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6月, 2010
6月 15, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本日は集中して作曲を行う予定でしたが、どうしても上手く集中できず、父の入院している病院へ行きました。実は日本吹奏楽指導者クリニックの最終日(5/16)に母から電話があり、父が急に脳梗塞で倒れ病院に運ばれたことを知りました。高齢ではありますが年末には一緒に元気でイタリアにも行き、そして浜松に行く直前にも元気な顔を見ていただけに信じられない気持ちと現実を受け止めなければならない想いで一瞬、平常心を失うほどでした。浜松から急いで戻り病院に駆けつけるといつもとは違う弱気な父。左半身が急に自由が利かなくなるという後遺症を背負ったのだから当然です。ちょっと前までは元気に口喧嘩していたのにエネルギーが明らかにない父にショックの気持ちでいっぱいでした。母の前では絶対に泣くまいと我慢していた私でしたが、自宅に帰るといつも一人で泣いていました。私は心より父を尊敬していて、これまで世界中で素晴らしい人にたくさん会ってきましたが私の一番の目標はやはり父なんです。いつも厳しく的確なアドバイスを頂いたからこそ私はこれまでやってこれました。父が何とか元気になるよう祈る毎日を送ってきました。
お陰様で父は奇跡的な回復をし現在はリハビリに励んでいます。この速い回復ぶりは医者が一番驚いている様子です。関係者の皆様にはご心配をおかけしました。現在は私の曲を流しながら辛いリハビリに励んでいるようです。私は3人兄姉の末っ子なので現実的には両親と接する時間が兄姉より一番少ないと自覚しています。ですが、一日でも多く元気な両親を見ていたいですし、自慢できる息子に早くなれる日が来くよう頑張りたいです。今日、父に会い「まだまだ大丈夫だ」と確信したので個人的なことですが書かせて頂きました。完治し再び一緒に旅行できる日を夢見て。写真は父がイタリアで最も喜んだバチカン博物館。
◎ 父に寄せて… はコメントを受け付けていません
6月 14, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日はやはり昨日の疲れ、いや今までの疲れが溜まっているのか、なかなか集中力が出ない。今日と明日しか自宅にいることができないので作曲はもちろんメールの整理や事務的なこと、尚美の授業の準備などもしなくてはいけません。自宅にいるからといって、2日間休みという訳ではない。むしろ精神的には厳しい状況となります。無駄に時間が過ぎて行く感じがして集中できません…。しかもとても眠い。そこで仮眠を取ることに。寝る前に何か飲もうと冷蔵庫(基本的にドリンクしか入っていません)を開けるとAsahiの“2010株主様限定特製ビール”があることに気づく。裏面には“日頃のご支援に感謝し、株主の皆様だけにお届けする株主様限定特製ビールです”“非売品”と載っています。年始にはJALの株で大損をしたにも関わらず、これを呑みたいためだけにアサヒビールの株を購入していたのです…。呑んでみると…。確かに少しフルーティーな感じ…で新鮮すが、そんなに珍しい感じには、海外のビールでも似た感じがありそうな…あれ、やはり疲れているのかなぁ、というのが正直なところ。まだ数本あるので体調を整えて再び呑んでみようと思います。今週末は再び高知、来週はまたまたシンガポール。夏に向けてどんどんハードになっていきそうです。
▽ Asahi ! はコメントを受け付けていません
6月 13, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は厚木市文化会館で開催される第11回東関東選抜吹奏楽大会の当日。私は東関東高等学校選抜バンドの客演指揮をするため残された3時間の練習のため厚木中学校体育館に向かいます。昨日の2時間の公開リハーサル、そして今日の午前中の練習のみで夕方の本番を迎えるのはなかなか大変なこと。昨日までにアンサンブルの練習が物理的にできない打楽器パートが特に苦労しました。特殊な効果をねらった奏法の説明にも時間を要しますし、テンポアップした時のマルチパーカッションの組合せはセクション練習をしてからの合奏でないので時間が足りません…。かといって打楽器だけの練習もしている時間も無く、お昼休憩の時に時間を取って打楽器セクション練習をしたり、合奏で打楽器を取り出す時には管楽器パートの皆さんには歌で一緒に参加してもらうなどで、なるべく時間に無駄のないように練習を進めました。生徒さんたちの集中力は大変素晴らしいく指摘したことはすぐに改善されるので「もう少し時間があれば!」という想いと、「今ここでできることは何か」という想いで私自身の気持ちの葛藤があります。今回はコンクールではない。完璧な演奏を目指しても仕方が無い。このメンバーで本番を迎えるのは最初で最後。たった一回だけのバンド。