やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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○ 阿倍野高校の定期演奏会!

5月 04, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は大阪府立阿部野高等学校吹奏楽部創部50周年記念演奏会。委嘱作品である【KYO-WA】が全楽章、世界初演となります。「全楽章」というのは、この作品は3年かけて1年に一曲ずつ完成させ初演し50周年にあたる本日で全てを完結させるといった指揮者でありトロンボーン奏者の堀証範先生の構想による作品。すなわち3年前に入学した1年生が3年生になって最後の定期演奏会を迎えたのです。1楽章「ファンファーレ」、2楽章「コラール」、3楽章「マーチ」という組曲。阿倍野高校にはデビュー当時は何度か伺ったことがありましたが近年は伺っていなかったので生徒さんとも昨日の練習が初対面。とても良いサウンドで堀先生の優しい音楽創りにマッチしています。写真(左)は堀先生の指揮による演奏。写真(右)は近年、同高校と深い繋がりを持っている作曲家の福田洋介さんの客演指揮のワンシーン。OBも含めた合同バンドで福田さんの代表作でもある課題曲【風之舞】が演奏されました。

終了後は楽器運搬が終わるのを楽屋で待ち学校へ向かう。生徒さんへの激励の言葉をお伝えしましたが演奏会の疲れかあまり元気の無い様子。こうなったら、アレしかない!大阪府初公開となる“やぎりんゲーム”を現役とOBも含めた大編成で行いました。写真の通り大盛り上がり!ただ私の方は本番のステージのインタビューもそうでしたが、いつものように言葉が上手く出ない…。クラリネット奏者の三浦幸二さんに言うと“あれだけ慣れない英語ばかり話していて、しかも日本語で話す時も判りやすくゆっくり話している生活を6日も過ごせば当然ですよ〜”とのこと。実は三浦さんも同じ状況とのこと。又、日本語の速い会話が聞き取りにくいという後遺症も…。疲れとの回復と共に治るとのこと。経験者は語るという感じですね。夜は19時〜OBとの打上げが予定されていましたが既に20時。21時過ぎからは八木澤作品関西吹奏楽指導者連合会の総会(宴会)を理事長の田中雅朗先生が臨時に企画してくださっていたこともあり体調も心配かつ時間も半端になるので打上げは失礼しホテルで仮眠。

臨時総会は田中先生が4月末というギリギリの時期に企画されましたが十数名の出席。プロフエッショナルな音楽家から学校の先生方までご多忙の中お集り頂きました。 そして総会が終わりラーメン屋に向かう時に打上げを終えた堀先生が駆けつけてくれました。福田さんと既にラーメンを食べたとのことでしたがお付き合いくださいました。写真(右)は左から大阪市立文の里中学校吹奏楽部の安藤寛先生(合唱曲「あすという日が」初演指揮者)、大阪市立高津中学校吹奏楽部の田中雅朗先生、堀先生。ラーメンを食べながら私は熟睡。本当にラーメン終止になっていました…。明日は岐阜で羽島北高等学校吹奏楽部の客演指揮とDVDレコーディングです。三浦さんは【アダージョ】の世界初演を共演してくれます!

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