やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

○ アルファモニック序曲レコーディング!

2月 25, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日もやはり徹夜で出発…。最近、全然寝ていなくてフラフラです。。。今日は名古屋芸術大学においてオランダのデ・ハスケのCDレコーディングの日。もともと私の作品は今回の名古屋での収録には入っていなかったのですが「レコーディングを急にすることになったので打合せもしたいので名古屋に来て欲しい」とデ・ハスケ社のベン氏(Ben Haemhouts)から連絡がありました。今回、収録されることになったのは【アルファモニック序曲】。新幹線でお弁当を食べながら名古屋に14時に到着しNPO法人吹奏楽振興ネットワークの劉さんと打合せをしながら車で名古屋芸術大学へ向かい15時よりレコーディング開始。そして先にレコーディングを終えたヤン・ヴァン・デル・ロースト氏にシカゴ以来の再会!私の作品の指揮は竹内雅一先生によるもの。ベン氏がディレクターを務め(写真)、私もベン氏と学生さんたちに直接想いを伝えました。良い録音になっていることを祈ります!

全てのレコーディングが終わったらディナーに!という展開になりロビーでメールなどをやりながら待機。オランダに留学されていたという准教授の依田嘉明先生と出会い貴重なお話を伺ったり、レコーディングに乗っていない学生さんとトーキングしたり。ディナーはベン氏、 ヤン・ヴァン・デル・ロースト氏、竹内先生、依田先生、そして演奏課の浜島さんと共に!ベン氏がラーメンを食べたいと言ったので「ラーメン屋ではゆっくり皆んで話せないし、しかも呑んだ後に行くのがベスト!」と伝え、結局は、しゃぶしゃぶの食べ放題に行くことになりました!依田先生は武蔵野音大の先輩ということで食べる、呑むペースも私と一緒。前に座ったベン氏は「もう食べれない!」と連呼。二度とディナーに誘われないかもしれません。。。ラーメン終止をお誘いしようと想いましたが、、、止めました。。。明日は京都!今日はゆっくりホテルで休めそうです!

★ 尚美、作曲家の集い!

2月 23, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は尚美にて作曲レッスンの補講、そしてアンサンブルの試験日。1年生たちの意欲ある演奏をたくさん聴けました。講師の先生方の学生さんに向ける温かいアドバイスも大変勉強になるお言葉でした。私は来年も水曜日の出勤になり、新1年生の授業を担当することになりました。また意欲ある多くの学生さんに出会えることを楽しみにしています。

いつも一緒に試験の審査をしていた作曲家の高橋伸哉先生とは試験終了後にお酒を呑む機会に恵まれましたが、実は今日も!尚美出身の作曲家・坂井貴祐さんと企画して作曲学科長の岩田学先生、菊池幸夫先生、そして卒業生で活躍する三浦秀秋さん、黒川さやかさんも誘い、更には仕事で東京にいらしているクラリネット奏者の三浦幸二さんも臨時参加となり8人で宴会!私は徹夜で参加したので途中でウトウト…。2次会では目はパッチリ!終電ギリギリまで呑みました!写真は学生さんからプレゼントされた“うまい棒”を持つ高橋先生、そして月のように広がる三浦幸二さん。

○ アジアの旅[第4日目:香港→帰国]

2月 20, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

香港のホテルで目を覚ます。昨夜は比較的に早く寝たので4時に起きて作品のスケッチや予定のチェック。旅先でも色々とやることはあります。昨日、Facebookでインターコンチネンタルホテルにチェックインしていたら香港で八木澤作品を演奏しているという方々より「会いたい!」メールが届いていました。もっと早く気づいていれば昨夜に現地人にしか知らない“美味しい店”など聞くことが出来たのに!惜しい!しかし本日は帰国するので断念!ホテルの外に出ると今日は比較的に温かい。雨も降っていません。まずは朝食を!昨日、ラーメン終止を断念したので空腹です。。。

空港に向かう時間まで3時間ほど時間があったのでホテル周辺を徒歩で散策。公園などもありました。人気スポット以外は噂ほど人混みもなくゆっくり散歩することが出来ました。再びホテルに戻りゆっくりとチェックアウト。