ですが、たった一回が一彼らにとって一生の想い出になれば素晴らしいことです。だからといった私が「これぐらいでいいや」と妥協してしまうことは、意欲的な彼らに失礼ですし、作曲家としての想いが彼らに伝わらないと思い、タイムリミット限界までできる限りのことを伝えました。会場に着いてからミーティング。音は出せなくても打合せはできます。最後の確認とインペクの、さだっちからの熱い一言をもらい記念に写真を撮ってチューニング室へ。チューニング室では30分ほど時間がありましたが、チューニング係の、あきかぴょんに手短かにチューニングしてもらい残りの時間は各パートリーダーに激励の言葉をもらうことにしました。再び和やかな雰囲気になって私も「本番は細かなことに気にせずお互いの呼吸を感じた音楽をしよう!」とだけ伝え舞台袖へ向かいました。
本番は私は当然、客席で聴いていないので、どんな演奏に聴こえたのか正直判りません。午前中の体育館とホールでは音響は全く違うし、細かな事故もありました。ですが、生徒さんの集中力は一番のピークに達していましたし、演奏中に指示を出したことにも反応が良く「作られた音楽を発表する」というよりも「この場で音楽を作っていく」といったライヴ感のある演奏になったと思います。確実に言えることは昨日初めて顔を合わせたメンバーによる演奏には聴こえない音楽になった、ということです。彼らがコミュニケーションをしっかりと取り、お互いの気持ちやタイプを感じ取り、そして音楽面でそれを生かすことが出来たことは素晴らしいことだと思います。それぞれの学校へ明日、帰ってからもこの経験は生きるのではないかと思います。演奏終了後に最後のミーティング!「やぎりんゲーム」「やぎりん締め」にて解散。名残惜しいのか、なかなか皆さんは帰ろうとしませんでしたが、引率の先生と共に少しずつ解散。最後まで見送って無事に演奏会を終えることができました。私自身とても勉強になり楽しい時間を過ごさせて頂きました。メンバーの皆さん、そしてこのような機会を与えてくださった東関東吹奏楽連盟の皆様に心より感謝します。写真は実際には演奏をしていませんが裏方としてメンバーを支え協力してくれた神奈川県立愛川高等学校吹奏楽部の皆さんと顧問の但野豊先生。一生懸命頑張ってくれたのでCDを贈呈。
厚木駅で偶然にも引率中の千葉県立松戸六実高等学校吹奏楽部顧問の吉田直先生とバッタリお会いして、地元の本八幡駅で臨時打上げを行うことに。時々私が利用する寿司屋をご紹介しカウンターにて美味を堪能。吉田先生にはデビュー時代に大変お世話になりました。ですが、こうやって吉田先生と2人で呑むのは初めてかもしれません。想い出話をしているともう22時。2次会としてBARへ。吉田先生にハイランドパークやカルヴァドスをご紹介!私はワインを楽しみました!とても充実した1日でした!
☆ 第11回東関東選抜吹奏楽大会 はコメントを受け付けていません
6月 12, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
本厚木のホテルで目を覚ます。今日は明日の第11回東関東選抜吹奏楽大会でメインに出演する東関東高等学校選抜バンドの練習。私は客演指揮をすることでお招き頂きましたが、実はメンバーが初めて顔を合わせるのが本日かつ、舞台上で初めての音出し、しかも公開リハーサル、といったハードな内容。公開リハーサルの2時間弱で4曲練習をしなくてはなりません。何よりも東関東の神奈川、千葉、茨城、栃木の4県から選ばれた生徒さんが初めて顔を合わせるのだからお互いに緊張もあるだろう。そして、明日、3時間の練習をしたら、すぐに満席の聴衆の前で本番となる。私にとってもドキドキ感のあるステージになりそうです。
まずは11:30から結団式ということで生徒さんが引率の先生と共に少しずつ集まってきます。高校生が60名もいるのに集会室は何故か恐ろしく静か…。緊張感が漂います。14時過ぎからチューニング開始、その後、舞台上で公開リハーサルとなるのに、この雰囲気では良いリハーサルにならないかも…。そう心配に思った時に昼食後の13時〜14時まで運良く自由時間があることに気づき、臨時にミーティングをすることに決定。まず、こういった時に最適な「やぎりんゲーム」を行い優勝者にCDのブレゼント!そして、やぎりんステッカーを全員に配布するといつのまにか和やかな雰囲気に!そしてインペク(リーダー)とチューニング係を決め、その2人に協力してもらい、自己紹介タイム。パートごとに行いパートリーダーも決定。立候補する人もいれば、推薦されて決意する人もいましたが、この時間で更に活気のあるムードになっていきました。そして、インペクの、さだっちに熱い呼びかけをもらいチューニング室へ。チューニング係の、あきかぴょんも短い時間でしっかりと音合わせをしてくれました。その後、チューニングリレーによって各メンバーの発音、処理、音色などをチェックさせて頂き、声によるチューニングを軽くして舞台へ。今回、演奏する曲は【奇跡のつぼみ】【サグラダファミリアの鐘】【稜線の風】【Believe】。2日のみの練習で本番を迎えるには難しい曲ではありますが、メンバーの反応は予想を遥かに超えるほど良い。ちょっとポイントを伝えると音楽の前進も溜めもすぐに反応してくれます。明日はホールでは練習できないので今日のうちにホールの雰囲気を覚えなくてはなりません。細かいところは明日にして響きを身体で感じてもらうように心がけました。生徒さんの意欲と気合いのお陰で無事に公開リハーサルを終えることができました。ですが、まだまだ課題はいっぱい。明日の3時間が勝負です。
