やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

◎ フルートアンサンブル「フィオーレ」

1月 07, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

フルートアンサンブル「フィオーレ」を皆さんはご存知でしょうか?フルートを演奏している人で、この【やぎりん日記】を読まれている方ならばピン!と来たのではないでしょうか。「フィオーレ」とはプロのフルート奏者である阿部麻耶さん、石井美由紀さん、野平加奈子さん、東貴美子さんの4人が結成してできたアンサンブル団体。そして、アンサンブルコンテストで近年演奏されてきている【フィオリトゥーラ【コロラトゥーラ】は「フィオーレ」の委嘱作品、すなわち、もともとは彼女たちのために書いた作品なのです。従来のフルートアンサンブルリパートリーとは異なる雰囲気で書いているこの作品は、まさに八木澤節全開という感じ。ですから、初めて八木澤作品を演奏される方には、どうコラールを奏でるか、どうやって息の長いフレーズを歌い回すのかを理解するのが難しいかもしれません。特に【フィオリトゥーラ】
にはウインドトーンといった特殊奏法も用いていますので。特殊といっても現代音楽の分野では珍しいものではないのですが。そんなことで私のところにも多くの質問が届いたりしていますが、なかなかすぐに全てを返信する余裕が無く…と、思っていたら、この「フィオーレ」のホームページのゲストブックにも質問などが書き込まれているのを発見しました。又、優しく丁寧な彼女たちはブログにも小節番号入りで細かな注意事項や解釈を書いてくれています。ぜひ両曲に取り組んでいらっしゃる方はご覧ください!きっと何よりの戦力になるはずです。

フルートアンサンブル「フィオーレ」のホームページ

ちなみに私はフルートの専門では無いので、楽器の選び方、変え指、アンブシュアなど細かなことについてはお答えすることは少々難しいです(→フルートの専門の方に質問されることをお薦めします)。ましてや“楽器を落としたのですが大丈夫ですか?”とか“顧問の先生とフルート講師の解釈が違うのですがどちらが正しいですか?”とか、現場にいないと答えられない質問はメールを頂いても答えかねます…。私には残念ながら超能力は持ち合わせていません…。又、楽語の意味もご自分で辞典を引いて調べられることをお薦めします。厳しいようですが、その方がより自信を持った演奏につながるのではないかと思います。心より応援していますので、苦労した分、深く感動的な演奏をしてください!

◇ ローマ出発 → 帰国!

1月 05, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

イタリア生活の最終日となりました。普段、食べない朝食を食べているせいか、お酒とカロリーの高いものを食べているせいか判りませんが、とても太ってきていることが判ります。シカゴでも体重が増えて、イタリアでも体重が増えて、、、大変です。そして恐らく帰国したらラーメンも食べると思うので。。。そんな想いを胸に今日も朝食会場へ!日本のバイキングではあまり見かけませんが、今回泊まった4つのホテルは写真のように果物が丸ごと置いてあって食べ放題。カプチーノも美味しく飲めてしまうので、たくさん朝から食べてしまうのです。ただパンは日本のように柔らかく、しっとりしたものではなく、堅く乾いたボソボソしたものが多いです。でも、それもそれで趣きがあって良いです。