空港に到着しラウンジで昼食&ビール!空港はとても広く移動が大変でした。ちなみに香港&マカオのお土産を買うような店では正直な店員さんが多かったです。「これ人気のチョコレートです。3つ買うと割引します」というので「美味しいですか?」「美味しいです!」「食べたことありますか?」「無いです…(笑)でも、そう言うと日本人は皆んな買ってくれるので…」こんな会話を何度もしました。そして飛行機に無事に搭乗!JALのプレミアムエコノミーは今回初めて乗りましたが予想より快適でぐっすり眠ることができました。しかしながら今回の旅は日本語ばかりだったので海外という感覚がほとんどありませんでした。今までの海外での苦労は一体なんだったのでしょうか。。。言葉が全く通じぬ窮地を何度も生延びて来た今、南極のペンギンにも道を尋ねる自信はあったのですが。。。さて帰国後はすぐに作曲開始!リフレッシュした感覚で頑張って徹夜します!それにしても両親は帰路で早くも「今度はどこに行こう!」と張り切っていました。元気でいて頂けるならば火星でも月どこでも連れて行きます!

◆ アジアの旅[第3日目:香港]

2月 19, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

名残惜しい高級リゾートをチェックアウト。本日は香港へ移動!フェリーはファーストクラスの席でしたが、、、特別普通な感じですが軽食やドリンクなどのサービスあり。しかしトイレに行く時にエコノミーを通りかかると…かなり厳しい…。日本人の感覚からするとファーストクラスで調度良いのかもしれません。余談ではありますが最近「やぎりん日記」は海外旅行を検討する一般の方々からも「参考になる」と好評を頂いていますので音楽以外の情報も積極的に載せていきますね!皆さんのお役に立てれば幸いです!

香港のインターコンチネンタルホテルはマカオほどの豪華さはありませんでしたが、部屋から海が見え夜景も楽しめました(こちらも1人で泊まるのは勿体なかった…)。ラウンジでの軽食や無料の無線LANもあり便利です。但し部屋の冷蔵庫の飲み物がソフトドリンクでも1本800円程度もするので注意!アジアのホテルではボトルの水が無料でもらえるのでそちらを呑むのが無難。外出してビールやワインを呑んだ方が安いです。香港の印象は上野や御徒町を感じさせる街並。買い物は値切るのが常識のようで交渉も楽しむことが出来ます。日本語も通じるので海外にいる気が全くしません。マカオでもそうでしたがトイレの場所を聞く時は“Where is (the) restroom?”では通じず(米国式だからかな?)“トイレどこ!?”がスムーズに通じるのが不思議です。どうしても 英語で話したい方は“Where is (the) washroom?”が確実です。又、タクシーが200円と激安。かなり遠くへ移動しても600円程度しかかからず東京近郊の初乗り710円と比べるとお得感があります。今回は雨も降ったり止んだりしていたのでフルに活用しました。英語や中国語が話せなくても紙に行き先を書いておけば大丈夫!とにかく物価が安く日本人の旅行者には最適です。ただヨーロッパの大好きな私にとっては半日の滞在では刺激が薄かったです。次回、客演で再度訪れた時には現地の人にしか分からない場所に行けると思うので楽しみです。

夜は小龍包を食べに出発!ホテルのラウンジでお薦めの店を聞いただけあり大満足の味。チャーハンなどもたくさん食べました。父はラーメンらしきものを食べていましたが、私は母に止められ断念。。。今回はツアーではなかったので両親のペースに合わせることも出来ましたし、好きな時間に好きなところに行けるメリットがありました。マカオでは英語が通じないこともありましたが、香港は若干なまりがありますが英語が普通に使われています。いずれにしても日本語も通じますし、治安も良さそうなので東京から九州に行く感覚で行ける国だと思います。安くて食べ物も美味しいので、ぷらっと週末に行くのも良いですね!

ホテルの部屋に戻り夜景を見ながらお休み。明日は帰国。3泊4日は本当に短く感じます。自宅に着いた瞬間より徹夜で作曲となるので、良いリフレッシュになりました!

