて、そんな昨日の余韻もお腹に感じながらも二人で会場へ。到着するとホールでのゲネプロ、なんと出入りも含め20分もなく、100人以上の大所帯、3人の指揮者は音を出せるりは数分という感じ。ほとんどセツティングで終わりました…。ゲネプロを終えるとすぐに本番。一瞬のうちに展開してゆく感じで、気づくと演奏を終えていたという印象。しかしながら演奏者の皆さんは本当に熱い演奏をしてくれました。こういったフェスティバルバンドは一種の“ノリ”も必要なので、逆に細かなリハーサルをしなかったのが良い集中力につながったのかもしれませんね。一瞬の出番でしたがとても楽しい本番でした。

2009060720480000 なんと打上は16時開始。2次会が18時過ぎからといった具合で、こちらも早い時間での展開。私は翌朝より尚美の授業があるため3次会が始まる前に先に失礼し、岐阜県から聴きにいらしてくれた小島さんと共に桜木町駅前 でラーメン&ギョーザ&シュウマイ&チャーハンを食べて電車に乗りました。小島さんは再び宴会に戻ったようですが…。 なんだかんだ言って遅い時間になったので尚美の付近のホテルに宿泊。これで明日はゆっくり出勤できます!

写真は上左は前日のリハーサル。右は清水君との前夜祭、左下は桜木町駅へ向かう途中で撮影。

★ CD【ペルセウス】好評!

6月 05, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

perseus この日記をご覧になられている皆さんは既にご存知だと思いますが2月末に私の作品集第2弾となるCD【ペルセウス】のレコーディングを無事に終えました。そして、しばらく日記を更新していなく、きちんと告知していませんでしたが実は5/15に全国一斉発売となっていました!前にも書いたと思いますが、このCDは大学の一つ上の先輩であるクラリネット奏者の三浦幸二さんと10年ぶりに再会したことがきっかけで実行されることになった企画で、先輩が団長を務める若手プロ集団・名古屋ウィンドシンフォニーと私の指揮のコラボレーションで制作されています。私とデビュー時期が同じ若手エンジニア西村和幸さんが立ち上げたワコーレコード、そして大学同期でウインドアート出版代表の神長一康さんも企画に深く関わり、同世代だけで企画し実行したCDとなっています。これまで八木澤作品はCDやDVDで数多く発売されていますが、今回はそれらとは異なり企画から関わっているので選曲はもちろん、ジャケットのデサインや内容、そしてその細かい校正、指揮から録音編集といった具合に全てに私も携わっているので苦労も多々ありましたが、その分個人的に愛着がるものになっています。これは三浦さんをはじめ名古屋ウィンドシンフォニーの皆さんも同じ気持ちだと思います。画像にあるデザインは私の公式ホームページをはじめ、ウインドアート出版の全てのCDジャケットデザイン、現在好評のウインドアート金賞祈願団扇のデザインも担当する福岡の久留米在住の村田努さん。このジャケットかなりコッています!表紙だけでなく中身の細かな気配りがなされていて本当にお気に入りです。

 さて、気になる録音のクォリティーですが、名古屋ウィンドシンフォニーは本当に素晴らしいです!聴かれた方は本当に演奏を大絶賛です!(作品はともかく…笑)。 とてもシンフォニックで低音も充実、何よりも音楽にドライヴ感があってライヴのように聴こえるので“参考音源”という感じではなく、純粋に“演奏”を楽しめると思います。何よりも私とバンドが初対面で収録した吹奏楽曲8曲を6時間弱しかリハーサルしていないというのは信じられない、という感想が多いですね(←ジャケットに載っているで)。「一週間ぐらい練習したんですか?」という質問もあるぐらいてす(ジャケットも読んでくださいね…笑)。 