ローマ発の飛行機が19時半ということで、朝はゆっくりチェックアウト。又、15時近くまで自由行動なのでホテル周辺を散歩できます。タイムリミットがあるので迷子にならぬようホテル周辺を限定で散策。雨がパラパラ降っていたので傘が必要。でも濡れた傘をスーツケースにしまうのは嫌だなぁ、と我がままな私はホテルのフロントで傘を借りることに成功!日本でもよくホテルの傘を使用させて頂いていますが、言葉は違えど同じパターンが通用するのだと、ちょっぴり嬉しい。ちなみに英語の話せない私が何故この一週間何の不自由も無く想いのままに生活できたか!そう疑問に思う方も多いでしょう。答えは簡単です。イタリアは日本語が通じるのです。といってもナポリとかは知りませんが…。少なくとも私の今回の経験ではミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマの主要都市では大丈夫でした。特にレストラン、ホテル、ショッピング街では日本人だと思うと日本語で向こうから話しかけてきます。日本語での説明なども多く見かけますし、現地の人々が日本に対してとても興味を持っていることが伝わります。街を歩いている日本人も多いですし。慣れているのでしょう。そしてイタリア人はとても対応が親切ですし、誰もが笑顔があって心地良いものがあります。緊急なトラブルに巻き込まれたりすればまた話は変わってきますが、スリにさえ気をつければ観光は語学の心配は入らない感じですね。とは言うものの、唯一通じなかったことがありました。それは2日前の中華料理での“餃子”の注文が伝わりませんでした…。“ギョーザ”と言ってもダメ…。確かドラゴンボールでは“チャオズ”と言ってたかなぁ、と思い言ってもダメ。結局、身振り手振りで伝えるとシュウマイが出てきてしまいました…。次回はギョーザをイタリア語で何て言うのか、せめて英語で何て言うのかを調べておかなくてはなりません。ご存知の方はぜひ教えてください。お昼はホテルのロビーにあるカフェでビールとサンドウィッチを。数時間前にカプチーノを飲んだ時にチップを多めに渡しておいたことを覚えていてくれたようで、もの凄くゴキゲンなウェイターさんは笑顔でポテトチップスやナッツを別にプレゼントしてくれましたぁ。お薦めのチーズハムということで、とても美味しかったです。

空港に到着しチェックイン!シカゴの時の焦りとは真逆。チェックインカウンターにも日本人がいらして全く苦労せず。チョコを買ったり、ビールを呑んだりして時間を潰すとすぐに搭乗時間。写真のチョコレートは空港で薦められた(ここでも日本語で)ものですが、濃厚で美味しい!ですがカロリーの高さをビンビン感じます。飛行機に乗ると行きもそうでしたが映画を見ていたら時間がすぐに経ち、日付変更線を越えて1月6日となり無事に成田空港に到着。シカゴから帰ってすぐのイタリア旅行でしたが、お陰様で体調を壊すこともなく良い経験を積ませて頂く機会となりました。次の海外は3月にシンガポールで開催される演奏会への客演指揮となります。この演奏会にはウインドアート出版の神長一康さんも同行しウインドアートの他の邦人作品も紹介する予定となっています。シンガポールではどのくらい日本語が通じるか、またご報告したいと思います!

☆ バチカン博物館!

1月 04, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

ローマのホテルはヴィスコンティ・パレス・ホテルというモダンなホテルでした。比較的に便利なところに位置しているし、部屋も大きく快適でとてもベストです。本日は1日自由行動になっていることからも、このホテルは良い場所にあると思います。

さて、午前中のみ別料金のオプショナルツアーを申込みバチカン博物館へ行きました。バチカン博物館はあまりにも規模が大きく、半日では中途半端になることが目に見えていましたが次回にゆっくり、と思い触りのみを楽しむことにしました。2時間強という短い時間でしたが要点を絞っての見学で判りやすかったです。何よりも数時間並んで待たなければならないのを10分程度で入場できるというのもツアーの特色なのでしょう。ラピスラズリ(フェルメールが使用したことで有名)というダイヤよりも高価な青い石を使用した贅沢な床(写真)にも驚きましたが、建物が豪華過ぎて次元の違う世界観があります。やはり究極を感じさせるのはシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの傑作【最後の審判】でした。写真撮影は禁止ということでしたが、仮に許可されていても写真に撮りきれる規模ではありません。360度の芸術空間です。本当にエネルギーがみなぎっていて凄いです。今度はもっとゆっくり時間をかけて楽しみたいですね。一番興味深かったエジプト関係は省略されていましたし…。

午後はスペイン広場へ街並を見ながら歩いて行き、ブランドショップのある鮮やかな店でイタリアの最先端の品物をチエック。今はバーゲンシーズンということで、とても混んでいました。このイタリア滞在期間は時々、雨も降りましたが日本のように湿気が無いので嫌な気はしませんでした。少し濡れてもすぐに乾きますし、雨も連続して降るというよりも降ったと思ったら止むといった感じです。ディナーは自由行動だったので、またまたホテルのお薦めの近くのレストランへ。とても美味しくたくさん食べて呑みましたぁ。チップを多めに差し上げるとスプマンテ(シャンパンのようなお酒)や美味しいパンを新たにプレゼントしてくれました。シカゴの時も感じましたが、チップというものは本当に重要なポイントなのですね。勉強になります。今日は午後がずっと自由だったので、のんびりと過ごすことができました。明日はいよいよ帰国です。何とか今のところ危険な目にも合わずラッキーです。

◇ ローマへ!

