やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

● CUT!

6月 03, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

毎年この時期になると嬉しいことに作品についてのお問い合わせを多数頂きます。4月、5月くらいまでのメールの返信は比較的に早めにできますが(時々、アドレスのエラーで返信不可能な場合がありますので送信前にメールアドレスのご確認を!)、6月〜8月はシーズンということもあり2週間くらい自宅に帰らないこともあり、メールを読むのが場合によってはその団体にとってコンクール終了後であることもあるでしょう。特に質問が多いのは「作品のカット」のことですが、こちらに関しては団の個性や技量も知らないのに安易に回答ができないので「団の納得のいくようにカットすることを許可します」としかお伝えできません。私にとってハーモニーや展開を踏まえてお伝えしたカットがたまたま“団にとって苦手なところばかり”になってしまうこともありますし、実はカットだけでは解決できないこともあります。誰の作品問わず“良いカット”というのは本来無いはずだと思いますし、それをコンクールの規定上カットする訳ですから、多少強引になってしまうのは仕方がないのかもしれません。ですが“良いカット”は無くても“音楽がスムーズに流れるよう聴かせる”ことは実際には可能です。それはカットした場所に薬を塗ったり、包帯を巻いたりといった温かみのある手当をした場合にのみ起こり得ることで、単に“2小節目から5小節目をカット”というような事務的なメールの返信では上手く伝わりません。ですから団独自で歌って考え、悩んだゆえに選ばれたカットの方が納得が行って良いのではないかと思うのです。時々、練習にお伺いして作曲した私でさえ違和感無く聴こえてしまうような“カット”に出会うことがあります。ですが、その時は決まってカットした場所に工夫がされています。それだけ指揮者の先生や講師の先生、或は生徒さんが作品を良く理解し考えられたのだと感心します。作曲者は作品を完成するにあたって1つの形を描くので固定のイメージがあります。ですから実際に演奏している現場の方が“音楽がスムーズに流れるよう聴かせるカット”ができるのかもしれませんね。

さて、前置きが長くなりましたが今回は【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】などの代表作に出てくる打楽器の奏法について解説します。こちらは知っているか、知らないか、の問題なので打楽器の先生がいらっしゃらず、どうして良いのか判らないバンドもあると思いますので写真付きでお知らせします。

○ コントラバスの弓で擦る(arco)

グロッケン(Glockenspiel)をコントラバス(Conrtabass)の弓(Bow)で擦る奏法で“ヒィーン”と美しい音が響きます。デ・ハスケの楽譜には“Bow with a double bass bow”と書かれていますが、写真のように楽譜に指定された鍵盤を垂直に摩擦するように弓で弾きます。楽器が古く鍵盤の弓に当たる場所がガタガタになっていたり、丸まってしまっている場合、弓が痛んでしまっている場合は“スー、スー”とむなしい音になります…。又、グロッケンを箱(ケース)から出さずに演奏を試みているのを見かけますが…恐らく不可能だと思います。弓を持つ時も初級者は写真のように両手でしっかり摩擦が起こるように固定して弾くと成功率が高まります。下から上に弾くか、上から下に弾くかは恐らく決まりは無いと思いますが、前者の場合、鍵盤がはずれてしまう可能性もあるので後者が良いかもしれません。

○ ティンパニの上にシンバルを乗せてロールする。ペダルは自由に上下すること。

ティンパニ(Timpani)の上に(Cymbal)を横から見てV字型に置きます。そして、そのシンバルをマレットでロールしながら、ティンパニのペダルを上下にアドリブで動かすと“ウォーン〜ウィーン”といった“うなり声”のような不思議な音が出ます。よくシンバルをV字型に置かず逆にしてしまっているのを見かけますが、こちらは誤りです。“コトコトコトコト”といった音になります。シンバルは不安定な状態で良いのです。又、シンバルをロールせず、単にシンバルを置いてティンパニの方をロールしているのもよく見かけます。同様にこちらも誤りでこの意図とは違います。デ・ハスケの楽譜には“Put a cymbal on timpani and roll it around”“Move the pedal of timpani up and down and change pitch freely”と書かれています。尚、ロールの強弱についても自由に付けて強調されると、より効果的ですね。

◇ 船橋西高等学校訪問!

