やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for the ‘日記’

☆ 尚美→アルファモニック練習!

10月 17, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日は午後と夜間で2本立てのスケジュール。徹夜続きですが気合いを入れなくてはなりません。午後は“やぎりん”の吹奏楽作曲&編曲基礎セミナーと称される尚美ミュージックカレッジ専門学校の体験入学のレクチャーを務めました。いつもの体験入学は尚美のバンドと共に作品を演奏しながら解説していくスタイルの管弦打楽器学科を受験希望の方々を対象にしたものですが、今回は作曲学科への入学希望の方々を対象にした講習でした。尚美の別企画である【八木澤教司作品特集映像】とのタイアップもあり講座をした約1時間は全てビデオカメラの収録があり“言葉に注意!”するといった集中力のいる課題もありました。ですが、高校生の皆さんから在校生の皆さんの意欲的な姿勢もありスムーズに講座を終えることができました。私が作曲家になろうと思ったきっかけから始まり、後半では【「散歩、日傘をさす女性」—クロード・モネに寄せて】のエピソード、質問コーナーを行い、尚美出身の作曲家であり、デビューが一緒であった坂井貴祐さんにもスピーチをお願いするなど盛りだくさんの内容になりました。写真は終了後のもの。入学相談課、企画制作課の皆さんと本日の成功を祝して!

夜20時からは今月末に委嘱作品が世界初演となるアルファモニック吹奏楽団との初練習。少し前に到着すると指揮者である須藤信也さんが熱演を。室内の気温が物凄い。空気に重力を感じるほどです。あまりの熱気に一度外に出ると何と隣の部屋では以前【マチュピチュ】を演奏してくださった船橋吹奏楽団が練習しているようで休憩中らしく廊下で団員さんにバッタリ会うなど。同団の現在の指揮者はプロのテューバ奏者でもある大塚哲也さん。実は私がまだ大学に入る前にとてもお世話になった方でもあります。又、大塚さんは仙台フィルハーモニー管弦楽団に所属していた時期もあり、東北福祉大学吹奏楽部音楽監督ぶある松崎泰賢先生とも繋がりのあり何かと話題にもなっていたのでこういった偶然の再会は面白いです。さて、アルファモニック吹奏楽団も休憩となり空気の入れ替え。恐らく気温は40度を軽く越えているに違いない。須藤さんはもちろん団員さん全員が汗だくになって一生懸命練習しているのです。次は自分が須藤さんのように暑い中、指揮をするのか!と覚悟を決めて練習開始!1時間ほどの練習だったのでポイントのみをお伝えして次回の本番直前練習に繋げることに!皆さん熱意のあるサウンドを届けてくれました!又、中学時代の同級生が入団されていて懐かしい再会もありました。終了後は団員さんたちとの宴会!1次会を経て2次会は電車がなくなるまで続きました。汗をたくさんかいただけにビールが美味しかったです!情熱的な演奏だけでなく、改めてビールの美味しさを再確認させて頂いた素晴らしい1日となりました。

★ 尚美[体験入学]“やぎりん”の吹奏楽作曲&編曲基礎セミナー!

10月 14, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

■吹奏楽経験者のための作曲基礎講座

“やぎりん”の吹奏楽作曲&編曲基礎セミナーと称される尚美ミュージックカレッジ専門学校の体験入学が10月17日(日)13:00より開催されます。作曲学科の体験入学を担当するのはこれで2回目ですが、今回は【「散歩、日傘をさす女性」—クロード・モネに寄せて】を中心とした作品のエピソード、海外の吹奏楽事情や現場での体験談、質問コーナーなど“吹奏楽を書く作曲家とはどんな仕事なのか”という疑問や興味にお答えしたいと思います!吹奏楽経験者で作曲に興味を持っている人、吹奏楽曲の作曲に興味がある方はお気軽に参加してくださいね!もちろん参加特典もあるはず!

詳しくは、そしてお申込みは入学広報課(フリーダイヤル0120−039881)までご連絡をお願いします!

皆さんにお会い出来るのを楽しみにしていますね!

★ レコーディング第4日目【最終日】!