1月 03, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日はフィレンツェより午前の移動。いよいよ今回のツアー最終地であるローマへ。バスはJALパック専用のバス。このバスはかなり豪華で良い感じです。まず他のバスよりも足元の空間が広いということ、椅子も大きめで更に背もたれだけではなく、左右にも動くのです。すなわち隣の人と触れ合わないようにズラすことができるのです。美しい街並を見ながら2時間強でローマに到着。松の木があらゆる所にあってレスピーギの傑作【ローマの松】を想い出さずにはいられません。

お昼は幻のローマ野菜と言われる“プンタレッレ”のアンチョビ和えと大きなピザを食べましたぁ。この野菜、見た目は怪しげですが、なかなか美味しい。ピザはミラノで食べた時ほどの感動はありませんでしたが、まずまず美味しい感じです。残さず全て食べましたぁ。

午後はバチカン市国のサンピエトロ大寺院へ。ここも壮大建築で写真に写しきれないもの。この360度の立体感は現地でしか体感できません。広場も素晴らしい景色。そして映画や逸話でも有名な“真実の口”を見て、有名な観光名所でもあるコロッセオ、トレビの泉と夕方まで巡りました。コロッセオもまた壮大で感動的なもの。古代の人々のエネルギーをダイレクトに感じます。夕食は今回も自由行動だったのでホテルでお薦めのレストランを聞いて中華料理を食べましたぁ。とても美味しく、久しぶりにご飯が食べたかったのでチャーハンをたくさん食べましたぁ。ご機嫌な1日でした!

● ピサの斜塔へ!

1月 02, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日はかなり凄かった。なぜならばフィレンツェのウフィツィ美術館への観光なのです(写真は禁止でした)。ここは絵画にご興味のある方ならば誰もが一度は行きたい場所。ほんの2時間弱の滞在で残念でしたが、行けただけでも十分満足な美術館でした。飛行機の搭乗並みのセキュリティチェックまでありました。この美術館にはサンドロ・ボッティチェッリの傑作【ヴィーナスの誕生】【プリマヴェーラ】やレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作【受胎告知】など、興味深い名画がたくさんあるのです。本来ならば最低丸1日は滞在していたい場所です。ゆっくり見れなくて残念でしたが、生で見ることができて本当に良かったです。もちろん資料もたくさん買いましたぁ。

美術館の外も豪華。【ペルセウス】の像を発見!ホテルへの帰り道には、あの神曲で有名なダンテのお家も発見!フィレンツェは芸術家の街ですねぇ。驚きばかりです。落ち着きを取り戻すためにも、まだシカゴとの比較研究のなされていないイタリアのマクドナルドに入ることに。アメリカのような壮大な大きさではなく、ほぼ日本と同じ大きさでした。ここでアメリカサイズが出て来たら驚きばかりで腰を抜かすところでした。。。助かりましたぁ。

午後はオプショナルツアー(別料金)のピサの斜塔への半日観光へ行きました。ここは最もスリの多い場所としても有名。カップルでのプロのスリや、ジプシーさんたちが多いようです。私はジプシーというのは魔法使いのようなお婆さんタイプを想像していましたが、そうではないんです。ミニスカートやGパンをはいた身なりもキレイにした今風の女の子グループなのです。狙われると笑顔で話しかけてきて、その隙に別の娘がスリ行為、そして更に別の娘が回収するといった具合にポジションがしっかりと決まっているようです。とてもベテランさんです。同じツアーの方はスリ未遂にあったようですが私たちは何とか無事でした。

そういった危険な地域だけあって素晴らしいピサの斜塔を見ることが出来ました。本当に斜めです。斜めで、斜めで、本当に不思議。理屈抜きに面白い建物です。写真で見るのと実物は迫力が違いますね。感動です。夜はフィレンツェのホテルに戻り自由に夕食をとのこと。ホテルでお薦めのレストランを教えてもらって食べに行きましたぁ。暗くて良い写真が取れませんでしたが、このツアー最大の感動的なディナーとなりました。本当に美味しくて、美味しくて、たくさん食べて呑んでしまいましたぁ。当然ですがツアー料金に含まれていなく別料金なのが残念!