5月 31, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

松本のホテルで目が覚める。さすがに疲れが溜まっていることが身体から判る。ですが、毎回、宴会は盛り上がり翌日のことを忘れてしまいます。。。ホテルのロビーでクラリネット奏者の三浦幸二さんと待合せ特急の発車時刻まで打合せ。三浦さんは昨日はかなり呑んだようで「松本の皆さんが良い人ばかりで楽しさのあまり大学時代のように呑んでしまった」と2日酔いの表情。私も松本市吹の皆さんと本当に楽しい時間を過ごさせて頂いたと改めて想い感謝の気持ちでいっぱいです。

三浦さんと別れ特急で新宿に向かう。特急の中では本日伺う千葉県立船橋西高等学校吹奏楽部の委嘱作品【シンフォニックバンドのための「ラルゴ」】のスコアをチェック。顧問の平川忠一郎先生とはデビュー当時からのお付き合いで、5〜7年前より今回の委嘱の話を頂いていました。コラールの短い作品をということで久しぶりに純粋なコラールのみの作品を書きました。一般に「八木澤コラール」と言われるものの、純粋にコラールのみをベースにした作品は多くはない。言い換えればコラールのみをベースにしたオリジナルの作品は【シンフォニア】ぐらいです。【セレナーデ】【ヴォカリーズ】【インテルメッゾォ】はもともとの曲よりコラール楽章を取り出したものなので。静かに始まり静かに終わるこの【ラルゴ】は現在小編成として活動している同校にとって無理のないようなオーケストレーションで仕上げています。

船橋駅よりタクシーで学校へ向かい16時半に到着。まだ楽譜をお渡ししてまもないのに、とても良い雰囲気で演奏してくれていました。コラールのみの作品なので音色が何よりの命。そしてリズム練習を基に拍の中で時間をかけながら歌う 「八木澤コラール」のポイントをお伝えしていくと、とても反応が良く音楽が美しく流れていきました。本番までまだ時間があるので、もっともっと素敵な演奏になると思います。定期演奏会では【輝きの海へ】も演奏してくださるとのこと。ご成功を心よりお祈りします!

◎ 松本市民吹奏楽団定演!

5月 30, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は松本市民吹奏楽団第29回定期演奏会。これまで全国の多くのバンドと出会ってきましたが、一般バンドで最も深いお付き合いをさせて頂いているのが 、音楽アドバイザーとして関わらせて頂いている、この松本市吹です。音楽監督の竹田雄彦先生も団員の皆さんも本当に温かい人ばかりです。お昼は長野県飯田市よりアンサンブル・ファンファールの遠山伸さんが訪ねてくださいました。親友の風間学くんと遠山さんをお引き合わせをして急いでお弁当→写真撮影などをこなすとすぐに開場。ロビーコンサートが行われ色々なアンサンブルが楽しめました。

本番は団員さんの熱のこもった集中力の高い演奏で成功に終わりました。松本市吹は本当に本番に強い。リハーサルとはまた違ったサウンドがします。色々と発見があり私自身が楽しませて頂ける貴重な経験を毎回させて頂いています。数日前からの神経痛は本番への集中力のお陰で一時ストップしましたが演奏を終えると再び左足がチクチク。いつまで続くのだろうか…。演奏会終了後は現在【プリマヴェーラ】を練習しているという大町北高等学校の先生と生徒さんが楽屋を訪ねてくださり、曲のイメージやポイントをお話させて頂くなど臨時レッスンを。クラリネット奏者の三浦幸二さんもアドバイスを頂くなどで生徒さんも大喜び!記念に写真撮影!

