◇ ヴェネツィア→フィレンツェ
イタリア滞在3日目となりました。そして新年を迎えました。皆さん、あけましておめでとうございます!こちらでは“おめでとう!”というのは本日のみ。明日からは通常の仕事のようで日本のように正月は長くないようです。ちなみにまだ街にはクリスマスツリーやクリスマス音楽が流れています。ヨーロッパではクリスマスはあくまでもキリストの誕生を祝うということのようで、12/25を過ぎてもしばらくはクリスマス習慣のようです。正月にクリスマスの雰囲気も楽しめるのは不思議ですが文化を感じますねぇ。世界遺産や絵画についての写真や資料はいくらでも調査できますが、こういった知識的なことは普段意識しないと気づきません。また、ガイドさんなどが歴史的な話題をされると必ずキリストに結びついてくるとうのも文化を感じますねぇ。宗教というよりも歴史として伝わってくるところが不思議なところです。
さて、今回のヴェネツィア。昨年とは全く違う印象。昨年はヴェネツィアのみを1週間滞在ということに対し、今回は半日の滞在ということもありますが、何よりもアクア・アルタ(高潮)といったヴェネツィアの中心であるサンマルコ広場が1メートル以上も水位が上がるという現象に巻き込まれました。私の記憶に残る街の道が全て歩けない状態なのです。まさに“水の都”といった感じですね。ですが、また不思議なことに午後にはこの1メートル以上もあった水が全く無くなってしまうという奇怪な現象も見ることができました。前回の秋のヴェネツィアとは違った一面を見れて良かったです。写真はヴェネツィアン・グラスを作っている職人さん。昼食はイカ墨のスパゲティ、小エビとイカのフリットを食べましたぁ。美味しかったけど、自分でメニューを選べなく惜しい!ゴンドラ運河めぐりがあったのでアルコールは止めておきましたぁ。
午後はまたまたバス移動。今度はフィレンツェへ。ここでは2泊できるので少しゆっくりできます。やはり一泊ずつホテルが変わるのは荷物整理やパスポート管理など個人的には面倒に感じます(身軽にしているのが好きなので)。今回のホテルはチェッターニ・フィレンツェというホテル。街の中心地にしていて便利でしたが、これまでのホテルより若干部屋が狭く何故か暖房が効き過ぎ。でも便利さは重要なポイントなので窓を開けるなどで対応!夕食は近くのレストランへ誘導して頂きトスカーナの伝統的な太麺パスタと言われる“ピッチのポルチーニ茸ソース”とフィレンツェ風ステーキ“ビスティカ・アッラ・フィオレンティーナ”というのを食べました。とても美味しかったし量も多かったです。グラスワインに良いものが無かったので、テーブルがご一緒の方にボトルを頼んで一緒に呑むことを提案、承諾。こちらも美味しかっです!レストランに行く途中に壮大な建物があったので撮影。。。凄過ぎます。。。ということで長い1日が終了。今年も宜しくお願いします!