10月 11, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

昨夜も音楽監督の松崎泰賢先生、クラリネット奏者の三浦幸二さんと3人での2次会は深夜2時まで続きました。レコーディングの疲れなのか、呑み疲れなのかは判りませんが関係者は全員疲労がピークに達しています。しかしながら今日は最終日。気合いを入れなくてはなりません。本日の午前中は全日本吹奏楽コンクール3年連続出場を記念してプレゼントさせて頂いた【「ひと夏の恋」〜けやきの気に抱かれて…】を持ってきました。本来ならばCDのメイン曲なのでもっと疲労が無い早い段階でレコーディングするのが一般的な考え方かもしれません。ですがあえて最終日の一番疲れやすい午前中に持って来ました。他バンドのための委嘱作品をここまで3日間頑張って来た彼らならば「自分たちのために書かれた曲」ならばどんなに疲労があっても情熱で乗り切ってくれると信じての決断でした。ただこの曲も決して容易な曲ではありません。美しい音色と華やかな音色を使い分けるといったベストコンディションでないと難しいものです。ですが松崎先生の熱意と共にな一丸となった音楽が奏でられ私はもちろんワコーレコードの西村さん、ウインドアート出版の神長さん、三浦さんも驚きの連続でした。4日間に渡るレコーディングは体力だけではなく集中力も精神面も負荷がかかります。ですがメインとして相応しい素晴らしい演奏をしてくれました!

不思議と午後からも順調に進み、最後は「全員で気持ち良く終わる」のが理想だと思い【合唱と吹奏楽のための「あすという日が」】を設定。合唱曲として書いた作品なので吹奏楽曲にちょっと出てくる歌とは違います。彼らは合唱団ではないので正直厳しいのではないか、という不安はありましたが、こちらも感動的な歌声が。何よりも暗譜をして歌ってくれている様子は感動的でした。出版元である教育芸術社の額賀さんは学生さんたちにケーキ100個の差し入れを。松崎先生や彼らの応援団でもある本間先生も一緒に歌で参加。一番録音に時間を費やすと予想されたこの曲が信じられないくらい順調に進み予定通りの時間に無事終了!スタッフ一同の言葉に始まり最後は松崎先生の言葉で締められました。本当に素晴らしい演奏をしてくださった松崎先生と学生さんたちに心より感謝します。

夜は打上げ!誰もが達成感のある表情。参加率もいつものコンクールなどの打上より多いのがその証拠。松崎先生も学生さんたちに囲まれて大人気!

学生さんたちを含めた20名程度の2次会を経て、深夜12時からは大人だけで3次会。もちろん最後はラーメン終止。三浦さんに仙台っ子ラーメンをご紹介。写真は左より三浦さん、本間先生、額賀さん。

大作からアンサンブル、合唱、ポップスと大学生らいしいフレッシュな感覚のCDが出来上がりそうです。全国一斉発売は12月中旬頃を予定しています。また追って収録曲を含めた詳細をご案内します!

★ レコーディング第3日目!

10月 10, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

仙台のホテルで目を覚まします、が日に日に疲れて行きます…。前回のレコーディングの時は全曲、指揮をしたけれどもここまでの疲れは…。今回は東北福祉大学吹奏楽部のカラーを全面に出したく音楽監督の松崎泰賢先生と私の2人で交互に指揮をする形で録音しているので体力的には前回ほどでは無いはずなのに…。やはり2年前とは体力が違うのですね…。しかしながら3時間以上も立ったままで熱く指揮をする松崎先生は私以上に大変なはず。素晴らしい集中力と体力には頭が下がります。午前中に【ザ・ウエスト・シンフォニー】の第4楽章のレコーディングを終えお弁当タイム。そして4年生メンバーの集合写真を!