夜は打上げ!ティンパニの山本裕さんが幹事だけあって参加率も高く団員さんに加え、竹田先生ご夫妻、賛助の皆さん、音楽社のヤリ手営業マンの宮坂さん、親友の風間学くんといった大人数での大宴会となりました。演奏会のDVDを流しながらの宴会はとても盛り上がりました。しかしながら私は演奏を聴きながら人の話を聴くのがとても苦手。例えばテレビやCDが流れていると人との話が何故かいつものようにできないのです…。どうしても音楽に集中してしまって。。。ということで今回もDVD上映中はずっと真剣に映像を見ていました。一次会であまり団の皆さんとお話できなかった分、2次会、3次会、4次会まで参加。4次会ではラーメンではなく薦められたチャーハンにて終止。今日のレナ姫は中華ソバで終止(写真)。ホテルに到着は深夜3時頃。 ちなみに三浦さんは珍しく3次会で先にホテルへ帰還。やはり疲れが出たのか!

○ 続・松本!

5月 29, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

朝早く目が覚める。今日は音楽監督の竹田雄彦先生もいらっしゃる日です。竹田先生の音楽創りは先週も書きましたが本当に見習うべきところが多いです。本番前日、最後の練習。気合いが入ります。お昼は偶然同じホテルに泊まることになった松本市吹のレナ姫と演奏会を聴きに東京まで駆けつけてくれた親友の風間学くんと共にソースカツ丼&蕎麦のセットを食べに行きましたぁ。とても大きなカツで意味のほとんど無いフタが付いていました。でも本当に美味しい!写真はレナ姫とフタを取った後のカツ丼。

午後はそれぞれが自由行動!私は晴れたので一人で散歩。しかし、、、、数日前からの左足の神経痛が少し範囲が広がったようで、とても気になります。ズボンに肌が触れると痛いんです…。まだ旅の途中だと良いのですが、自宅で作曲している時がかなり気になります。しかしながら、どうも悪化している感じ。地元に戻ったら病院に行かなくては!そんなことを思いながら散歩を続け松本城へ辿り着きました。いつも車で通るだけだったり夜だったりするので散歩するのは初めて。とても景色がキレイでした!でも、足がヒリヒリ痛く途中で断念。明日、悪化して指揮が振れなくなっては大変!ホテルに帰りがけに美術館に立寄り芸術鑑賞。特に草間彌生さんの作品が興味深く楽しめました。外にはチューリップのオブジェが!

夜は練習。写真はメンバーに指示を出す竹田先生。私の演奏にも色々とアドバイスを頂き、お陰でようやく明日の形が見えてきました。夜は竹田先生を交えての宴会。前日なので早めに終了しようと深夜12時頃に店を出ましたが、再びホテルのBARへ。そして三浦さんと2人でラーメン終止をしようと思ったところ「チャーハンも食べたい!」とのこと。結局、餃子、ビールなども頼みお腹も限界値に。。。。お酒の力を借りて神経痛も何とか抑制!

■ 松本へ with Mr.風間!

5月 28, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

徹夜の作業のまま松本へ出発。明後日の松本市民吹奏楽団の第29回定期演奏会に向けての練習。今回は親友の風間学くんが松本の名物料理を楽しみたい、そして何よりも松本市吹の音楽、温かい人たちと会ってみたいという気持ちより聴きに来てくれるということで一緒に特急で向かいました。車内では北海道海鮮弁当というような名前の付いた弁当、何と新宿駅で金額を見ずに購入すると1500円と高い!ものを食べましたぁ。美味しかったです。

さて、今日はちょっと心配を抱えての出発。数日前より左足がどうやら神経痛のような症状…。医者によると2週間前ほどにプライベートで予期せぬことが起こり精神的に不安定だったこと、疲労が溜まっていることが引き金の原因ではないかとのこと。「休養を取りなさい」とのことでしたが、ちょっと難しいですね…。ピリピリと電気が走った痛がゆい症状…。足で良かった、という感じです。駅に到着すると、団員さんたちと仲良くなり演奏会に賛助として出演して頂くことになったクラリネット奏者の三浦幸二さんが既にホテルへチェックイン。風間くん、三浦さんと散歩がてら音楽社へ行きヤリ手営業マンの宮坂さんにお会いしました。写真はマウスピースを選ぶ三浦さん(左)、宮坂さん。

