● クラリネット協奏曲
本日は東広島ウィンドアンサンブル第20回記念定期演奏会委嘱作品【クラリネット協奏曲】の最初で最後の練習日。そして同時に残念ながら伺えない武蔵野音大ホルン会の演奏会の日でもあります。朝ホテルに初演ソリストを務められる広島交響楽団クラリネット奏者の橋本眞介氏がわざわざ車でお迎えにいらしてくださり、打合せをしながら東広島へ。プロとして本当にお忙しくされている橋本氏と私の日程が本日しか合わず集中練習をすることになりました。橋本氏は大学の先輩でもあり以前から親しくさせて頂いているので、今日の練習はとても楽しみでもありました。しかし先約のシンガポール客演指揮と重なり今回も残念なことに初演に立ち会うことができないのです。ですから今日の練習&懇親会は団員さんたちも含め本当に重要な日となっています。しかしながら、これまでの激務の疲れが溜まっているのか今日の私はベストコンディションではありません。2日前の福岡ではちょっと風邪気味でしたが、昨日は治ったかのようにみえました。しかし本日はちょっと微妙。嫌な予感がしていたので体温計を持ってきていたので計ったら37.8という数値。ちょっと高めですねぇ。明日は一旦自宅に戻りますが、明後日は北海道に行くので体力を上手く調整しなくてはなりません!
練習会場に到着すると地元のケーブルテレビの取材陣や広島新庄中学・高等学校吹奏楽部の藤本祐紀先生と生徒さんたちが見学にいらっしゃっているなど公開形式での練習。橋本氏は昨日バンドと初合わせで本日が2回目の合わせとなります。良い意味での緊張感の中で橋本氏と共にアィディアを出し合って順調に進んで行きました。指揮者は団内の若手ですが本当に熱意を持って勉強してくれていて橋本氏も大絶賛!次第に団員に笑顔が見えて来て良い合奏、音楽創りが見え本番の成功が予感されました。皆さんの熱意と気迫に圧倒され、いつしか私も体調不良を忘れるほどのノリノリとなっていました。15分もある大作。特に第2楽章は練習であるのに涙が出てくるほどの感動的なソロとバンドの対話。橋本氏もバンドの間奏に聴き惚れてしまう、本当に感動的だと喜んでくださり、団員さんたちも自信を持って奏でてくれました。本当に初演が聴けないのが悔しいです。約1ヶ月前でこの完成度。本当に素晴らしいバンドです。
少し遅めのランチはカツの定食。栄養をたくさんとらなければ、と久しぶりの野菜も含めたくさん食べましたぁ。そして夕方から懇親会までの間はホテルにて仮眠を取って体力温存。目が覚めると体温は36.9に。一応、規定上、熱が下がったことになり安心して宴会へ参加。本日1日しかない団員さんとの貴重な懇親会は色々なお話をすることができました。いつもよりお酒を控え、1次会にて失礼してホテルですぐに休みましたぁ。明日の体調はどうなるか!