午後に第3楽章ともう2曲を録音する予定でしたが、やはり【ザ・ウエスト・シンフォニー】がなかなか難しく手こずり、1曲を明日へ移動することに…。明日、全部録音し終えることができるのかスタッフ一同心配がよぎります。しかし妥協をしてしまうのは全力で頑張っている学生さんに失礼と思い、心を鬼にしてしっかりとレコーディング。CDが多くの人に親しんでもらえることはもちろんですが、学生さんたちの想い出として完成したCDに「後悔」は絶対に記録させる訳にはいかないというのが私達の責任だと思っています。

終了後はまたまた打合せと称する宴会。実は何と今日は名古屋からクラリネット奏者の三浦幸二さんが駆けつけてくださいました。頼もしい仲間たちが集まり学生さんたちのテンショクも上がってきます。松崎先生は「三浦くんが来たからには今日の夜は長いなぁ〜、昨日はこのために早めに解散したんだぁ」と5月の台湾での再来を嬉しそうなご様子。また宴会には現在、定期演奏会に向けて東北福祉大の委嘱作品でもある【ヘリングの朝】を練習しているというザ・ウインド・オーケストラ仙台の松川さんもいらしてくださいました。何と東北福祉大の4年生に妹さんがいるのです。とても似ていたので姉妹で記念撮影!左が妹さん、右がお姉さん。松崎先生はさすがに3日目でお疲れのご様子です…。又、今日の宴会では「すず音」が大人気!久しぶりに私も呑みました!よく考えればこちらの地域のお酒だったのですね。

二次会は台湾を再現するようなメンバー。松崎先生、三浦さん、私の3人でワインと共に再び食事!カロリー高いですねぇ。台湾と同じくウインドアート出版の神長さんは先にホテルに戻り確実な再現となりました。指揮や演奏をしている方も大変ですが、西村さん、神長さんのように朝から晩までスコアとにらめっこして音をチェックするのはもっと過酷なはず。本当に助かります。3日続いたラーメンはさすがにパス。ラーメンも3出休みとなりました。

★ レコーディング第2日目!

10月 09, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

仙台のホテルで目を覚ます。昨日、というか深夜3時まで呑んだせいか…。音楽監督の松崎泰賢先生は大丈夫でしょうか?今日から本格的に「吹奏楽曲」のレコーディングが開始されます。今回のCDの大きな目玉となるのは、私のデビュー当時の想い出がぎっしり詰まった作風の原点が集約された【ザ・ウエスト・シンフォニー】全曲のレコーディングとなります。当時お世話になった吉田直先生と千葉県立市川西高等学校吹奏楽部に4年計画で贈呈した作品。東北福祉大学吹奏楽部との4年目のお付き合いが重なり、このスタミナの必要な大作をあえて選曲してみました。全楽章のレコーディングは編成や体力などあらゆる面で難しくこれまで実現できていませんでしたが、松崎先生の指揮のもと本日と明日の2日間に分けて録音します。写真は開始前のホール、そして録音された音を全員で聴き、自分の音がどう聴こえているのかなどをチェックしている様子。

朝9時半スタート、夜20時半レコーディング終了。第1楽章、第2楽章に加え他の小品も何とか予定通り録音することができました。その後は今日も打合せ会と称する宴会!学生さんの応援団でもある本間先生を筆頭に会場が決定。写真はそれぞれ松崎先生、ワコーレコードの西村さん、ウインドアート出版の神長さんと学生さんたち。最後はもちろんラーメン終止。仙台っ子ラーメンに西村さん、神長さんをご案内!今日はさすがに疲れ深夜12時過ぎに解散!

★ レコーディング第1日目!

10月 08, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

本日より東北福祉大学吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクール3年連続出場を記念した八木澤教司作品集CDVol.4【「ひと夏の恋」〜けやきの気に抱かれて…】のレコーディングが開始されます。3年間、私への委嘱作品にて全国大会へ出場したバンドならではの作品集となりそうでとても楽しみです。レコーディング・エンジニアはワコーレコードの西村和幸さん、ディレクターはウインドアート出版代表の神長一康さんといったCD【ペルセウス】の時と同じ顔ぶれ。東北福祉大にとって初めてのCDレコーディングということで関係者一同不安があるようですが、この名コンビがいる限り素晴らしいものになると確信しています。そしてもちろんジャケットデザインはお馴染みネオ・クリエイトの村田努さんに依頼。既にジェケットデザインは完成!このデザインをみて学生さんたちはとても喜び更に気合いが入った感じです。福祉大らしいカラーを全面的に出したデザインです。村田さんならではの温かいタッチです。

学生さんは当然今日は平日で授業があります。音楽監督であり指揮者である松崎泰賢先生と学生さんたちと共に昼食!なんとお寿司!西村さんも私も美味しさにビックリ!そして夕方より最も音源のお問合わせの多いクラリネット4重奏曲【お団子ヘアの女の子】をレコーディング。4人とも[お団子]にて演奏!CDでは見えないので、こちらにてご紹介!

