やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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★ レコーディング第4日目【最終日】!

10月 11, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨夜も音楽監督の松崎泰賢先生、クラリネット奏者の三浦幸二さんと3人での2次会は深夜2時まで続きました。レコーディングの疲れなのか、呑み疲れなのかは判りませんが関係者は全員疲労がピークに達しています。しかしながら今日は最終日。気合いを入れなくてはなりません。本日の午前中は全日本吹奏楽コンクール3年連続出場を記念してプレゼントさせて頂いた【「ひと夏の恋」〜けやきの気に抱かれて…】を持ってきました。本来ならばCDのメイン曲なのでもっと疲労が無い早い段階でレコーディングするのが一般的な考え方かもしれません。ですがあえて最終日の一番疲れやすい午前中に持って来ました。他バンドのための委嘱作品をここまで3日間頑張って来た彼らならば「自分たちのために書かれた曲」ならばどんなに疲労があっても情熱で乗り切ってくれると信じての決断でした。ただこの曲も決して容易な曲ではありません。美しい音色と華やかな音色を使い分けるといったベストコンディションでないと難しいものです。ですが松崎先生の熱意と共にな一丸となった音楽が奏でられ私はもちろんワコーレコードの西村さん、ウインドアート出版の神長さん、三浦さんも驚きの連続でした。4日間に渡るレコーディングは体力だけではなく集中力も精神面も負荷がかかります。ですがメインとして相応しい素晴らしい演奏をしてくれました!

不思議と午後からも順調に進み、最後は「全員で気持ち良く終わる」のが理想だと思い【合唱と吹奏楽のための「あすという日が」】を設定。合唱曲として書いた作品なので吹奏楽曲にちょっと出てくる歌とは違います。彼らは合唱団ではないので正直厳しいのではないか、という不安はありましたが、こちらも感動的な歌声が。何よりも暗譜をして歌ってくれている様子は感動的でした。出版元である教育芸術社の額賀さんは学生さんたちにケーキ100個の差し入れを。松崎先生や彼らの応援団でもある本間先生も一緒に歌で参加。一番録音に時間を費やすと予想されたこの曲が信じられないくらい順調に進み予定通りの時間に無事終了!スタッフ一同の言葉に始まり最後は松崎先生の言葉で締められました。本当に素晴らしい演奏をしてくださった松崎先生と学生さんたちに心より感謝します。

夜は打上げ!誰もが達成感のある表情。参加率もいつものコンクールなどの打上より多いのがその証拠。松崎先生も学生さんたちに囲まれて大人気!

学生さんたちを含めた20名程度の2次会を経て、深夜12時からは大人だけで3次会。もちろん最後はラーメン終止。三浦さんに仙台っ子ラーメンをご紹介。写真は左より三浦さん、本間先生、額賀さん。

大作からアンサンブル、合唱、ポップスと大学生らいしいフレッシュな感覚のCDが出来上がりそうです。全国一斉発売は12月中旬頃を予定しています。また追って収録曲を含めた詳細をご案内します!

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