その後、夜の練習へ。写真は指揮者の宮下巧先生の練習シーン。先週のホールでのゲネプロでの反省点を確認していく練習をして22時前に終了。その後は恒例の宴会。山賊焼き、馬刺などいつもの名物料理と共に黒ビールをたくさん呑みました!終了後、ホテルに一度戻ったものの隣のBARへ行き、更にはラーメン終止を行い深夜2時半頃。明日は夜まで練習が無く、珍しく午前&午後は休暇。遠征中に休暇を取るのは本当に稀。晴れたら散歩をしよう!

● 松本市民吹奏楽団ゲネプロ!

5月 23, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

またまた松本に連泊!5月30日に開催される松本市民吹奏楽団第29回定期演奏会のゲネプロがあるということで松本に本日まで残ることに。音楽監督の竹田雄彦先生にも久々にお会いできるので楽しみです。音楽アドバイザーとして関わらせて頂いて約2年。コンクールシーズンは竹田先生を中心としたレッスンがあるので私は伺っていませんが、1月から5月の定期演奏会までの間、月に1回お邪魔して練習後は必ず「萬来」で山賊焼きを食べながら呑むという習慣も定着。そんなことで団の皆様とも、とても仲良くさせて頂けるようになりました。写真は竹田先生のレッスン。本当に熱い!音楽性の豊かな本当に判りやすい内容でとても素晴らしいです。当然ながら竹田先生の人柄と音楽性に団の皆さんは引き付けられていきます。私は普段、幸いにもバンドディレクターと呼ばれる先生方の的確かつ効率の良い実践的な指導法を拝見することが多いです。ですがこういったオーケストラ畑の竹田先生のようなご指導はなかなか見学できるチャンスがなく、今回はまた違った視点で新たな発見があり興味深いものがありました。改めて色々な指導とアプローチがあるのだなぁと思い、良い環境で過ごさせて頂けていると感謝の気持ちでいっぱいになりました。お昼は竹田先生とお弁当をご一緒しました。来週の定期演奏会にはアルトクラリネットの助っ人としてご多忙の中、クラリネット奏者の三浦幸二さんをお招きしています。竹田先生に三浦さんをお引き合せることができるのでまた楽しみが増えます。又、小学校以来の親友である風間学くんも演奏会に聴きに来てくれるとのこと。来週は金曜日から松本に皆んなで3連泊。楽しい音楽、美味しい料理。また輪が広がりそうで楽しみです。【サグラダファミリアの鐘】の東海初演も行います。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしています!

◎ 課題曲講習会 in 松本!

5月 22, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

長野県松本地区(中信地区)吹奏楽連盟の山崎先生より「佐藤正人先生のご紹介で〜」と昨年ご連絡を頂いたのがきっかけでお引き受けした課題曲講習会。一年経つのは本当に早いものです。昨夜の松本地区の先生方との打合せ&懇親会は楽しい一時。山賊焼きもたくさん食べたので今日は絶好調という感じです。どんな先生方がいらっしゃるのか、と思っていましたがデビュー当時からお付き合いのある先生方ばかりで和やかな雰囲気で開始。中学生対象だということで課題曲1〜4の講習となりましたが、例年独特なスタイルで開催されているようです。それに従って行いましたが、1つの課題曲に対して2〜3校が15分程度の講習を行い、その後1校が50分の講習となる。そのスタイルで4つの課題曲を午前&午後に講習して行くという雰囲気で、その時間内ならば私の好きなように行っても良いとのことでした。本日出演しない中学生や出番を待つ先生や生徒さんたちも客席で聴いているので、これは単に公開レッスンの形式ではなく演奏しているバンドにとっても客席で聴いている方々にとっても良いものでなくてはなりません。客席で長時間過ごす方々の集中力が無くなり飽きてしまうといった内容になってしまうのは失礼なこと。そこで15分の講習では時間も限られているので、そのバンドに直接的なアドバイス、そしてコンクール本番と同じホールということもあり私も客席へ行き、客席の皆さんと同じ視点で楽器の配置について、バランスについて、響きについて考えて行くスタイル、言い換えればホール練習スタイルで行いました。逆に50分の講習では1度客席で演奏を聴かせて頂いた後、私も舞台へ行き指揮者の先生とトークをしながら作品を分析し部分的に抜き出したり、15分の講習で感じたこのホールで陥りやすい危険性を列挙していくようなモデルバンドと実践のようなスタイルで行いました。どのモデルバンドの先生や生徒さんからも多くの質問があり、とても積極性のある地域だと改めて感じた1日でした。小編成〜大編成までたくさんの演奏を聴かせて頂き、私自身大変勉強になる時間を過ごさせて頂きました。ちなみに「山賊焼き」は松本〜塩尻の地域でのみ知られる料理。この地域の皆様方は全国共通と思っていますが、実は違うのです。未来ある中学生の皆さんに「将来東京に出た時に松本には山賊焼きという美味しい名物があるんだょ〜」と自慢しなさい!とエールを送り講習終了!終了後は音楽社のヤリ手営業マンの宮坂さんが駆けつけてくださり「やぎりん!評判良かったよ〜」とお声をかけてくださり夜の講習決定!