18時より仙台フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン奏者でもある松崎先生にソロをお願いして【ヴォカリーズ】の収録。弱奏が多くノイズなどにも細心の注意が必要。シビアな曲だけにレコーディングにの過酷さを学生さんは初日から体験してさせてしまいました…。しかしながら西村さんも、神長さんも一切妥協をせず真剣に音をチェック、学生さんの忍耐強さのお陰で無事に録音終了!夜は松崎先生やスタッフ、学生さんの何名かと打合せ会!今日も牛タン、そして刺身も!一次会終了後は松崎先生と2人で深夜3時までワインを呑みながら熱い想いを語り合いました。長い1日でした。

▽ 仙台へ!

10月 07, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今日から仙台へ!もちろん徹夜での出発!明日からのCDレコーディングのために前泊です。そして夜は久しぶりに教育芸術社の営業マンである額賀さんと会食。額賀さんお薦めの牛タンを食べました。写真は牛タンを持つ額賀さん。私は今日から仙台に5泊します。またまたカロリー高い毎日になりそうです…。

★ JALクリスタル!

10月 05, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

JALよりクリスタル会員のメンバーズカードが送られて来ました。今年の1月〜8月の時点で搭乗回数が30回を越えたので自動的に会員になったようです。1年間で乗った搭乗回数に応じてこのステイタスカードとそれに応じた特典が受けられるようです。ちなみにこのステイタスカードの中では「クリスタル」は一番下…。1年間で50回以上で「サファイア」、80回以上で「プレミア」、120回以上で「ダイアモンド」の会員となるようです。今年はあと3ヶ月あるので、もしかするともう1つ上のランクにも行けるかも。しかしながら120回って…かなり凄いですね…。私はJALばかり乗っている訳では無いので絶対に無理ですね。というかJALはイタリア路線も撤退したのでとても困っています…。

今更ですが「mixi」にも登録してみました!ホームページに以前あった「掲示板」を無くしてしまったので、何らかの役に立てばと思っています。

★ 飯塚にて!嘉穂ブラスその2!

10月 03, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

朝早くホテルで目を覚ます。今日の嘉穂ブラスの演奏会は午後から。昨日の演奏も素晴らしかったので午前中のリハーサルは他の曲の練習を優先してもらおうと伺わずホテルにて遅れている作品のスケッチを。お昼前にホールへ伺い顧問の伏見宣秀先生とお弁当を食べながら打合せ。何と選べる“ふりかけ”付き。昨日の演奏はとても高い完成度ではありましたが、更に少しだけ“可能であれば”ということで伏見先生に気持ちをお伝えしました。伏見先生は「やはり、そうでしたか!私も感じていました。」という流れになり今日の本番は昨日とまた一味違った演奏になりそうで楽しみ。

開場時間の少し前に久留米市を拠点として活動する、くるめシティブラスのお二人が会場に駆けつけてくれました。女性の方は有名な「永瀬りえ」さん。永瀬さんと言えば【トリプルあいす】のテーマを考案し名付けた人。演奏会は他県からも多くのお客様が。昨日も今日も満席で嘉穂ブラスの人気が判ります。委嘱作品【ファンファーレ「未知への飛翔」】は昨日以上にハートフルな演奏。これ以上は表現の限界ではないか!と思えるほどの歌い込み。伏見先生と生徒さんの信頼関係の伝わる情熱的な演奏でした。又、学校関係者、卒業生の皆様もとても作品を気に入ってくださり毎年演奏会で演奏することが決定するばかりか、校長先生のご意向もあり明日行われる全校集会でも臨時に全校生徒の前での披露が確定したようです。今日で引退する予定であった3年生は本番がまた1つ増えたことに!予想以上の反響で嬉しい反面、恐縮してしまいました。これも素敵な演奏をしてくださった伏見先生と生徒さんのお陰ですね!

