◎ 自衛隊音楽まつり in 福岡
朝起きると、ちょっと風邪気味。。。今日は陸上自衛隊西部方面音楽隊(熊本)の委嘱作品【「西風に揺られて」〜熱き心の鼓動が鳴り響く】が世界初演となるため福岡へ向かいます。今回の初演は九州を拠点とする陸上自衛隊が集まり単独演奏、そして合同演奏、さらにゲストに精華女子高等学校吹奏楽部を招いた“音楽まつり”といった大きなイヴェントです。今回もクラリネット奏者の三浦幸二さんやユーフォニァム奏者の野口薫さんも演奏会に駆けつけてくれました(まずはお二人のツーショット)。会場のリハーサルを聴かせて頂くと、とても良い仕上がりになっていました。今回の初演は陸上自衛隊の合同バンドを委嘱元である西部方面音楽隊隊長である高橋充氏の指揮によって行われます。素晴らしい演奏ではありますが、今回の客層は“音楽まつり”だけに吹奏楽ファンというよりも、むしろ一般のお客様が中心。できるだけ判りやすく爽やかに作曲していますが、どういった反響があるか少々心配でもありました。そんな気持ちのもと楽屋でお弁当を食べましたぁ。
楽屋では思いがけないことがありました。西部方面総監である陸将の用田和仁氏より直々に記念品(写真)を授与して頂きました。作品名まで記されていて素晴らしい贈り物を頂きました。お心遣いに心より感謝します。又、来月創隊50周年記念委嘱作品【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】を世界初演して頂ける北部方面音楽隊(札幌)隊長の澤野展之氏とも再会。そして、デビュー当時にお世話になった柴田昌宜氏にも思いがけない再会。柴田隊長は現在、沖縄を拠点とする第一混成団音楽隊長に就任され活躍中とのこと。こういった縁で再会があるのがこの世界の本当に面白いところ。早速、三浦さんや野口さんもご紹介させて頂きました。
さて、演奏会も無事に終了。心配していた作風も大丈夫でした!夜は本来は高橋隊長と私と2人で打上げ?という予定でしたが、様々な関係者が聴きにいらっしゃることが事前に判っていたので、せっかくなので隊長を囲んでの懇親会を提案させて頂き実現となりました。この実現に向けて多大なるご尽力を頂いたのは九州女子高等学校吹奏楽部顧問である出口貴浩先生。出口先生のお声がけにより演奏会にご来場差入れた陸上自衛隊第四師団後援会の佐々木吉夫氏、福岡吹奏楽連盟の中村泰男氏、福岡工業大学吹奏楽団常任指揮者の柴田裕二氏、福岡市消防音楽隊楽長の佐藤譲氏も懇親会に参加。そして本日指揮をされた高橋隊長、柴田隊長、森本陽三隊長(第四音楽隊)に加え澤野隊長、更には4月の第4回台湾クリニックでご一緒させて頂く福岡県立嘉穂高等学校吹奏楽部の伏見宜秀先生も鹿児島から駆けつけてくださるなど、三浦さん、野口さんも含め20名くらいの大宴会となりました。こういった機会に人と人が繋がってゆく、本当に楽しいですね。
二次会は澤野隊長、柴田隊長、出口先生、三浦さん、野口さんと私の6名でラーメン屋にて行い、もちろん替え玉も必修。ちなみに写真は柴田隊長と三浦さん。三次会は三浦さん、野口さんと3人でBARにて朝方まで行いましたが、私はさすがに途中で眠気に負けて…お二人は色々と語り合えたようで何よりです。