■ 武蔵野音大ホルン会!
昨日、遅れに遅れていた陸上自衛隊北部方面音楽隊(札幌)創隊50周年記念委嘱作品【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】が完成しました。世界初演は数週間後の3月6日(土)札幌コンサートホールkitaraにて行われます。指揮は隊長であり武蔵野音大の先輩でもある澤野展之さん。以前に陸上自衛隊中央音楽隊で【マチュピチュ】を指揮して頂いた時のエネルギッシュな音楽創りが今でも記憶にあり、初期の作風でよく使用していた、うねる八木澤コラールを存分に生かした作風で仕上げさせて頂きました。作品は北海道の四季をテーマにした約15分の大作。実は明日は福岡にて陸上自衛隊西部方面音楽隊(熊本)の委嘱作品である【「西風に揺られて」〜熱き心の鼓動が鳴り響く】が世界初演されることもあり、その公演に澤野さんもいらっしゃるとのこと。久しぶりの再会と音出しをされた感想が楽しみです。
さて、本日は武蔵野音大ホルン会の演奏会の練習への立ち会い。昨年の委嘱作品であった【かんてぃくる!】を早くも再演してくださるとのこと。本番は先約が広島であり、残念ながら聴きに伺えないため本日の練習にて指揮をされる須山芳博先生と打合せを兼ねての練習。昨年よりも楽譜を温めたこともあるのか練られた演奏で、サウンドに芯もあって非常に興味深い演奏。須山先生の的確な指導もあり、ほとんど私が気になるようなところはありませんでしたが、若干のニュアンスやイメージを加えさせて頂いて、昨年よりもよりアプローチのある演奏にさせて頂きました。学生さんはとても熱心に練習されていて本番の成功が確信できました。終了後は須山先生と学生さんとで中華料理屋にて懇親会。楽しい時間を過ごさせて頂きましたが、翌日の福岡行きを考えて途中で自宅へ戻ることを決意!心より本番のご成功をお祈りしています!