3月 14, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
▲ 三浦さん再び本八幡へ! はコメントを受け付けていません
3月 10, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今年になって一番初めに完成した作品は北陵ウインドアンサンブルの委嘱作品【パンドーラの箱】。そうギリシャ神話でお馴染みの有名なお話です。団体名が一見、一般バンドのように感じますが茅ヶ崎北陵高等学校の部活名称で演奏するのは高校生です。顧問であり指揮者の丸山透先生とは年末の忘年会以来の再会となります。本日は引き続きクラリネット奏者の三浦幸二さんも行動を共にします。忘年会で丸山先生に出会って以来、そのお話に興味を持ち一度練習を訪れてみたかったとのこと。プロの奏者なのにこの謙虚でフットワークの軽い姿勢は本当に尊敬できます。その姿勢に敬意を表して松本〜新宿までの乗車券&特急券をプレゼント!記念に写真撮影!三浦さんは社内でおにぎりを2つミックスサンド、カツサンドなどかなり食べていました。仕上げにアイスも食でてフルコースです。恐るべし!

茅ヶ崎駅まではるばると。そして最寄りの香川駅へ。生徒さん2人が迎えに来てくれていて一緒に学校までテクテク歩いて行きました。“中学校の時から八木澤さんの曲をたくさん演奏していました”“お会いできて嬉しいです!”という笑顔に長旅の疲れが飛んでゆきました。今日でこの長いツアーも終わり。最後まで気合いを入れよう!練習時間はたっぷり。曲のイメージや歌い回しなど八木澤コラールのツボをお伝えすると、みるみる良い演奏になっていきます。試験明けで久しぶりの合奏とのことでしたが、それを感じさせない集中力の高い演奏。そして何度演奏しても一切疲れの見えないサウンド感には三浦さんも脱帽。この一週間はあらゆる場所で、あらゆる世代の演奏を聴いてきましたが、本当にどこも個性豊かで熱意のある演奏。本当に幸せな一週間です。練習が終わるとサイン会場が設置されていて、三浦さんと共にサインを行い既に19時。丸山先生と三浦さんと3人で宴会。丸山先生の行きつけのBARでビール、ワインを楽しみながらピザとチーズを食べました。丸山先生のお話には三浦さんも私も大変刺激を受けました。又、三浦さんは今使用している楽器は中学の時にご両親から買って頂いたものだという新事実を聞きました。新しい楽器を購入するのも良いことだけどこの楽器に代るものは無いという感動的なお話まで聞かせくれました。シカゴでクレジットカードを盗まれても、楽器だけは離さなかったのはそういう理由があったのか、と改めて三浦さんのこの心意気に惚れ込みました。気づくと22時過ぎ。急いで帰らないと。
三浦さんはまだホテルを決めていないようなのでとりあえず東京方面の電車へ。東京に着いても丸山先生との話題や名古屋、松本での話が尽きない。私は〆切やメールチエックなどで今日中にどうしても本八幡まで帰らなくてはならないことを伝えると最終的に三浦さんは本八幡まで行きます!との気合いぶり!私は申し訳ないと思いながらBARとラーメン屋で接待するので本八幡で語りましょう!という意外な展開へ…。東京から本八幡は近い。すぐにラーメン屋で味噌ラーメンの大盛りを食べて頂き、その後ゆっくりとBARにて深夜2時まで語り合いました。この歳になっても大学時代のノリで生活できているのは幸せです。明日からはまた徹夜で作曲開始!シンガポール遠征まであと僅か。現地でのスケジュールがようやく届くと、演奏会には日本大使館からの来賓、ラジオ、新聞の取材、ワークショップなど国内以上にハードな様子。現在、シンガポールに滞在中である作曲家の伊藤康英先生からもメールを頂き、現地では私が訪れることを本当に楽しみにしてくださっているご様子。シンガポールは36度の気温が続いているとのこと。語学の壁以上に体力も心配なところです。
■ 茅ヶ崎へ! はコメントを受け付けていません
3月 09, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
△ 松本へ! はコメントを受け付けていません
3月 08, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◎ 春日井西高校! はコメントを受け付けていません
3月 07, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
● 名古屋へ! はコメントを受け付けていません
3月 06, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
札幌のホテルで目が覚める。あっ、もうホールに行く時間だ!今日は札幌コンサートホールkitaraにて陸上自衛隊北部方面音楽隊の定期演奏会があり、そこで創隊50周年記念委嘱作品【交響詩「母なる北方の大地 — すべての生命を讃えて」】が世界初演となります。午前中のリハーサル(写真)では体力をセーブした状態での演奏。スタミナの温存のため断片的なバランス確認のみとなりました。お客さんが満席になるようなので、今とはまた違った音に聴こえるだろう。どんな演奏になるのか正直現段階では判らない。先週の練習で作品に対する想いは隊長である澤野展之さん、音楽班長である山下顕さん、そして演奏する隊員の皆さんにはお伝えしたので、あとは私はその結果を見届けるのみとなりました。
会場となり次第にお客さんが入場。東海大学第四高等学校吹奏楽部顧問の井田重芳先生をはじめとする先生方や多くの中学・高校生の姿も多くみかけました。又、日本吹奏楽指導者協会副会長の野中図洋和さん、陸上自衛隊中央音楽隊隊長の武田晃さん、元・陸上自衛隊東部方面音楽隊隊長として【モアイ】【ラス・ボラス・グランデス】を委嘱してくださり初演して頂いた古荘浩四郎さん、元・陸上自衛隊第2音楽隊隊長として【コロポックルの棲む渓谷「神居古潭」】を委嘱初演してくださった加藤良幸さんといった豪華な面々。創隊50周年記念ということもあり全国各地から多くの方々がいらしていました。そして今回は母が北海道出身ということもあって、良い機会と思い両親で聴きに来てもらいました。小さな頃から祖父母のいた歌志内市へ何度も私は行く機会がありましたが、こういった形で両親と北海道にいることは初めてのこと。作曲生活10周年になる私にとって、そういった意味もあり気合いの入る本番となります。
作品は演奏会のトリとして演奏されました。約15分間、北海道の夏から春に向ける四季をドラマチックに描く作品。あえて最近使用していなかった【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】【稜線の風】といった初期の作風を基にした楽曲。それは単に音を並べるだけでは全く音楽にならない、指揮者の“こうしたい”という意志がダイレクトに出る作風で以前、【マチュピチュ】でエネルギッシュな指揮で感動的な演奏に導いてくださった澤野さんとの信頼関係で作曲しています。今回の演奏も素晴らしかった。リハーサルが体力温存のためにセーブしていたというレベルではなく、それとはまた別次元の世界観のある音楽創り。澤野さんも隊員さんも、心から躍動する音を生み出している。これまで生徒さんの演奏する込み上げてくるような演奏には何度も出会いましたが、それと同じように大人が本気で音楽をしている姿に想わず涙ぐんでしまいました。ここまで作品に気持ちを入れて演奏して頂き幸せです。客席の鳴り止まぬ割れんばかりの拍手に包まれて世界初演は成功に終わりました。

