やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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☆ 福井大学!

11月 29, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

2009112916320001今日は福井大学吹奏楽部の第30回記念定期演奏会委嘱作品【行進曲「故郷の想い出」(仮題)】の練習に伺うため朝早く起きて出発。この曲は同大学OBであり、デビュー当時からお世話になっている長崎充博先生(坂井ウィンドファミリー代表)を通じて書くことになったもの。第30回を迎える定期演奏会のためにOB会が現役の学生のために何か形に残るものをプレゼントしたいという経緯で実現し生まれた作品です。そんな経緯で卒業生にとっての想い、現役の学生にとっての想いを重ね合わせた作品に仕上げています。“仮題”というのは私が名付けているものですが、できればOB会と学生さんで最終決定してもらいたいという気持ちもあり現段階ではタイトルが保留になっています。ですがイメージや意図を練習でお伝えすると、現タイトルが有効になりつつある様子でした。
20091129131500002009112913360000さて話は福井到着時に戻りますが今回もお馴染みの名古屋ウィンドシンフォニー代表であり大学の先輩である三浦幸二さんが同行。長崎先生と共に噂の福井名物ソースカツ丼を食べに老舗ヨーロッパ軒へ!行列ができていて並びましたので、お2人を記念撮影。ようやく店に入り食べることができました!私は2回目の挑戦ですが本当に美味しい。今回は海老やメンチカツも混合されているミックススペシャルというもの。三浦さんも感激していました。三浦さんは今回の目的をここで60%終えることに。食べた後は練習会場へ。

今回の委嘱作品は初演指揮を長崎先生が務めます。4月の【トロンボーン協奏曲】北陸初演をしたこともあり八木澤作品の解釈はとても慣れてらっしゃる!学生さんとの練習は今日で2回目ということでしたが、楽しい雰囲気で学生さんたちも先生をとても慕っていて良い音楽創りができていました。それにしても福井大学の学生さんの反応はとても早い!私の指摘に1回ですぐ対応し何度も言わなくてもどんどん音楽が形になっていきます。三浦さんも“ここまで一瞬で音楽が変わって行くと聴いている方も面白い”と大絶賛。又、学生さんたちは他県の高校や中学を卒業した人たちもいて過去にお会いしたという方も何人もいました。特に【ペルセウス】の委嘱団体である京都府立桃山高等学校吹奏楽部を卒業した学生さんも偶然いて安原敏夫先生の話題で盛り上がったりもしました。こういった昔出会った生徒さんたちが吹奏楽を続けてくれている姿を見ると嬉しいですね。

2009112919430000練習終了後は懇親会。懇親会には仕事を終えたOB会長の中島貴也さんも駆けつけてくださり、長崎先生と共にタイトルを吟味(写真)。現役もOBも仲良くてとても温かい雰囲気で、イメージ通りのバンドでした。初演される日はシカゴのミッドウエストクリニックの関係で日本にいなく残念ながら聴けないのですが、その分たくさん学生さんたちと話しました。2次会はOBの皆さんと三浦さんとでお寿司屋さんへ!なんとここに富山より高岡南高等学校吹奏楽部の指揮者である湯浅幸嗣さんが、せっかく八木澤さんが北陸にいらしているならば!と駆けつけてくれました。

2009113012330001そして、3次会としてたまたま見つけた外国人の経営している中華系の店に。ここがまた面白い。ラーメン(連続5日目)はもちろん頼みましたが、それ以外に“餃子を海老と野菜を1つずつ”と中島さんが注文すると、海老餃子が何故か人数分の7皿(野菜は1皿のみ来ました)。ちなみに1皿に5つ餃子が乗っていて今から食べれる量ではありません…。皆んなで慌てて“1つずつと頼んだのですが…1人ずつでは無いです…”“野菜の方は数が合っているのですが…”と言うと、店員は急に日本語が理解できないフリを。。。今までペラペラ話していたはずなのに。。。酔っていたこともあり笑い話となり更に盛り上がりました。ちなみに会計時は再び店員は日本語ペラペラに。なかなか良い作戦です。これは使えますね。ちなみに翌日は空港で蕎麦(写真)を食べて東京へ!

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