 このCDは小品から協奏曲、そしてアンサンブル曲といった感じで選曲も色々と工夫しました。協奏曲は最近テレビでも良く出ている!マリンバ奏者の高田亮さんのために書き下ろした【マリンバ協奏曲】を収録しましたが、本当に高田さん素晴らしい!偶然にも収録日が高田さんの誕生日だったことやバンドの皆さんの温かい人柄もあってなごやかなムードで録音できました。この曲が録音の一番目だったのですが、この雰囲気がきっかけで集中力のいるピリピリしやすいレコーディングがアットホームな感じで笑顔の絶えることのないうちに終えることができました。アンサンブルは前日に録音しましたが、事前に奏者の皆さんが音楽作りを念入りにしてくださっていたので流れよく録音できました。

今回はようやく音源視聴をUPできましたので改めて宣伝させて頂きました。私のホームページでは現在、送料無料サービスで提供しています。まだお聴きになっていない方はぜひぜひお求めください!

■CD【ペルセウス】視聴は→こちら

■ やぎりん日記再開 ■

5月 29, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009052823240000皆さん、お元気ですか?昨日、新しく購入したパソコンが到着し、ようやく【やぎりん日記】の更新ができました。4月よりブログのレイアウトなどを新しくしたこともあり、私の古いパソコンでは何かと不便が生じ更新ができない状況にありました。多くの方々から「体調を崩しているのでは?」とご心配の言葉を頂きましたが、全く大丈夫です。これからは更新が自由自在です。でも、これからのシーズンはなかなか自宅にいることができないので再び更新が遅れてしまうかもしれませんね…。ただ新しくなった【やぎりん日記】は携帯でも見れるようになったので今後も宜しくお願いします。

さて、パソコンの設定や古いパソコンからのデータ移動など私の苦手なことを一瞬のうちに解決してくれたのが、よく写真撮影などでもお世話になっている東京ミュージック&メディアアーツ尚美・企画広報室の米原さんです。今まで米原さんの名前はこのブログで知っている方もいると思いますが、今回は写真を初公開。あまりの手際の早さに感動した私は御礼も兼ねて“前沢牛”の食べれる焼肉屋でご接待。写真は焼き肉を食べる米原さんです。

明日は松本へ出発。明後日は松本で本番です(詳細は演奏会案内を)。

■ 宇都宮へ

4月 11, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009041120090000今日はまたまた徹夜で栃木県の宇都宮へ。マーキュリーバンドという一般バンドが「仰ぎ見ること〜泰山北斗の如し」を5月の定期演奏会に向けて練習されているとのことで激励に伺いました。指揮は五十嵐貴宏さん、とても熱い音楽創り、団員さんの熱意ある練習姿勢にも感激しました。「仰ぎ見ること〜泰山北斗の如し」はもともと同じく栃木県の青藍泰北高等学校の委嘱で書いた曲なので、初演の指揮者を務められた吹奏楽部顧問の與儀和弘先生も駆けつけてくださり、作品誕生への熱い想いも語って頂きました。実は五十嵐さんはオンダ楽器の営業マンとして同校をバックアップしてきたこともあり、昨年1年の同校の驚くべき成長ぶりを実際に見てこられた。そんなこともあり、今回、五十嵐さんは與儀先生と生徒さんの想いがたくさん込められた、この作品を自ら指揮をされることには意味深いものを感じていました。練習の最後の締めは、せっかくなので與儀先生に指揮をして頂くなどで団員さんたちも益々本番へ向けて活気づいたようでした。

終了後は宴会、ラーメン終止。素晴らしい音楽を持ったバンドですが、コンクールには出場していないとのこと。まだまだ知らない世界がたくさんあります。とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

◎ 北陸初演!

4月 05, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

「トロンボーン協奏曲」のリハーサル本日は坂井ウインドファミリー結成記念コンサートにおいて「トロンボーン協奏曲」が再演されました。矢巻正輝さんの美しい音色と感動的な音楽創りはいつ聴 いても素敵ですね!今回は代表を務められる長崎充博先生の指揮で北陸初演となったのですが、これがまた深い音楽創り。私の求めていた演奏を見事に再現して くれました!ライヴでこの演奏が出来るのは奇跡に近いレベルで驚きました。又、岡田健志先生の指揮による「カッパドキア」もとても素晴らしく、特にコーラ スの歌声には素晴らしく感動しました。何とメンバーの平均年齢は22歳とのこと!結成したばかりでこんな演奏ができるとは、今後楽しみですね!