◆ アジアの旅[第2日目:マカオ]

2月 18, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

マカオのホテルで目を覚ます。スゥイートルーム1人で泊まるには勿体ない感じです。今思えば両親と同じ部屋でも良かったかも。。。でも実際に泊まるまでは判らないこと、百聞は一見にしかず、と言うのはこのことですね。

両親と共に朝食会場へ向かいます。しかし本当にホテルの3Fはヴェネツィアそっくり。写真の空は本物ではありませんが、かなりリアル感があります。

今日はJALの特典無料サービスのオプショナルツアーに参加。ちょっと「無料かつ昼食付き」だったので半信半疑でしたが、とても良かったです。マカオタワーではバンジージャンプも出来ます!ビュッフェスタイルのポルトガル風ランチも付いていて大満足!

本日も中華料理のディナー!そしてカジノへ!両親は100ドル賭けて1000ドルまで勝ちましたが、、、私は全然…。まだまだ勉強不足です。。。ご機嫌な両親を部屋に送った後、昨日同様にBarでワインを呑み、再度カジノへ!深夜まで粘り何とか損害をある程度?回復することに成功!昼間のガイドさんより5千円程度で泊まれるホテルもあるようなので今度は一人でぷらっと行くことを決意!交通の時間的には自宅から松本に行くのとそんなに変わりないですし!明日は香港へ移動。現在、客演指揮の打診を頂いている国なので楽しみです。

□ アジアの旅[第1日目:マカオ]

2月 17, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日も作品の〆切に追われ徹夜で出発。今回はマカオと香港への下見を兼ねた取材旅行ですが、脳梗塞で昨年5月に倒れ奇跡的な回復を見せた父のお祝いも兼ねて母と共に3人で出発。普段、激務に追われ、なかなかゆっくりと会うことの出来ない両親と共に過ごす良い機会になれば、、、と想い自分自身の精神的なリフレッシュも含めての旅。羽田空港国際線ターミナルのサクララウンジで出発まで待機。JALサファイア会員の優遇を存分に発揮!アルコールやホテルのビュッフェのような食事のサービスもあるかつ、落ち着いた環境なのでリラックスしながら出発することが出来きます。海外に慣れぬ両親にとっては良かったと思いますし、私もビールをたくさん呑めて幸せでした!

香港まで5時間の飛行のはずが霧の関係で着陸出来ず上空で待機。一時間以上の遅れ…。予約されたマカオ行きのフェリー乗り場に30分前に到着すると、乗ることは出来るけど飛行機に預けた荷物が転送できないという緊急事態!でもマカオ港には予約便に合わせてホテルの送迎を頼んでいます。。。結局、仕方が無いのでフェリーを一時間遅らせて、迎えのも遅らせることに…。ツアーではないので個人で対応しなくてはなりませんが、これまでの海外トラブルに比べれば、そよ風程度の問題!約5分で解決!

マカオのホテルはザ・ヴェネツィアン・マカオというイタリアの私の大好きなヴェネツィアをモデルにした高級リゾート。両親とイタリアに行ったこともありましたし、イタリアシリーズ作曲のために“東洋から見たヴェネツィアへの憧れ”を感じる必要があったのでセレクト!想像を遥かに超える規模の大きさ、3000客室が全てスィートルームというのを売りにしているだけあります。ホテル内にはゴンドラまであって不思議な空間。両親は最上階の一番良い部屋を、私は普通のスィートルーム。両親の部屋は広大で夢のような客室でした。家族5〜6人は余裕で生活できます。あまりの広さにホテル入口から客室まで最低でも徒歩20分はかかるのが難点ですが、、、本当に感動的なのでお薦めです!

中華料理でディナー、そしてヴェネツィアの街並を散歩!さらには世界最大規模と言われるマカオ誇るカジノへ!

その後、両親を部屋に送った後に私はBarでワイン、大衆的な店でも現地のビールを!そして再びカジノへ新作の取材!シンガポールのカジノに比べると地味な感じはしますが、とても治安が良く何の心配もありませんでした。明日はゆっくり両親にも楽しんでもらえそうです。それにしてもマカオでは英語より日本語の方が通じるのには驚きました。日本人がかなり多く、アジア人ばかりなのでアメリアのような体格の大きい方はあまり見かけません。海外旅行入門者には精神的にも良いのでお薦めです!それにしてもカジノでは少々損害が出ました。。。明日は取り戻さなくては!

□ 新譜講習会のお知らせ!