◇ ヴェネツィア→フィレンツェ

1月 01, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

イタリア滞在3日目となりました。そして新年を迎えました。皆さん、あけましておめでとうございます!こちらでは“おめでとう!”というのは本日のみ。明日からは通常の仕事のようで日本のように正月は長くないようです。ちなみにまだ街にはクリスマスツリーやクリスマス音楽が流れています。ヨーロッパではクリスマスはあくまでもキリストの誕生を祝うということのようで、12/25を過ぎてもしばらくはクリスマス習慣のようです。正月にクリスマスの雰囲気も楽しめるのは不思議ですが文化を感じますねぇ。世界遺産や絵画についての写真や資料はいくらでも調査できますが、こういった知識的なことは普段意識しないと気づきません。また、ガイドさんなどが歴史的な話題をされると必ずキリストに結びついてくるとうのも文化を感じますねぇ。宗教というよりも歴史として伝わってくるところが不思議なところです。

さて、今回のヴェネツィア。昨年とは全く違う印象。昨年はヴェネツィアのみを1週間滞在ということに対し、今回は半日の滞在ということもありますが、何よりもアクア・アルタ(高潮)といったヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場が1メートル以上も水位が上がるという現象に巻き込まれました。私の記憶に残る街の道が全て歩けない状態なのです。まさに“水の都”といった感じですね。ですが、また不思議なことに午後にはこの1メートル以上もあった水が全く無くなってしまうという奇怪な現象も見ることができました。前回の秋のヴェネツィアとは違った一面を見れて良かったです。写真はヴェネツィアン・グラスを作っている職人さん。昼食はイカ墨のスパゲティ、小エビとイカのフリットを食べましたぁ。美味しかったけど、自分でメニューを選べなく惜しい!ゴンドラ運河めぐりがあったのでアルコールは止めておきましたぁ。

午後はまたまたバス移動。今度はフィレンツェへ。ここでは2泊できるので少しゆっくりできます。やはり一泊ずつホテルが変わるのは荷物整理やパスポート管理など個人的には面倒に感じます(身軽にしているのが好きなので)。今回のホテルはチェッターニ・フィレンツェというホテル。街の中心地にしていて便利でしたが、これまでのホテルより若干部屋が狭く何故か暖房が効き過ぎ。でも便利さは重要なポイントなので窓を開けるなどで対応!夕食は近くのレストランへ誘導して頂きトスカーナの伝統的な太麺パスタと言われる“ピッチのポルチーニ茸ソース”とフィレンツェ風ステーキ“ビスティカ・アッラ・フィオレンティーナ”というのを食べました。とても美味しかったし量も多かったです。グラスワインに良いものが無かったので、テーブルがご一緒の方にボトルを頼んで一緒に呑むことを提案、承諾。こちらも美味しかっです!レストランに行く途中に壮大な建物があったので撮影。。。凄過ぎます。。。ということで長い1日が終了。今年も宜しくお願いします!

◇ ミラノ→ヴェネツィア

12月 31, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

ミラノのホテルで目が覚めます。シカゴではここから緊張感の開始とも言える状況でしたが、今回はツアーなので指示通りに動けば安心!自分で判断し行動しなくて良いのは楽ですねぇ。全ての行動が旅程表に書いてあるのです。普段、朝食を食べない私ですが一応、指示通りにと思い朝食会場に。バイキングでしたぁ。ちょっと味が違いますが基本的に日本のホテルのバイキングと変わらぬ内容。和食が無い変わりにチーズがあるという感じです。卵が美味しかったです。