演奏会終了後は大宴会!若い世代ばかりだったのでテンションが高かったです。でも昨日はホテルで寝たので私も元気!一緒に楽しませて頂きました。2次会は 何とラーメン終止ではなく、お寿司締め!長崎先生ご推薦の名店でたくさん食べてしまいました。普段、お酒を呑むとあまり食べないバンドディレクターの湯浅 幸嗣先生(←富山から駆けつけてくれました)もガンガン食べてましたぁ。ちなみに湯浅先生は来月「マヤの紋章」の北陸初演をしてくれます!

作曲の合間の旅行となりましたが、良い演奏、良い人、良い料理を肌で感じて、リフレッシュすることができました。明日は帰って再び現実の世界に戻りますが、引続き作曲を頑張ります。

写真は「トロンボーン協奏曲」のリハーサル。

○ 福井へ!

4月 04, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

福井名物のソースカツ丼今日も朝まで集中作曲をして、そのまま羽田空港へ向かいました。朝7時代の飛行機で小松空港経由の福井入り。明日は大阪シンフォニカー交響楽団トロンボー ン奏者の矢巻正輝さんをゲストに私の「トロンボーン協奏曲」が坂井ウインドファミリーによって北陸初演となります。本日は前日入りして、同団の代表を務め られる長崎充博先生の繋がりのある中学生の指導。午前と午後2校を訪れ2回「輝きの海へ」を指導しました。

夕方はしばらく寝ていなかったこともあり40分ほどホテルで仮眠をとり、その後は富山から以前お世話になった浅尾誠さんがいらしてくれたので打合せ。浅尾 さんは「稜線の風」「秋風の訴え」を初演してくださった、私がデビュー当時からお世話になっている方です。浅尾さんと福井名物のソースカツ丼(写真)を食 べ、そして明日の演奏会のホールリハーサルに立会いました。更に終了後は矢巻さんと団の皆さんで前夜祭といった濃い1日でした。本番前日でしたが宴会は深 夜3時まで続き…。

明日が楽しみでなりません!

▲ 34歳…

4月 03, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

素敵な贈物本日で34歳の誕生日を迎えました、が、誕生日といっても集中作曲期間なので忍耐のみ。いつもと生活は変わりません。本日はスケジュール調整がどうしても 出来ず伺えなかったのですが、埼玉の花咲徳栄高等学校吹奏楽部によって「ひたかの大地に」がレコーディングされています。ウインドアートの新譜CDなので 私の作品を熟知している神長さんが現地でディレクターを務めてくれています。

さて、本日は素敵な贈物が届きました。岩手県の、みなみ吹奏楽団の、きょんきょんより“作曲の合間に呑んでくださぁーい”と地ビール(写真)のプレゼント です。ただ“合間”を取る余裕が無く、しばらくはお預けになりそうです…。ちなみにビールの隣に写っているのは現在、作曲中のキース・ヘリングの作品。先 日の“美術館”で購入したものです。この作品が書けたら、地ビールを呑ませて頂きますね!ありがとうございます!偶然にも本日レコーディングされている「ひたかの大地に」は、みなみ吹奏楽団の委嘱作品です!

明日は朝7時の飛行機で小松空港経由、福井へ!もちろん朝まで仕事をして、そのまま出発することになるのですが、今から飛行機やホテルで睡眠が取れることが楽しみでなりません!言う間でもありませんが、一番楽しみなのは素敵な演奏を聴くこと&打上!かな。

◎ 演奏会情報は→“こちら”

やぎりん日記 引っ越しました

4月 01, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

この度やぎりん日記を引っ越しました。

2008年4月から2009年3月までのやぎりん日記はこちらからご覧下さい。

今後ともどうぞよろしくお願いします。