夜はこちらも臨時ではありましたが3年生を送る会という3年生と保護者の皆様、そして顧問の先生方のみが出席するパーティーにも出席させて頂くことに。3年生が1人1人スピーチする楽しかった出来事、辛かった出来事、そして何よりも今日まで続けて来て良かったという笑顔と涙を見て、私も涙ぐんでしまいました。「毎日朝早く美味しいお弁当を作ってくれたお母さん、送り迎えをしてくれたお父さんに感謝しています」といった家族への言葉は誰もが涙しました。 又、今まで伝えるきかっかけがなかった仲間たちへのメッセージも多く新たな「絆」が生まれた瞬間でもありました。生徒さんも素晴らしいですが、音楽だけではなくこういった感謝することを大切に指導された伏見先生の素晴らしさも改めて知り感動しました。私自身、生徒さんの一生懸命に語る言葉が聴けて、たくさんの勇気を頂くことができました。こういった想いで音楽を奏でる生徒さん、今日の演奏が素晴らしかったのは、当然のようにすら感じます。

2次会は福岡工業大学吹奏楽部指揮者の柴田裕二先生も駆けつけてくださり伏見先生、保護者の皆様と共にワインパーティー。写真は台湾でもご一緒させて頂いた現役を支える卒業生名コンビの大庭さん(左)と山ちゃん(右)。この他にも卒業生が一丸となって現役を支えていることがよく伝わる2日間でした。最後は昨日は実現出来なかったラーメン終止、替え玉付きを!満足の福岡3日間でした!

☆ 飯塚にて!嘉穂ブラスその1!

10月 02, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

今回初めて訪れることになる福岡県の飯塚。デザイナーの村田努さんと共に打合わせをしながら車でホールへ移動。11時頃に到着すると既に嘉穂高等学校吹奏楽部創部80周年記念委嘱作品【ファンファーレ「未知への飛翔」】の練習中!顧問である伏見宣秀先生と生徒さんでは4月末から5月初旬の台湾遠征でご一緒したので「再会」ということになります。ですが台湾では嘉穂高校は単独ステージ、私は台湾の空軍や一般バンドの客演指揮ということで別行動。唯一、夜の宴会のみ先生や卒業生の皆さんとお話する機会が持てる環境でした。もともと今回の委嘱作品を書くことになった経緯は福岡工業大学吹奏楽部の指揮者である柴田裕二先生が80周年を迎え委嘱作品を検討していた伏見先生を私にお電話にてご紹介してくださったことに始まります。偶然にも台湾で日程過ごすことになっていたので「現地で嘉穂ブラスの音を聴いて、ピッタリの作品を!」という依頼内容でした。写真は練習風景と80周年記念ステージの歴代の先生方のトークタイムのリハーサル。

演奏会開演は夜。開演直前にクラリネット奏者の三浦幸二さんが現れました。そう三浦さんも台湾で空軍バンドのソリストを務めていたこともあり伏見先生と盃を交わした仲。「絶対、世界初演に駆けつけますょ〜」と酔ったなかで発言していましたが本当に駆けつけるところが三浦さんの義理堅いところ。実力もありながらこういった姿勢が三浦さんの国内外での人気を高めているのだと勉強になります。ちなみに「ウチのバンドにも早く三浦さんがヒョッコリ顔を出してくれないかなぁ」と言われる先生が最近多いです(笑)。私は「魔法のランプがあれば煙と共に現れそうな勢いなのですが…」というコメントしか出来ませんが…。通称、嘉穂ブラス!勢いのある素敵な演奏にて世界初演を無事に終えました。どの曲の演奏もクォリティが高く演出も楽しい!なかでもアンコールの最後に演奏された【校歌】がとにかく盛り上がったのが印象的!応援団の参入と共に気合いの入ったかけ声!そして耳から決して離れることの出来ないインパクトの高い校歌のメロディー。私の知るなかでここまで校歌で盛り上がった演奏は初めてのこと。三浦さんも大喜び!気合いの入った応援団の皆さんと共に記念撮影!

夜は校長先生、顧問の先生方、OB会である楽友会の皆様、そして保護者の皆様と共に打上げ!こちらも盛り上がり深夜3時近くまで呑んで呑んで!もちろん三浦さんは台湾以上の呑みっぷり!伏見先生も負けません。第1日目の成功を祝した楽しい宴会でしたが、、、明日も第2公演が!今日より素晴らしい演奏を期待して!