終了後は記念祝賀会。私もお話する機会を頂いたので、まずは私事ながら両親に良い親孝行が出来た御礼を言わせて頂きました。そして、今回の委嘱を頂くきっかけとなった音楽班長の山下顕さんとの出会い、人と人との縁のお陰で今回の作品が誕生したことへの感謝の気持ちをお話させて頂きました。澤野さん隊員さんをはじめ関係者の皆さんが本当に喜んでくださっていて本当に良かったです。私にとっても想い出に残る一日となり心より感謝しています。写真は左より山下さん、澤野さん、私、そして福岡から駆けつけてくださった九州女子高等学校吹奏楽部の出口貴浩先生。明日の朝は始発の飛行機で名古屋に向かうため名残惜しくも二次会は失礼させて頂きました。

ホテルに向かう途中、本日演奏会に聴きにいらしてくださった札幌山の手高等学校吹奏楽部顧問であり、大学の後輩でもある西澤先生に結婚のお祝いを渡していなかったことを想い出し電話。結婚式に先約の関係で伺えなかったのをずっと残念に思っていました。電話が繫がると、ちょうど奥様とショッピングとのこと。3人で軽くお祝い会をしてラーメン終止をしてホテルへ戻りました。西澤先生と奥様は今日の世界初演に立ち会えたことを本当に喜んでくださっていて「15分という長さを全く感じなかった」「春の場面では想わず泣いてしまった」と何度も熱く語ってくださり、嬉しい気持ちで札幌の最後の夜を終えることができました。関係者の皆様、ご来場の皆様ありがとうございました!
☆ すべての生命を讃えて はコメントを受け付けていません
3月 05, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◇ 札幌! はコメントを受け付けていません
3月 04, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
昨日より仙台に来ています。今回のツアーは国内一週間の大移動。〆切を再び抱えているのに心苦しい気持ちもありながらの旅。今日のお昼は東北福祉大学吹奏楽部の音楽監督である松崎泰賢先生と待合せをして、松崎先生が昔から通っているというお寿司屋さんへ!物凄い勢いでお寿司が登場してきましたが、美味しさのあまり一瞬で無くなって行きました。順番に出てくることから写真でも撮りきれない状況。ネタの大きさと美味を堪能しお腹いっぱい。そして、喫茶店へ行ってティータイム。その後は福祉大の校舎へ向かいました。松崎先生は喫茶店で何とケーキを全種類購入!学生さんたちへのお土産とのこと。松崎先生は本当に優しい方です。学生さんに人気があるのは音楽性の素晴らしさと共にこういった気配りもあったのですね!

