やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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◇ 高知クラリネットフェスティバル!

6月 19, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

作曲をしていたらもう朝の5時。高知への出発の時間となってしまいました…。飛行機の中で仮眠を取ることを決意して出発の準備。本日は第18回高知クラリネットフェスティバルが開催され委嘱作品【お団子ヘアの女の子】の世界初演とクワイアーで【パーテル・ノステル】【アルテミスの嘆き】の2曲を客演指揮をさせて頂きます。2週間前に訪れた時もとても楽しかったので今回の再会も楽しみです。会場に到着すると会長である岡松治彦先生と長女のカナーコ(実は中学校の音楽の先生)と何と今回も遠方から駆けつけてくださったクラリネット奏者の三浦幸二さんと4人で食事に外出。写真の、うどんはかなりのボリュームに加え美味しく感動。うどんでこんなにお腹いっぱい、もう食べれない!という感覚になるのは初めて。まだまだ経験が足りません!会場に再び戻ると本日のゲストであり武蔵野音大の一つ下の後輩にあたる持丸秀一郎くん(大阪センチュリー交響楽団首席クラリネット奏者)がリハーサル(写真)をしていました。十数年ぶりの再会に話題は尽きない。当然、三浦さんの後輩、しかも門下の直属の後輩にもあたる彼と3人で歓談。

【お団子ヘアの女の子】のリハーサル(写真)、クワイアーのリハーサルを経て開演時間を待っていると元・愛媛県立南宇和高等学校吹奏楽部顧問であり現・松山中央高等学校吹奏楽部顧問である土居俊一先生が愛媛から駆けつけてくださいました。久しぶりの再会に話は尽きません。特に土居先生が委嘱初演した【死者の支配する国】についての想い出話には懐かしさが込み上げてきました。三浦さんは「土居先生に本当に会ってみたかったんですよ。八木澤さんが台湾で特に力を注いで指揮していたので“死者”のエピソードを聞き、ずっとお会いしたかったんです」土居先生も「台湾の空軍の演奏聴いてみたかったです」と、すっかり2人は初対面にも関わらず盛り上がっていました。しかも今回のクワイアーのメンバーには偶然にも高校時代に土居先生の指揮で【死者の支配する国】を熱演したメンバーの一人が参加しているのです。現在は高知大学でクラリネットの勉強をしているという小野明歩さん。私も再会できたことを嬉しかったですが、土居先生は「教え子が頑張っている姿を見れて〜」と本当に嬉しそう。本当に温かさがにじみ出る先生。せっかくなので記念写真を。左より土居先生、三浦さん、小野さん。

お弁当を食べて本番。アンサンブルステージ、ゲストのソロステージ、クワイアーステージ、中学&高校生といった地域の100人のメンバーによるステージといった盛りだくさんの内容。企画をされている協会の皆さんは本当に思考を凝らし演奏会を盛り上げ、更には後進の育成に力を注いでいるのが伝わります。参加者にとっても聴衆にとっても楽しく素晴らしいフェスティバルでした。又、演奏はクォリティーが高く音楽性も豊かで、今回、ご一緒させて頂いたことでクラリネットの魅力を再確認することができました。写真は岡松会長の指揮による100人のクワイアー。持丸くんや三浦さんも加わりプロ・アマを越えた温かいステージになりました。岡松先生のご指導も見学させて頂き多くのことを学ぶことができました。

終了後は打上げ。22時過ぎからの開始。またまた豪勢な料理が次々に並び、持丸くんも私も勢い良く食べてしまいました!写真は左より持丸くん、ピアノ伴奏をされた樋上愛加さん、そして樋上さんのお母様。一方、三浦さんは…。この地域の独特の文化とも言われる返盃を…。

2次会は深夜過ぎより開始。既に三浦さんは返盃のせいか、かなり酔っています。本当に皆さん良い方ばかりで、しかもお酒も強いのでペースを気をつけないと大変なことに!三浦さんにはもうお酒を呑むのを禁止しスイカを与えました。結果として写真のように喜んで食べていました…。時計を見ると深夜3時近く。最後はお決まりのラーメン終止!屋台で食べてホテルへ。本当に食べて呑んだ楽しい一日でした。

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