◇ 日本吹奏楽指導者クリニック【第1日目】
本日は徹夜で朝を迎えます。そろそろ出発の時間。今日は静岡県浜松市で開催される日本吹奏楽指導者クリニック。その昔、合歓の郷で開催されていたバンドクリニックの延長線上にあたる日本最大級のイヴェントです。徹夜ということもあり身体に負担をかけないようグリーン車でお弁当を食べながら現地に向かいました。チャーハン&シューマイ弁当。食べて仮眠を取るとすぐに浜松到着。危なく寝過ごすところでした。
到着すると早速、ウインドアート出版のブースへ。ご存知の方も多いと思いますがウインドアートは大学の同期である神長一康さんが代表を務める出版社。初期の段階から私もプロジェクトアドバイザーを務め共に頑張って参りました。当初はブースを出しても正直素通りされている悲しい状況でありましたが、アジア諸国でも注目をされる出版社として成長した現在では多くの人たちが訪れてくださっています。特に今回はシンガポールの吹奏楽連盟の皆さん、楽器店の方々、韓国の指導者の方が何度も通って くださっているのがウインドアートの認知度を裏付けることが目に見えるようでした。又、多くの国内の指導者の皆さんやプロの演奏家の皆さんが楽譜の閲覧やCDの視聴をするだけに止まらず、会話を楽しみ和やかな雰囲気が包まれる“アットホーム”な雰囲気を持つブースというのも信頼が持たれている出版社の理由だと改めて感じました。海外の人々に対しても丁寧で見事な対応をする神長さんに心より拍手を送ります!写真(右)は左より八木澤作品関西指導者連合会会長を務める田中雅朗先生(大阪市立高津中学校)、【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】の依頼者であり初演をしてくださった田川伸一郎先生、先日3年計画の大阪府立阿倍野高等学校吹奏楽部委嘱作品【KYO-WA】を全曲初演を終えたばかりの堀証範先生(吹奏楽指導者)です。写真(右)は尚美でいつもお世話になっているオーボエ奏者の市原満先生。市原先生とは夜の宴会でもご一緒させて頂きました!
夜の部はコンサートが終わり次第、大きな会場にて懇親会。こちらでもシンガポールの皆さんと再会!3月に客演指揮でシンガポールへ訪れた時の話題から色々な興味深いお話を伺えました。ウインドアートの神長さんご夫婦はすっかりシンガポールの皆さんのテーブルに座り込んでのトーキング。私はその場を通りかかった日本の先生方をご紹介するなど国際交流に徹する1時間半を過ごしました。写真(左)は左からシンガポール吹奏楽連盟のJason De Hamel氏、ユーフォニァム奏者の福田昌範先生、私。大懇親会を終えると先日、台湾でご一緒させて頂いた秋山紀夫先生の開催される「秋山BAR」にお招き頂きピアニストの織茂学さん、サクソフォーン奏者の浅利真さんと共にお邪魔しました。ここではいつもお世話になっている佐藤正人先生、埼玉栄高等学校吹奏楽部の大滝実先生、花咲徳栄高等学校吹奏楽部の川口智子先生といった埼玉の先生方が結集!終了後は居酒屋にて岐阜県の先生方とご一緒するなど(他多数)で、どこに行っても浜松駅前は関係者ばかり。深夜2時頃になったので最後はラーメン屋が混んでいたので、すき家にて牛丼終止。写真(右)の左はサックスの浅利さん、右は吹奏楽指導者を目指す樫野哲也くん。樫野くんの食べっぷり。我々に負けません!今後に期待ができます!