練習を終えた後は学生さんたちと共に大宴会!なんと50名近くの参加者でとてもにぎやかな会となりました。福祉大の学生さんは気配りのあって優しいです。やはり松崎先生の生き方を普段から見ているからでしょうか。又、仙台市立五橋中学校吹奏楽部顧問の小野寺淳先生、仙台向山高等学校吹奏楽部顧問の保科雅己先生、石巻商業高等学校吹奏楽部顧問の清水学先生、福島県の吹奏楽指導者である二階堂卓さん、教育芸術社営業マンの中山さんがご多忙の中駆けつけてくださり、福祉大の学生さんとの懇親会に発展しました。二次会を経て最後はラーメン終止!昨日もラーメン終止だったので連続2日となります。写真は左より中山さん、二階堂さん、小野寺先生です。今回も輪が広がる会となって楽しかったです。明日は札幌へ向かいます!
● 仙台滞在中! はコメントを受け付けていません
2月 28, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は津波が来るとか、来ないとかニュース報道のあるなか尚美の体験入学。恒例の“八木澤教司先生の指揮で尚美ウィンドを体験しよう!”のコーナーでした。今回は新譜の【モーセとラメセス】【故郷の想い出】を中心とした3曲を練習。作曲時のエピソードを語りながらの合奏でした。体験入学にいらしていた高校生たちともトーキングしましたし、今日の合奏で卒業となる学生さんともお話ししました。卒業する学生さんとは謝恩会でお会いするのが最後となります。謝恩会はシンガポール行きの前日となりますが、見届けに行かなくてはなりません!!!


さて、終了後は夜の予定まで時間があったので第2回〈やぎりん、ドルチェの会〉を卒業する学生さんと臨時開催。“ドルチェ”とは名ばかりで、しっかりピザやハンバーガーなども皆に食べて頂いた。最後はドルチェ終止という感じで写真の通りカロリー満点の“おやつ”となりました。ちなみにこのイタリアンレストランは本当に美味しい。夜も食べなければならないのにどうしよう…。来週の旅もカロリー高そう、というか高いものばかりだろうし…。健康管理が本当に難しい。
■ 尚美体験入学! はコメントを受け付けていません
2月 27, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は午後は千葉県立鎌ヶ谷高等学校吹奏楽部において3月30日に行われる定期演奏会の客演指揮の練習へ伺いました。演奏するのは【サクソフォーン小協奏曲】【ヘリングの朝】の2曲。サックスのソリストにはヴィーヴ!サクソフォーン・クヮルテットの浅利真さんがゲストに招かれています。同高校の顧問である小林武巳先生は武蔵野音大の先輩でもあり、デビュー時期からお世話になった先生。こういった形でご一緒させて頂けるのは嬉しいですね。さて、浅利さんは本日の練習は他の先約のため不在。そこで初演ソリストの中村圴一先生のお弟子さんであり、初演に向けて中村先生のアシスタントを務めた尚美1年生の藤井一弥くんに急遽、代役をお願いして練習にお付き合い頂きました。当曲はレコーディングさせていなく高校生たちはこれまで音源無しで練習していました。よってソロのサックスの加わった演奏は今日初めて聴くことに。よくこれまで音源が無いのにイメージできたなぁと感心するほど熱心に練習してくれていました。藤井くんも熱意のあるソロを披露してくれて世代近い高校生にはとても刺激的だったことが雰囲気ですぐに判りました。藤井くんにとっても高校生にとっても良い機会と鳴ったようで本当に良かったです。
終了後は3月22日に東京芸術劇場で開催される響宴の練習のため、川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団の練習に立ち会いました。今回演奏される曲は何曲【優位な曲線】。福本信太郎先生の的確な指示と指揮のもと、どんどん音楽が変化して行き、私の思いつかなかったようなアプローチまで研究してくださっていて本当に勉強になる時間でした。本番はどんな演奏になるのか期待いっぱいで練習が終了となりました。


22時頃から仕事を終えリベルテの練習に駆けつけてくれた浅利さんと、同じくヴィーヴ!の鶴飼奈民さん、そしてリベルテのサックスパートを中心とする団員さんたちで宴会!盛り上がり過ぎて終電が無くなってしまいましたが、鶴飼号でなんとか送って頂き無事に帰還。その前に浅利さん、鶴飼さんと3人でラーメン終止。彼らとは大学時代からの仲。卒業してもこういった関係が繋がっているのは幸せです。
● 千葉〜埼玉 はコメントを受け付けていません