午前中はミラノの市内観光。ゴージャスなマクドナルドを発見!シカゴとの比較をするために入りたかったのですが団体行動のため不可能。勝手な行動は許されません!すると音楽関係者ならば誰もが目を光らせるRICORDI出版の店舗らしきものが!しかしながら勝手な行動は許されません!そして遂に目的地のドゥオモ教会に到着。これはズゴイですねぇ。立体感100%で写真に撮りきれない迫力です。パイプオルガンも神秘的な存在感がありました。又、ミラノで何よりも惹かれたのはレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作【最後の晩餐】でした。これは直接、心に語りかけるオーラのある不思議な芸術でした。人気のため入場の予約がなかなか取れないとのこと。並ばずに見れる。ツアーならではの特典ですね。

昼食はサーモンのフェットチーネとミラノ風カツレツでした。ボリュームもあって良い感じ。もちろん昼からビール(何と別料金!)も呑みましたぁ。

午後からはバスにてヴェネツィアへ向かいました。ヴェネツィアは昨年の9月に1週間の滞在をしているし、何よりも私の最も憧れの地。再び訪れることのできる喜びを持って到着を待ちます。今回のホテルはヴェネツィア本島ではありませんでしたが、ヒルトン・モリノストゥッキーという豪華なホテル。個人的には本島に泊まりたかったのですがホテルがとても良かったので満足!気づけば大晦日。日本は既に新年を迎えているのですねぇ。とても不思議な感覚です。夕食はJALパック45周年記念ディナーというもの。何が45周年記念だったのかあまり良く判らなかったのですが楽しい時間を過ごせましたぁ。ビールもワインもたくさん呑みましたぁ。ちなみにツアーではドリンクは全て別料金ということを初めてここで知りましたぁ。とても勉強になります。

△ イタリアへ出発!

12月 30, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

今年の年末年始は強引に休暇を取り、来年からの【イタリア・シリーズ】の取材旅行を兼ねてイタリアで過ごします。以前も書きましたが今回は親孝行と想い両親を連れての旅行。危険な国ということもあり念には念を入れてツアーでの参加にしました。“ツアー”への参加は国内外含めて私は初めての体験。ツアーコンダクターさんや現地ガイドさんもいるのできっと安心でしょう。私が英語やイタリア語が話せるならば、団体行動がゆえ拘束力の強いツアーは絶対に参加しないと思いますが…今回は念には念を入れて。。。余談ですが“イタリアツアー”というだけで色々な会社から企画が出ていて、ツアー初心者の私にはどれを選べば良いのか全く判りませんでした。基本的に大体どこの会社の企画も同じ内容に思えてしまって。。。最終的にJALの株主優待券ツアー8%offが使えて少しお得かなぁ、という理由で“JALパックのI’ll(アイル)”というものにしました。

出発はシカゴとは異なるお隣の成田空港第2ターミナル。第1ターミナルの外国人の多い雰囲気が記憶が新しい私にとって“あれ?”という印象。羽田空港のように日本人だらけでちょっと拍子抜け…。年末だから?日本の航空会社だから?いずれにしてもシカゴ行きの緊張感と全く異なりリラックス!しかも何と飛行機に乗ったら客室乗務員さんが海外の方を含めて全員日本語が話せるのです。前回の地獄の12時間と全く違い本当にこれから海外に行くのだろうか…と逆に不安になるぐらい国内色を感じます。これならば両親も心配ありません!機内食も美味しかったしビール、ワインも呑みましたぁ。12時間は長いですがスチュワーデスさん(今はフライトアテンダントとかCAというのでしょうか)とトーキングをして色々な情報を教えて頂いたりしていたらアッという間にミラノに到着。時間が戻り同日の17時頃に到着。

グランド・ホテル・ヴィスコンティ・パレスというホテルにバスで移動。初めて知ったのですがツアーではスーツケースなど大きな荷物は自分で運ばなくて良いのですね…。小さく軽くまとめてきたのでちょっと損した気分。ホテルの部屋には既にスーツケースが届いていて不思議な気分でしたぁ。ホテルもキレイでご機嫌!

夕食は自由にということだったのでツアーコンダクターさんのお薦めのレストランでピザとパスタを食べましたぁ。もちろんイタリアン・ビールも呑みましたぁ。ピザに乗っているシーフードが本当に美味しくて感激しました。相変わらず時差ボケも一切無く無事に第1日目を終えました。

☆ 本年もお世話になりました!