夜の講師は宮坂さん。「やぎりんはいつも山賊焼きばっかりだからなぁ、松本はそれしか無いと思われると困る!」という流れで宮坂さんのお薦めのドイツ料理店へ。松本市民吹奏楽団指揮者であり、本日の講習にも参加された丸ノ内中学校吹奏楽部顧問の宮下巧先生と3人でバーデン・バーデンというお店に!ドイツビールが本当に美味しい!もちろん料理も美味しくかなり食べました!写真は宮坂さんとビール。このグラス結構な量。2人とも軽く2リットルを超えて呑んでしまい酔いました(宮下先生はソフトドリンク)。その後、松本市民吹奏楽団の練習を終えたレナ姫が駆けつけてくださることに!店を出て松本駅前での2次会への待合せに向けて歩き出した瞬間!「オレ、ごめん、今日帰る!」宮坂さんが急に良く判らない事を!日本語なのに聴き取りにくい。宮坂さんが帰る!?酔いもあり意味がなかなか理解できず、しかし何度聴いても帰られるとのこと。かなり呑んで食べたのでもう無理とのことでした。。。宮下先生と共に駅前に。すると宮下先生も「私もそろそろ失礼して宜しいですか…もう食べられません」。呑んでいない宮下先生に無理は禁物。諦めて私一人でレナ姫をマクドナルド前でお待ち申し上げました。

レナ姫は練習を終えてまだ夕食を食べられていないとのこと!「ラーメンが食べたい!」とキュートな笑顔!お薦めの店があるとのことでレナ姫の車でラーメン屋に向けて出発!お腹もいっぱい酔っている、食べれるかなぁ。でも写真の味噌ラーメンが現れ一瞬で(急がないと食べきれないカモ…)食べることに成功!とても美味しかったです!写真右はレナ姫とラーメン。ちなみに彼女は中学校の英語教師で吹奏楽部顧問でもあります!今日も不健康な1日となりました。

▲ 松本へ!

5月 21, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日は久しぶりに松本へ行く日!とは言っても今日は移動日という感じで特別な行事はありません。ただ明日の長野県松本地区の課題曲講習会の打合せを兼ねた懇親会があるので、しかもいつも松本市民吹奏楽団の皆さんと行っている「萬来」という山賊焼きの美味しい店での開催!すなわち呑む、食べる覚悟は必須となります。松本へは新宿から約3時間、自宅から4時間という距離。新幹線があれば!と思いますが、特急の風景はアルプス山脈など美しい山々に囲まれて心地よい旅。ただ時間のみを考えると台湾の方が近いという。。。何とも不思議な都となっています。新宿で“あなご弁当”を購入!これで夜の会に勢いがつけれられそうです!

