Archive for the ‘日記’
1月 07, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
フルートアンサンブル「フィオーレ」を皆さんはご存知でしょうか?フルートを演奏している人で、この【やぎりん日記】を読まれている方ならばピン!と来たのではないでしょうか。「フィオーレ」とはプロのフルート奏者である阿部麻耶さん、石井美由紀さん、野平加奈子さん、東貴美子さんの4人が結成してできたアンサンブル団体。そして、アンサンブルコンテストで近年演奏されてきている【フィオリトゥーラ】【コロラトゥーラ】は「フィオーレ」の委嘱作品、すなわち、もともとは彼女たちのために書いた作品なのです。従来のフルートアンサンブルリパートリーとは異なる雰囲気で書いているこの作品は、まさに八木澤節全開という感じ。ですから、初めて八木澤作品を演奏される方には、どうコラールを奏でるか、どうやって息の長いフレーズを歌い回すのかを理解するのが難しいかもしれません。特に【フィオリトゥーラ】
にはウインドトーンといった特殊奏法も用いていますので。特殊といっても現代音楽の分野では珍しいものではないのですが。そんなことで私のところにも多くの質問が届いたりしていますが、なかなかすぐに全てを返信する余裕が無く…と、思っていたら、この「フィオーレ」のホームページのゲストブックにも質問などが書き込まれているのを発見しました。又、優しく丁寧な彼女たちはブログにも小節番号入りで細かな注意事項や解釈を書いてくれています。ぜひ両曲に取り組んでいらっしゃる方はご覧ください!きっと何よりの戦力になるはずです。
フルートアンサンブル「フィオーレ」のホームページ
ちなみに私はフルートの専門では無いので、楽器の選び方、変え指、アンブシュアなど細かなことについてはお答えすることは少々難しいです(→フルートの専門の方に質問されることをお薦めします)。ましてや“楽器を落としたのですが大丈夫ですか?”とか“顧問の先生とフルート講師の解釈が違うのですがどちらが正しいですか?”とか、現場にいないと答えられない質問はメールを頂いても答えかねます…。私には残念ながら超能力は持ち合わせていません…。又、楽語の意味もご自分で辞典を引いて調べられることをお薦めします。厳しいようですが、その方がより自信を持った演奏につながるのではないかと思います。心より応援していますので、苦労した分、深く感動的な演奏をしてください!
◎ フルートアンサンブル「フィオーレ」 はコメントを受け付けていません
1月 05, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
イタリア生活の最終日となりました。普段、食べない朝食を食べているせいか、お酒とカロリーの高いものを食べているせいか判りませんが、とても太ってきていることが判ります。シカゴでも体重が増えて、イタリアでも体重が増えて、、、大変です。そして恐らく帰国したらラーメンも食べると思うので。。。そんな想いを胸に今日も朝食会場へ!日本のバイキングではあまり見かけませんが、今回泊まった4つのホテルは写真のように果物が丸ごと置いてあって食べ放題。カプチーノも美味しく飲めてしまうので、たくさん朝から食べてしまうのです。ただパンは日本のように柔らかく、しっとりしたものではなく、堅く乾いたボソボソしたものが多いです。でも、それもそれで趣きがあって良いです。
ローマ発の飛行機が19時半ということで、朝はゆっくりチェックアウト。又、15時近くまで自由行動なのでホテル周辺を散歩できます。タイムリミットがあるので迷子にならぬようホテル周辺を限定で散策。雨がパラパラ降っていたので傘が必要。でも濡れた傘をスーツケースにしまうのは嫌だなぁ、と我がままな私はホテルのフロントで傘を借りることに成功!日本でもよくホテルの傘を使用させて頂いていますが、言葉は違えど同じパターンが通用するのだと、ちょっぴり嬉しい。ちなみに英語の話せない私が何故この一週間何の不自由も無く想いのままに生活できたか!そう疑問に思う方も多いでしょう。答えは簡単です。イタリアは日本語が通じるのです。といってもナポリとかは知りませんが…。少なくとも私の今回の経験ではミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマの主要都市では大丈夫でした。特にレストラン、ホテル、ショッピング街では日本人だと思うと日本語で向こうから話しかけてきます。日本語での説明なども多く見かけますし、現地の人々が日本に対してとても興味を持っていることが伝わります。街を歩いている日本人も多いですし。慣れているのでしょう。そしてイタリア人はとても対応が親切ですし、誰もが笑顔があって心地良いものがあります。緊急なトラブルに巻き込まれたりすればまた話は変わってきますが、スリにさえ気をつければ観光は語学の心配は入らない感じですね。とは言うものの、唯一通じなかったことがありました。それは2日前の中華料理での“餃子”の注文が伝わりませんでした…。“ギョーザ”と言ってもダメ…。確かドラゴンボールでは“チャオズ”と言ってたかなぁ、と思い言ってもダメ。結局、身振り手振りで伝えるとシュウマイが出てきてしまいました…。次回はギョーザをイタリア語で何て言うのか、せめて英語で何て言うのかを調べておかなくてはなりません。ご存知の方はぜひ教えてください。お昼はホテルのロビーにあるカフェでビールとサンドウィッチを。数時間前にカプチーノを飲んだ時にチップを多めに渡しておいたことを覚えていてくれたようで、もの凄くゴキゲンなウェイターさんは笑顔でポテトチップスやナッツを別にプレゼントしてくれましたぁ。お薦めのチーズハムということで、とても美味しかったです。
