台湾よりメール!

今日は尚美ミュージックカレッジ専門学校の出勤日。お昼休憩が40分であるため事務的なことをしているとすぐに時間切れになってしまう。今日も学生さんとトーキングをしていたので残り30分。ということで外食をするには時間が微妙であったため恩師である佐藤正人先生と一緒にバリオホールの楽屋にてお弁当!学校の近くのローソンより入手。そして1月に行われた尚美ウインドフェスティバル2010の抜粋版のCDも完成したようで頂きました。これは今週末より行われる日本吹奏楽指導者クリニックで全面的に無料配布されるものですが、私の客演指揮を務めた【サクソフォーン小協奏曲】(独奏:中村圴一先生、1年生バンド)も収録されていました。小澤俊朗先生、加養浩幸先生、佐藤正人先生、高梨裕久先生の指揮する4つのバンドに加え、フルートの渡辺泰先生、ユーフォニァムの齋藤充先生による協奏曲も収録されるなどで例年以上に盛りだくさんの内容になっています。尚、響宴の関係もあり今年も私は日本吹奏楽指導者クリニックに伺うことにしました。基本的にウインドアート出版のブース近くで神長一康社長のお手伝いをすることになっていますので、お気軽にお声をおかけください。ちなみに大人気の“やぎりんステッカー(尚美では、やぎステと呼ばれる)”はウイトンドアート出版のブースにて「やぎりん日記を見た!」と担当者にお伝え頂ければ誰でも無料で入手できます!

さて、台湾で客演指揮を務めた一般バンド・桃園汲音管楽団の音楽監督である林俊吉先生、指揮者の楊宇綸先生よりメールと写真が届きました。両先生とも母国語でない英語にも関わらずご多忙のなか長文で気持ちの込められた内容で胸が熱くなる思いです。日記にも書かせて頂いたように最終的にコミュニケーションは取れたものの「言語」による意志の確認は物理的にできなかった分、このメールでお互い心より楽しみ、実りのある時間が過ごせたことを再確認することができました。早速、クラリネット奏者の三浦幸二さんにもメールを転送し、その喜びを分かち合い想い出話に花が咲きました。写真は楊宇綸先生と共に。もう一つはメンバーの皆さんと。写真をクリックして拡大して頂くと判りますが本当に見た目は日本人と区別できません。言葉が違うのが本当に不思議なくらいです。そういえば本日、尚美でバンドジャーナル6月号を読んでいると、ちょうど台湾で三浦さんが独奏を務めた【インテルメッゾォ】の原曲にあたる東広島ウィンドアンサンブル委嘱作品【クラリネット協奏曲】の橋本眞介氏の世界初演に関する記事が広島ウインドオーケストラの翁優子さんによって書かれていました。又、ユーフォニァムの三浦徹先生によるアジア諸国の吹奏楽事情の記事もタイムリーで載っていたのでシンガポール、台湾に行かせて頂いただけに“なるほど”と興味深く読ませて頂きました。


さて、日記のタイトルが「尊敬する音楽家」となっていますが、もちろん




顧問である大久保夏樹先生の指揮する【ペルセウス】は初めて聴かせて頂きましたが壮大で感動的(写真)。【アダージョ】【太陽への讃歌】も順調に演奏を終えDVDのインタビューなどを収録したりしていたら既に終演時間。三浦さんも多くの生徒さんにサインを頼まれていました(写真)。生徒さんと記念撮影!三浦さんは若干、顔に疲れがありますねぇ。。。







関西空港へ到着すると現在、委嘱作品のご依頼を頂いている兵庫県の六甲ヴェルデ吹奏楽団の団長である三木雅行さん、事務局長の玉置久展さんが打合せも兼ねていらしてくれていました。夜の大阪府立阿部野高等学校吹奏楽部の練習までは時間があったのでランチを共に。三浦さんは大阪では休暇を兼ねて阿部野の演奏会にご来場してくれることもあり同席。久々に和食を食べました。ホールに早めに到着し同団指揮者である深田哲也先生も含めて打合せ。六甲ヴェルデの皆さんは以前








本日は台北の三重市で開催される第4回台湾クリニックにて公開講座(マスタークラス)と本日のメインイヴェントである中華民国空軍楽隊(The Air Force Band)の客演指揮があります。士官長の劉之傑さんの指揮で1曲、秋山紀夫先生の客演指揮で1曲、そして私の指揮で4曲+アンコールという流れ。秋山先生と同じ舞台に参加できるのも夢のようなことです。又、同時に数十年かけて秋山先生が築かれてきた海外との親交と信用を考えるとこのメインステージで私がミスをする訳にはいきません。緊張と気合いの入り乱れた不思議な心境の中、午前のリハーサルを無事に終えました。