2月 15, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

長期留守のお知らせ

2月17日(木)〜2月20日()のは香港&マカオへの遠征のため留守にします。この期間はパソコンメール及び、携帯電話&メールは確認できません(国内に戻ってから受信します)。又、今回は4日ほどですが連絡が途絶えご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。

ようやく昨日、自宅に着いて作曲を再開!明日は尚美の授業の最終日!明後日より香港&マカオへ出発!やることはたくさんあるので体調管理が難しい!さてすっかり遅くなってしまいましたがウインドアート出版が協賛する新譜講習会のお知らせが2つあります。

◎2011年2月27日()「わくわくみゅーじっくほーる」[京都]

~ 作曲家 八木澤教司による新譜紹介&公開レッスン ~

会場:京都府立桃山高等学校コモンホール
出演:桃山高等学校吹奏楽部

● 詳細はこちらをご覧下さい。

◎2011年3月6日()「第1回けやき楽曲研究会」[仙台]

2011年度課題曲講習会、2011年邦人新譜紹介

会場:東北福祉大学内けやきホール
出演:東北福祉大学吹奏楽部
宮城県泉館山高等学校吹奏楽部
仙台市立八軒中学校吹奏楽部

主催:東北福祉大学吹奏楽部
協賛:ウインドアート出版 /教育芸術社/サンリツ楽器

● 詳細はこちらをご覧下さい。

★ 第4回浪切吹奏楽フェスタ with 奏!

2月 13, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は「第4回浪切吹奏楽フェスタ」の本番。お昼よりリハーサルがスタート。昨日までの練習会場とホールの響きが違うので調整も必要。さすがウインドアンサンブル奏はプロ!限られた時間でどんどん音楽になっていきます。プロと言っても“お仕事モード”で音楽をしないのが、このバンドの素晴らしいところ。プロは本番は更にテンションが変わるので、どんな熱演になるのか楽しみです。

かなり量のあるお弁当をたった7分で食べていよいよ本番!高昌帥氏、私、鈴木英史氏の順番でそれぞれ3曲ずつ自作を指揮します。私は主催者側のご要望もあって【輝きの海へ】(中編成改作版)を取り入れたプログラミングにしました。以前から親しくさせて頂いていたクラリネット奏者の樋口崇さんのソロによる【インテルメッゾォ】、関西初演となる【ひと夏の恋】の3曲。やはり本番は一味違います。集中力のある演奏かつ情熱を持って演奏してくださり私自身、本当に感動に包まれる時間となりました。アンコールでは日生貴之さんのトロンボーン独奏で【ヴォカリーズ】を。樋口さん、 日生さんのソロも好評でした!終演後は中学・高校生の皆さんともトークを楽しみました!奏のメンバーは笑顔の絶えない人柄の良い方ばかり(写真)。本当に貴重な経験をさせて頂きました。素晴らしい演奏をありがとうございました!

打上はホールのレストランにて。ソロを終えた樋口さんはハイテンションです!打上ではクラリネット奏者の三浦幸二さんの話題で持ちきり。樋口さんと三浦さんはとても仲が良いです。2次会はホテル付近にて。奏のクラリネット奏者であり【輝きの海へ】のトップを吹いてくれた高橋由有子さん(ばち子と呼ばれています…写真)やバスクラリネットの貴公子、北川靖明さんとも3年ぶりにゆっくりお話することができました。打上は電車の始発まで継続されるようだったので飛行機を乗り過ごさぬために3時頃にホテルへ帰還。樋口さんは既に寝ていたので挨拶できず…。とても充実した3日間でした!明日からは再び徹夜で作曲。そして今週は香港&マカオへ旅立ちます!

● 奏リハーサルその2

2月 12, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

引続き大阪のホテルで目を覚ます。本日も私は1番始めにリハーサル。15時以降はフリーになります。今日はピアノ、ハープを加えての練習。今日も順調で早めの1時間30分くらいでリハーサルを終了。とても良い雰囲気なので明日が楽しみです。ホテルに戻り事務作業をした後、数日前にメールでご連絡を頂いた門真市民吹奏楽団のホール練習に30分ほどお邪魔してみました。夕方は疲労もあったのでホテルで仮眠を取る予定でしたが、数年前より毎年のように八木澤作品を定期演奏会で取上げてくださっていて、ちょうど明日が本番。もちろん重なっていて本番は伺えません。そんなこともあり、たった30分も電車で移動すれば激励することが出来ると思うと、行くのが礼儀と思い行動に移しました。毎年、世界遺産シリーズを演奏してくださっていて今年は【ナスカ】。指揮者の松野先生は「やぎりんの会」にもいらしたことがあり面識もありますが、指揮を見るのは初めて。とても表情豊かな音楽創りで八木澤作品のツボを熟知されていることがすぐに判ります(写真)。私も作品のストーリーをお話させて頂きホテルに戻りました。

