● 台湾 第1日目【顔合せ】
徹夜のまま成田空港へ。今回もJALでの出発!ようやく成田空港にも慣れてきました。しかし現地での予定詳細は未だに判らぬまま。通訳がいるようなので心配は無いと思いますが…。チェックイン後、時間に余裕があったので朝食を。そしてカードラウンジ(入出無料)でフリードリンクを飲んで携帯の充電をするなどで時間を潰す。ラウンジは誰もいなく快適!
台北へ到着し一足先に到着しているクラリネット奏者の三浦幸二さんと合流。お迎えの車にて早速、夜の練習会場へ向かいます。お迎えに来てくれた今回のプロジェクト担当者へ夜の練習はどんなバンドなのか尋ねるとあまり情報を持っていない様子。片言の日本語で中学生のバンドとのこと。しかし主催者からは一般バンドと以前聞いていたので三浦さんも私も?のまま現地へ。到着するとやはり一般バンドと思われます。その名も桃園汲音管楽団。 練習会場が中学校という意味だったようです。通訳はどこにいるのかと担当者に尋ねると判らないとのこと…。しかしながら数分後に通訳と名乗る方が現れました。ですが、その通訳の方は“私は楽器のことは判りません”と片言の日本語にて。すなわち音楽のことは判らないという意味なのでしょう…。まずは一度どんな演奏なのか聴かせて頂き様子をみることに。音を探りながら吹いているものの、きちんとした練習ができれば良いものになりそうな気配。とりあえず通訳を通して紹介をして頂きましたが早速、奏者に上手く伝わっていない感じです。このままではマズい。どうやら台湾は完全に中国語を使用しているようで日本語はもちろん英語も通じない雰囲気。仮に私が英語が話せたとしても何名かにしか通じないようです。ただ奏者の何名かに日本語が何となく伝わっている様子。5曲の客演指揮を務めるにも関わらず言葉の壁、意志の疎通ができず、あっという間に2時間が経過。結局3曲を音出しする程度しかできませんでした…。三浦さんの共演する【インテルメッゾォ】も不安定のまま終了。英語、ドイツ語の話せる三浦さんも不安な様子。1時間の車移動を経てホテルへ。“四季飯店”と予定表に書かれていたので判りませんでしたが“四季”は“フォー・シーズン”という当字。従って一流のフォー・シーズン・ホテルのことでした。恐ろしく豪華!
23時頃から主催者である黄健能さんと合流し宴会。同じく第4回台湾クリニックのゲストに招かれているユーフォニァム奏者の露木薫先生とも初対面。三浦さんも含め4人で遅くまで盛り上がりました。写真は左から露木先生、三浦さん、黄さん。治安がとても良いということで食べ過ぎたので健康のために歩いてホテルへ帰ろうということになり長距離の散歩。様々な屋台を見て異文化を楽しみながらホテルへ。到着後、三浦さんと共に明日からの作戦会議を深夜3時頃まで。明日は中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の練習もあります。恐らく通訳は…。