◇ 東京理科大学
池袋のホテルで目を覚ます。報告が遅れましたが実は昨日はラーメン終止をしていました。帰国後どうしても食べたくて…。ですが胃がもたれて…。お酒とラーメンは次の日に後悔することが多いですが何故か止められないですねぇ。今日は池袋付近で一日仕事。お昼は教育芸術社営業マンであり武蔵野音大同期の小野慎也くんと久しぶりの再会。そしてランチのため椎名町のとあるお店へ。大学時代に作曲を習っていた田中均先生のご自宅がすぐ付近ということもあり大学時代から時々伺ったお店。ここの量がまた多い。まずは小野くんとマグロ&納豆定食を撮影!続いて私が食べたカロリーの高そうな生姜焼き定食。なかなかの味で椎名町に行った時は必ずここに行くことにしています。
仕事を終えるとすぐに東京理科大学吹奏楽部の練習会場である野田キャンパスへ。現在、同大学より12月の定期演奏会に向けての委嘱を頂いていることもあり、どんなバンドなのか実際に練習にお邪魔させて頂き指揮者と演奏者の雰囲気を肌で味あわせて頂きました。指揮者はデビュー当時よりお世話になっているユーフォニァム奏者の金田耕一先生。金田先生とはコンクールの審査は何度もご一緒させて頂いたことはありますが、こういった現場でお会いするのは初めて。ちょうど【プリマヴェーラ】を練習されているとのこと。どんな指揮なのか?どんなアプローチなのか!そして学生さんの反応は?全てを楽しみに伺いました。シンガポールから戻り全く休む間も無かったので正直疲れを伴っての会場入りでしたが、、、、演奏を聴いて元気100%!以上!!!ハートフルフルな演奏で感激でした。何よりも指揮者と演奏者が会話をするように自然に音楽を創っていくタイプのバンドというのに驚き、更には八木澤作品で最も重要とされる音の方向性や密度、イントネートョンが的確に指示されている形跡があり大満足!正直、一つの方向性、表現として確立されていたので特に私が注意すべくことは無かったのですが、一応、作曲時のエピソードや私ならば、という視点でのコメントをさせて頂きました。そこからがまた驚き。学生さんたちはお互いに他のパートの動きをスコアで確認したり自分が指摘されていないことでも吸収、理解しようという意欲。そしてさすがは金田先生。私が一度指摘したことは二度を言わせない。“このフレーズはさっき八木澤先生が言われたのと同じでしょ。ここもそう直して”と先手を打ってきます。しかも更に例え話などを加えてよりバンドにとって良い解釈として指示を出されます。また金田先生と学生さんの雰囲気が笑顔の絶えることの無い温かな雰囲気。指導者として着任し数年でここまで出来るものなんですね、恐れ入りました!最後に“演奏を聴いて安心しました!思い切り書かせて頂きます!”とお伝えし 練習終了。終了後は金田先生のお薦めの焼肉屋さんへ!あっ!昼も肉だった…。けど、いいゃ!金田先生と幹部の学生さんたちと委嘱作品に関する打合せを兼ねた宴会。今日も心もお腹も大満足!!!