空港に到着しチェックイン!シカゴの時の焦りとは真逆。チェックインカウンターにも日本人がいらして全く苦労せず。チョコを買ったり、ビールを呑んだりして時間を潰すとすぐに搭乗時間。写真のチョコレートは空港で薦められた(ここでも日本語で)ものですが、濃厚で美味しい!ですがカロリーの高さをビンビン感じます。飛行機に乗ると行きもそうでしたが映画を見ていたら時間がすぐに経ち、日付変更線を越えて1月6日となり無事に成田空港に到着。シカゴから帰ってすぐのイタリア旅行でしたが、お陰様で体調を壊すこともなく良い経験を積ませて頂く機会となりました。次の海外は3月にシンガポールで開催される演奏会への客演指揮となります。この演奏会にはウインドアート出版の神長一康さんも同行しウインドアートの他の邦人作品も紹介する予定となっています。シンガポールではどのくらい日本語が通じるか、またご報告したいと思います!
◇ ローマ出発 → 帰国! はコメントを受け付けていません
1月 04, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
☆ バチカン博物館! はコメントを受け付けていません
1月 03, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◇ ローマへ! はコメントを受け付けていません
1月 02, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
● ピサの斜塔へ! はコメントを受け付けていません
1月 01, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◇ ヴェネツィア→フィレンツェ はコメントを受け付けていません
12月 31, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◇ ミラノ→ヴェネツィア はコメントを受け付けていません
12月 30, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今年の年末年始は強引に休暇を取り、来年からの【イタリア・シリーズ】の取材旅行を兼ねてイタリアで過ごします。以前も書きましたが今回は親孝行と想い両親を連れての旅行。危険な国ということもあり念には念を入れてツアーでの参加にしました。“ツアー”への参加は国内外含めて私は初めての体験。ツアーコンダクターさんや現地ガイドさんもいるのできっと安心でしょう。私が英語やイタリア語が話せるならば、団体行動がゆえ拘束力の強いツアーは絶対に参加しないと思いますが…今回は念には念を入れて。。。余談ですが“イタリアツアー”というだけで色々な会社から企画が出ていて、ツアー初心者の私にはどれを選べば良いのか全く判りませんでした。基本的に大体どこの会社の企画も同じ内容に思えてしまって。。。最終的にJALの株主優待券ツアー8%offが使えて少しお得かなぁ、という理由で“JALパックのI’ll(アイル)”というものにしました。
出発はシカゴとは異なるお隣の成田空港第2ターミナル。第1ターミナルの外国人の多い雰囲気が記憶が新しい私にとって“あれ?”という印象。羽田空港のように日本人だらけでちょっと拍子抜け…。年末だから?日本の航空会社だから?いずれにしてもシカゴ行きの緊張感と全く異なりリラックス!しかも何と飛行機に乗ったら客室乗務員さんが海外の方を含めて全員日本語が話せるのです。前回の地獄の12時間と全く違い本当にこれから海外に行くのだろうか…と逆に不安になるぐらい国内色を感じます。これならば両親も心配ありません!機内食も美味しかったしビール、ワインも呑みましたぁ。12時間は長いですがスチュワーデスさん(今はフライトアテンダントとかCAというのでしょうか)とトーキングをして色々な情報を教えて頂いたりしていたらアッという間にミラノに到着。時間が戻り同日の17時頃に到着。
グランド・ホテル・ヴィスコンティ・パレスというホテルにバスで移動。初めて知ったのですがツアーではスーツケースなど大きな荷物は自分で運ばなくて良いのですね…。小さく軽くまとめてきたのでちょっと損した気分。ホテルの部屋には既にスーツケースが届いていて不思議な気分でしたぁ。ホテルもキレイでご機嫌!