◇ 日本吹奏楽指導者クリニック【第3日目】

5月 16, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日も浜松のホテルで目を覚ます。かなり疲れ気味。ですが本日が最終日。今日もウインドアートのブースにシンガポールの皆さんがいらっしゃいました。【サグラダファミリアの鐘】にご興味をお持ち頂いたようで色々とご質問を頂きました。国内の方々からと同様な質問。「サグラダファミリアの鐘が入手できない場合はどんな楽器で代用すれば良いか?」今回のクリニックでCDが先行発売されたこともあり、その独特な鐘の音色をどうやって代用し同様な音色を創れば良いかという質問は国内の先生方からも多かったです。私は5/30(日)に開催される松本市民吹奏楽団の第29回定期演奏会においても私の指揮で同曲を東海初公開しますが、ここでも当然、本物のサグラダファミリアの鐘は使用できません。そこで似た音で考えた結果、何種類かのAnvil(鉄)を金槌で叩くといった奏法を使用することにしました。実際に試したら何の違和感もなくむしろ不思議な効果音で楽しめました。CDをお聴きになりそれぞれのバンド独自の音色を追求して頂けましたら幸いです。さて、写真(左)はブレーンミュージックのブースで営業マンの大江さん、有藤さん。ブレーンは吹奏楽界では国内最大級の大手出版社。私の吹奏楽作品【輝きの海へ】【マチュピチュ】【ナスカ】などもレンタルされている他、アンサンブル曲もたくさん出版して頂いています。帰りの浜松駅では田川伸一郎先生に再会(写真右)。田川先生と初日に出会い、最後の最後の駅で偶然にもご挨拶できるとは何と運の良い。実りのある3日間であったことを再確認するラストで気持ち良く新幹線に乗りました。

◇ 日本吹奏楽指導者クリニック【第2日目】

5月 15, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

浜松のホテルで目を覚ます。まだお腹に昨夜の牛丼の感触が。。。物凄い存在感です。サクソフォーン奏者の浅利くん、ピアニストの織茂学さんも同様で食べ疲れという雰囲気。ちなみにウインドアート出版の神長一康さんは昨夜は真っ先にホテルへ戻ったので朝早くからブースで仕事に専念しています。お昼は浅利さん、織茂さんと3人でカツの食べ放題!神長さん、浅利さん、織茂さんと私の3人は武蔵野音大の同期。学生時代から当然親しく共に将来への夢を語った仲間です。卒業して10年目を迎えた現在もプロとして一緒の現場で仕事したり、こうやって遅くまで呑んでランチも食べる環境が続いているのは本当に嬉しいことですね。こういった関係が築けたからこそ今の私があると常々思っているので、いつも尚美の授業では「学生時代に出会った同じ夢を持つ仲間を大切にするように!」と呼びかけています。織茂さんはご飯を3膳も。すなわち2回の御代わり。今回の優勝は織茂さんでした。ちなみに学生時代も良く食べ放題は行きました。店を追い出されることもしばしば。昔ならば4回は御代わりできたのに、、、歳を感じますねぇ。

本日の夜は「響宴」の講座のお手伝いを。3月に響宴で演奏された【優位な曲線】の簡単な解説と共に、台湾とシンガポールの吹奏楽事情を話してほしいとのご依頼。夜遅い時間にも関わらず多くの皆さんに足をお運び頂きました。ありがとうございます。そして、その後は北海道の先生方の懇親会に仲間たちと共に参加させて頂いたり、九州の先生方の懇親会に参加させて頂いたりと浜松の居酒屋を旅し懇親を深めました。その後は【ホワイト・パスポート】の初演指揮をされた小本和志先生のホテルでの宴会に参加。私は既に酔いそこで何を話したのか記憶を失っていますが写真があったので載せておきます。写真は小本先生を中心に関西の学校の先生方、そして大学生の皆さん。途中で眠気のあまり中座して浅利さんと共にラーメン終止。しかし、、、ラーメンを食べながら寝るといった状況。疲れが溜まっています。。。あと1日。