● 北海道にて!
熊本での一週間はとても楽しい時間を過ごしました。懐かしい方にお会いしたりも出来て貴重な時でした。福岡ではデザイナーの村田努さんと佐賀県の呼子までイカを食べに行ったり。フィリピンのバンドデイレクターの方も尋ねてきてくださり新しい情報も得ることが出来ました。さて今は北海道の苫小牧というホッキ貝で知られる地域に滞在中。本日はまた【あすという日が】関連で多くのメールやお問い合わせを頂きました。「八木澤さん、新聞見ました〜」というメールに私も仕事を終えてコンビニへ行って確認。私の知らないところで広がりがあって、こちらには情報は無く…。下記、その新聞記事転載。
歌手の夏川りみ(37)とテノール歌手の秋川雅史(43)が、合唱曲「あすという日が」をシングルで同時発売する。同曲は仙台市内の中学校の吹奏楽・合唱部の生徒が、被災直後に避難所で歌ったことから、被災地発信の曲として注目を集めている。より多くの人に知ってもらうため、実力派2人がレコード会社の垣根を越えてタッグを組む。発売日は「夏」川と「秋」川の間の9月21日。
夏川の透き通った癒やしの歌声と、ダイナミックで力強い秋川の歌声が、復興に向けて歩み始めた被災地、日本全国に届けられる。
きっかけは、大震災の影響で全国大会出場を断念した仙台市立八軒中学校の吹奏楽・合唱部の生徒が、避難所の体育館で発表会を兼ねた支援コンサートを行い、「あすという日が」を披露したことだった。その模様がニュース番組で報じられると、「勇気をもらった」「感動した」という声がやまず、被災地から発信された“希望の歌”として注目を集めた。
4月12日放送の「NHK歌謡コンサート」で、夏川が同曲を歌唱し、注目度はさらに上昇。放送翌日には、レコード会社への問い合わせが殺到。インターネット上での反響も大きかったため、急きょ発売が決まった。
偶然にも「親交のあった秋川さんも同じ考えでいることを知り、より多くの人に伝えましょう!と意気投合した」と夏川。ビクターエンタテインメントから夏川版を、テイチクエンタテインメントから秋川版を、それぞれの名字「夏」と「秋」の間をとり、9月21日に同時発売される。
夏川は「被災された方々に何ができるのか、何をしてあげられるのか、と随分考えた。『歌で伝えること』『痛みを和らげること』こそ、私にできることだと思った。多くの方から、この曲を被災者の方に伝えてほしいという反響があり、この曲を歌うことを決めた。微力ながら頑張りたい」。
秋川も「一歌い手として何ができるかを考えていた時、この素晴らしい曲に出会った。この歌を多くの人に知ってもらい、歌ってもらうことに、力になることができるならと思い、歌うことに致しました。日本中に響き渡らせるつもりで歌います」と言葉に力を込めた。
◆「あすという日が」 詩人・山本瓔子さんの詞に、吹奏楽曲を手がける作曲家・八木澤教司氏が曲を付け、これまでは、主に卒業ソングとして歌われていた。「いっしょうけんめい 生きること なんて なんて すばらしい」「あすと いう日が あるかぎり しあわせを 信じて」という歌詞が印象的。もとの詩は、詩集「山本瓔子詩集1 心のメッセージ しあわせの角度」に掲載されている。