夕食は自由にということだったのでツアーコンダクターさんのお薦めのレストランでピザとパスタを食べましたぁ。もちろんイタリアン・ビールも呑みましたぁ。ピザに乗っているシーフードが本当に美味しくて感激しました。相変わらず時差ボケも一切無く無事に第1日目を終えました。
△ イタリアへ出発! はコメントを受け付けていません
12月 29, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
△ 長期留守のお知らせ
明日、年末12月30日(水)〜年始1月6日(水)の8日間はイタリア滞在中のため留守にします。この期間はパソコンメール及び、携帯電話&メールは確認できません(国内に戻ってから受信します)。よって返信が遅れご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。
本年も大変お世話になりました。未熟な私をいつも応援し支えてくださる皆様に心より御礼申し上げます。
昨年のヴェネツィアの取材旅行に続き、今回はミラノ〜ヴェネツィア〜フィレンツェ〜ローマの四都市を巡る取材旅行となります。たまには親孝行と想い今回は両親を連れての旅行です。ちなみに両親と旅行をするのは小学生の時以来です。少しリラックスして気分を改めて新年を迎えたいと思っています。又、来年から開始される長年温めていた“イタリア・シリーズ”の良い刺激になればと思っています。シカゴに続き、再び連絡が取れずご迷惑をおかけしますが、どうかご理解を頂けますよう宜しくお願いします。
来年も引き続き【やぎりん日記】を続けて行く予定ですが、“食べ物”の写真が多かったり、くだけた内容も多く、音楽的な内容は数パーセントであるため、真剣にご覧なられた方はガッカリされたかもしれません。ですが今後も方針を変えず気軽で読みやすい内容の中で、訪れた全国各地のバンドの雰囲気や音楽家の皆さんの素顔を紹介していくオリジナリティ豊かなものにしたいと思います。1記事数分で作成していることもあり、雑な面もありますが今後もご愛読頂けましたら幸いです。
皆様方の年末、そして新年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
来年も宜しくお願いします。
作曲家:八木澤 教司(やぎりん!)
☆ 本年もお世話になりました! はコメントを受け付けていません
12月 28, 2009
By: S.Yagisawa
Category: 日記
関西で年に数回行われている【八木澤作品関西指導者連合会】のことはだいぶ浸透されているようですが、以前より“なぜ関東ではそういった懇親会は無いのか!”という声がありました。本日はその第一日目となる記念すべき日となりました。【サグラダファミリアの鐘】の委嘱団体でもある堀越高等学校吹奏楽団の吉澤隆先生を中心に今日は忘年会を兼ねた〈東京発!やぎりん会〉が東京の渋谷駅近郊にて開催されました。幹事を務めるウインドアート出版代表の神長一康さん、大手楽器店のダクの営業マンの齋藤さんは都心がゆえ、どこまでの範囲に声をかれるべきか迷ったようですが、最終的には本年、八木澤作品を委嘱・初演された先生や音楽家を中心とした方々が集まることになりました。
【ヴォヤージュ】の委嘱団体である青稜中学・高等学校吹奏楽部の市川豊先生、【仰ぎ見ること〜泰山北斗の如し】の委嘱団体である青藍泰斗高等学校吹奏楽部の輿儀和弘先生、【マリンバ協奏曲】の初演指揮をされた加藤優先生をはじめ、名古屋ウィンドシンフォニー団長の三浦幸二さん、ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットの浅利真さん、鶴飼奈民さんといった若手演奏家、そして北陸ブロックからは湯浅幸嗣さん、東北ブロックからは、きょんきょん先生など全てはご紹介できませんが総勢20名が集まりました。参加者は初対面同士でしたが“やぎりん日記で写真とお名前は見て知っていました”という言葉を口々にされ、最初は堅い雰囲気でしたが次第に和やかになり盛り上がっていきました。
2次会にも16名が参加という高成績を残し、3次会は約半分くらいの人数で深夜2時近くまで続きました。“今度ゆっくり呑みましょう!”と言いつつもなかなか実現できなかった方に年の締めくくりとしてお会いできたことも嬉しいですが、私の作品を通じてこういった人間関係の和が膨らんで行くことが何よりも嬉しいですね。参加された方々は本当にご多忙な方ばかり。この年末の慌ただしい時期に遠方から駆けつけてくださり心より感謝します。4次会は市川市立福栄中学校吹奏楽部顧問の諏訪貴士先生、三浦さんと3人でラーメン終止。明後日よりイタリアに出発するので、これは年内最後のラーメンとなります。年越しラーメンという感じでしょうか。当然深夜2時を過ぎていますのでタクシーで自宅まで。改めて本当に素晴らしい方々に支えられていると実感できるとても充実した時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました!
☆ 東京発!やぎりん会! はコメントを受け付けていません