12月 29, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

△ 長期留守のお知らせ

明日、年末12月30日(水)〜年始1月6日(水)の8日間はイタリア滞在中のため留守にします。この期間はパソコンメール及び、携帯電話&メールは確認できません(国内に戻ってから受信します)。よって返信が遅れご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。

本年も大変お世話になりました。未熟な私をいつも応援し支えてくださる皆様に心より御礼申し上げます。

昨年のヴェネツィアの取材旅行に続き、今回はミラノ〜ヴェネツィア〜フィレンツェ〜ローマの四都市を巡る取材旅行となります。たまには親孝行と想い今回は両親を連れての旅行です。ちなみに両親と旅行をするのは小学生の時以来です。少しリラックスして気分を改めて新年を迎えたいと思っています。又、来年から開始される長年温めていた“イタリア・シリーズ”の良い刺激になればと思っています。シカゴに続き、再び連絡が取れずご迷惑をおかけしますが、どうかご理解を頂けますよう宜しくお願いします。

来年も引き続き【やぎりん日記】を続けて行く予定ですが、“食べ物”の写真が多かったり、くだけた内容も多く、音楽的な内容は数パーセントであるため、真剣にご覧なられた方はガッカリされたかもしれません。ですが今後も方針を変えず気軽で読みやすい内容の中で、訪れた全国各地のバンドの雰囲気や音楽家の皆さんの素顔を紹介していくオリジナリティ豊かなものにしたいと思います。1記事数分で作成していることもあり、雑な面もありますが今後もご愛読頂けましたら幸いです。

皆様方の年末、そして新年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

来年も宜しくお願いします。

作曲家:八木澤 教司(やぎりん!)

☆ 東京発!やぎりん会!

12月 28, 2009 By: S.Yagisawa Category: 日記

関西で年に数回行われている【八木澤作品関西指導者連合会】のことはだいぶ浸透されているようですが、以前より“なぜ関東ではそういった懇親会は無いのか!”という声がありました。本日はその第一日目となる記念すべき日となりました。【サグラダファミリアの鐘】の委嘱団体でもある堀越高等学校吹奏楽団の吉澤隆先生を中心に今日は忘年会を兼ねた〈東京発!やぎりん会〉が東京の渋谷駅近郊にて開催されました。幹事を務めるウインドアート出版代表の神長一康さん、大手楽器店のダクの営業マンの齋藤さんは都心がゆえ、どこまでの範囲に声をかれるべきか迷ったようですが、最終的には本年、八木澤作品を委嘱・初演された先生や音楽家を中心とした方々が集まることになりました。

【ヴォヤージュ】の委嘱団体である青稜中学・高等学校吹奏楽部の市川豊先生、【仰ぎ見ること〜泰山北斗の如し】の委嘱団体である青藍泰斗高等学校吹奏楽部の輿儀和弘先生、【マリンバ協奏曲】の初演指揮をされた加藤優先生をはじめ、名古屋ウィンドシンフォニー団長の三浦幸二さん、ヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットの浅利真さん、鶴飼奈民さんといった若手演奏家、そして北陸ブロックからは湯浅幸嗣さん、東北ブロックからは、きょんきょん先生など全てはご紹介できませんが総勢20名が集まりました。参加者は初対面同士でしたが“やぎりん日記で写真とお名前は見て知っていました”という言葉を口々にされ、最初は堅い雰囲気でしたが次第に和やかになり盛り上がっていきました。

2次会にも16名が参加という高成績を残し、3次会は約半分くらいの人数で深夜2時近くまで続きました。“今度ゆっくり呑みましょう!”と言いつつもなかなか実現できなかった方に年の締めくくりとしてお会いできたことも嬉しいですが、私の作品を通じてこういった人間関係の和が膨らんで行くことが何よりも嬉しいですね。参加された方々は本当にご多忙な方ばかり。この年末の慌ただしい時期に遠方から駆けつけてくださり心より感謝します。4次会は市川市立福栄中学校吹奏楽部顧問の諏訪貴士先生、三浦さんと3人でラーメン終止。明後日よりイタリアに出発するので、これは年内最後のラーメンとなります。年越しラーメンという感じでしょうか。当然深夜2時を過ぎていますのでタクシーで自宅まで。改めて本当に素晴らしい方々に支えられていると実感できるとても充実した時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました!