やぎりん日記

やぎりん!こと、作曲家の八木澤教司の日記です! 日々の体験や感じたことを書いていきます!
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Archive for 3月 26th, 2010

☆ 春日井西高校定演!

3月 26, 2010 By: S.Yagisawa Category: 日記

名古屋のホテルで目を覚ます。まだお腹いっぱい…。当然か。。。あれだけ食べたのだから…。今日は愛知県立春日井西高等学校吹奏楽部の第20回記念定期演奏会。記念ステージの客演指揮として【モーセとラメセス】を演奏します。リハーサルからクラリネットの三浦幸二さんとご一緒。実は三浦さんには私が1回しか練習に行くことができなかったので、一度レッスンに行って頂いていました。三浦さんの指導は何度か見せて頂きましたが実に的確。八木澤作品のアプローチの仕方を熟知している上に、奏者側の視点も加えてのレッスンスタイルなので生徒さんも学ぶことは2倍だったはず。そんなこともあって、どんな雰囲気になっているか期待を込めて会場入り。到着後すぐに練習開始。顧問である橋本毅先生の指揮する【ペルセウス】を聴かせて頂くと良い雰囲気に響いている。しかも客席には名古屋ウィンドシンフォニー打楽器奏者の和泉麻里さんが!何とCD【ペルセウス】のレコーディングに関わったメンバーが三浦さんと私を含めて3人!和泉さんは打楽器パートを指導されているとのこと最強!すると卒業生でもあり同じく名古屋ウィンドシンフォニークラリネット奏者の深尾早苗さんも登場。午前のうちから凄いメンバーが揃って来た。私の指揮する【モーセとラメセス】も簡単な打合せのみで充分という感じ。橋本先生やもう1人の顧問である山口先生のご指導の元で生徒さんは本当に頑張ってくれたんだなぁと、しみじみ。ここまで生徒さんが頑張ってくれたのだから後は私が頑張らないと!写真は左から三浦さん、山口先生、橋本先生。

と、音楽面はここまで順調。ですがお昼は!三浦さんは味噌カツ丼、私はノーマルなカツ丼を普通に食べました、のはずが!次に差し入れとのことでサンドウィッチ&おにぎりセットが届きました。ちなみに写真は1人前。三浦さんは一瞬で全5種を食べました。私はさすがにこのペースはマズいと思い夜まで寝かせることに。そして夕方になり残りの私の分である5種(写真は同じですね)を三浦さんと分けて食べました。すると夕食は深尾さんの差し入れということで私の大好きな天むす、とフライなどが到着。これがまた美味しくて食べてしまう。“八木澤さんは指揮するからカロリー消費しますょ〜大丈夫ですょ〜”という三浦さんの誘惑に負けました…。9分指揮しただけで今日これまで食べた量のカロリーが消費されるならば皆んな指揮者になりたがるだろうなぁ、と思いながらも食べてしまう私。

そんな楽屋生活も終わり本番。橋本先生の指揮する【ペルセウス】はとても感動的!迫力のある音楽創り!ゲネプロとはまた一味違うアプローチに生徒さんはしっかりと着いて行く。集中力の高い演奏で三浦さんも大絶賛の演奏でした!【モーセとラメセス】も生徒さんの意気込みが指揮棒に響く感じで、私も全力で彼らの期待に応えるハートを届けました。ゲネプロの時に楽譜にかじりついていた生徒さんも本番はしっかり私を見てくれていて、舞台上で会話が上手く成り立っていたように思えます。1年生から3年生までの気持ちが一つになった演奏だったと思います。生徒さんにとって私が想い出の一部になれていれば嬉しいです。本当に楽しい本番でした!マーチングステージやポップスステージも楽しい演出で会場を盛り上げていました。今年も含め毎年満席になるのが判る濃い内容でした!写真は山口先生の指揮するポップスステージ。演奏会終了後は先生方と卒業生たちと共に打上げ。写真は卒業生でもあり同じく名古屋ウィンドシンフォニーサクソフォーン奏者である藤原愛子さんとライオン。こう考えると卒業生にたくさんプロがいて凄い高校ですね。今回出会った生徒さんもプロとは言いませんが音楽を続け、再びどこかでお会いできたら嬉しいですね!素晴らしい機会を与えて頂いた橋本先生、山口先生に心より感謝します!