21時からは今回の同じくゲスト作曲家である鈴木英史氏、高昌帥氏、そして関西の作曲家である平野達也氏と4人で前祝い。ワインのボトルをたくさん呑みました!話題は「吹奏楽」というよりも「作曲家」的な話題が中心。“ブライアン・ファーニホウ”なんて学生時代ぶりに聴いたような気がします。。。私は吹奏楽の話題が多い環境にいるので懐かしい感じすらしました。本日もラーメン終止にてお開き。明日はいよいよ本番!

○ 奏リハーサルその1

2月 11, 2011 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日より『第4回浪切吹奏楽フェスタ』というイヴェントのリハーサルが開始。鈴木英史氏、高昌帥氏と私の3人の作曲家が客演指揮に招かれ、関西のプロ集団、ウインドアンサンブル奏と共に自作による共演をすることになっています。ESA音楽学院講師の加納誠さんが「練習会場が判りにくいだろう」ということでお気遣い頂き車で送迎してくださったので助かりました。雪も降っていたので慣れぬ関西の電車を使って自力で行くのには不安がありました。。。余裕を持って出発したので練習会場であった阪南大学には1時間前に到着。雪で高速道路が封鎖されていたようで練習開始時にはメンバーは全員集まることが難しかったですが何とかスタート!1人の作曲家に対してマックスで2時間30分の練習時間を頂きましたが、本日は一度通して打合せ事項の確認をお話しするだけで1時間30分で練習終了。以前から親しくさせて頂いている方もメンバーにいたり、既に私の作品を中学・高校生にたくさん指導されている方もいてとても心強かったです。又、ほとんどが始めてお会いする方ばかりでしたが、とても人柄の穏やかな方ばかりで良かったです。さすがプロ!演奏に関してはちょっとお話をするだけでご理解頂けますし、誠意を持って演奏して頂いているのが判り本番が楽しみになります。メンバーは素晴らしいので、本番の出来に関しては私自身の責任だと強く感じました。自分に厳しく行かなくてはなりません!

練習終了後はフリーとなっていましたが、せっかくなので鈴木英史氏のリハーサルを1時間ほど見学させて頂き、ホテルに帰って事務作業をしました。夜は八木澤作品関西指導者連合会会長である田中雅朗先生、加納さんと共に食事を。いつも「やぎりんの会」は何十名も集まるので、なかなか田中先生自身とはゆっくりお話することは出来なかったのでとても良い機会になりました。そしてご多忙の中、大阪交響楽団トロンボーン奏者である矢巻正輝さんが「せっかく八木澤さんがいらしているなら!」と遠方より駆けつけてくれました。 矢巻さんは本当に音楽に対して熱く、人と人との縁を大切にされています。【トロンボーン協奏曲】を初演してくださって以来のお付き合いですが、益々ご成功されていることが当然のように思える人です。そして何と2次会には本日リハーサルを行ったウインドアンサンブル奏クラリネット奏者の樋口崇さんも、その後21時近くまでリハーサルが続きお疲れにも関わらずホテルを近郊に予約し駆けつけてくれました。矢巻さんと樋口さんは大学の先輩後輩の仲。色々なところで繋がっています。

3次回を経由し既に2時。最終的に4次会は樋口さんと2人で呑みに行くことに!ホテルの近くでBARを探し、ようやく見つけました。最後に一杯だけ呑もうということでしたがバーテンダーが「吹奏楽でクラリネットをやっていた」という話題を聞くと、樋口さんは楽器を組み立て始め、演奏を披露!なんと周りにいたお客さんも含め「日曜日の演奏会に行きたい!」とのこと。一般の人々にそういって頂けるのは嬉しいですね。今日は長い1日でした。かなり呑み記憶も曖昧です。。。