夜は東関東吹奏楽連盟の役員の先生方とホテルにて懇親会。そして2次会は何チームかに別れて行われることになり、私はホルモン焼きのお店の方に行かせて頂きました(写真)。美味しくてたくさん食べて呑んでしまいました。そして3次会としてBARでワインを楽しみ、その後、千葉県立松戸六実高等学校吹奏楽部の吉田直先生と合流し4次会。吉田先生は千葉県立市川西高等学校吹奏楽部に勤務されている時代に大変お世話になった恩人でもあります。久しぶりにお会いして呑めたので深夜2時過ぎまで盛り上がりました。写真は左が茨城県吹奏楽連盟事務局長の鎌田智之先生、右が吉田先生。ここでも楽しく呑んでしまいました。今日はいつも以上に呑んでしまった気がします…。
◆ 本厚木! はコメントを受け付けていません
6月 11, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は明後日に開催される第11回東関東選抜吹奏楽大会に備えて神奈川県厚木市へ移動。本来は出発ギリギリまで作曲をしてから出かける予定でしたが先日、武蔵野音大の1つ上の先輩である野澤俊夫さんより十数年ぶりにお電話を頂き、生徒に激励をとのことで三鷹市立第一中学校吹奏楽部に立ち寄らせて頂きました。9月までスケジュールがぎっしりでした今日だけ新宿を経由することもあり、幸いにも三鷹は近く本当に良かったです。
学校へ到着し野澤先生に電話すると、何名かの生徒さんと共に走って校門までお出迎えをしてくれました。息を切らしながらニコニコと明るい生徒さん。当然ながら野澤先生の音楽面、生活面の指導は知りませんでしたが、この時点で何か期待感の持てる良い雰囲気が伝わるようでした。実際に音楽室で演奏を聴かせて頂くと練習しているのは【輝きの海へ】。野澤先生も生徒さんも特にコラールでは想いの伝わる表現をしていましたが、何よりも良かったのは練習時の生徒さんの雰囲気の良さ。私がイメージを説明すると、判ったか、まだ理解していないのかが顔の表情ですぐに判るのです。また隣同士で「やっぱり!」「そうか!」みたいなちょっとした話をして相槌を打つのです。「ハイ!」と勢い良く返事をするバンドとは数多く出会いましたが、こういったバンドは新感覚で楽しかったです。とにかく明るい生徒さんで今後が期待できそうです。
終了後は新宿駅でカリスト・シンフォニック・ウインド・オーケストラの音楽監督・常任指揮者の石川徹先生と野澤先生と3人で臨時宴会。石川先生と野澤先生は初対面でしたがすぐに意気投合。実は野澤先生はクラリネット奏者の三浦幸二さんと同期。ということで三浦さんに電話したりなど本厚木へ向かう電車に乗るギリギリまで楽しみました。写真は左が野澤先生、右が石川先生。本当に楽しい1日でした!
■ 大学の先輩 はコメントを受け付けていません
6月 08, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
○ ひまわり、15本 はコメントを受け付けていません
6月 06, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
◆ 天と大地からの恵み はコメントを受け付けていません
6月 05, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
☆ お団子ヘアの女の子! はコメントを受け付けていません
6月 04, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
今日は作曲レッスン補講のため金曜日ですが尚美に出勤。台湾遠征のためにお休みしてしまった分です。その後、クラリネット奏者の三浦幸二さん、シンガポールで助けて頂いた打楽器の鶴田灯さんと共に文京シビックの展望レストランにてディナー。今月末に再びシンガポールへ行くにあたってのアドバイスを頂きました。デング熱という蚊によって伝染する病気があるらしく三浦さんも私も恐怖を…。しかも恐ろしく熱く湿気もあるとのこと。覚悟が必要です。
その後、浜離宮朝日ホールに移動し大学同期であり親しくしているサクソフォン奏者の浅利真くんが主宰するヴィーヴ!のリサイタルへ。会場にはピアニストの織茂学さん、ウインドアート出版の神長一康さんといったいつもの仲間に加え、大学時代の面々など同窓会のような雰囲気で楽しめました。中学&高校生も多く聴きに来ていてヴィーヴ!の人気が益々高くなっている様子が伺えました。今後もご活躍を楽しみにしています。
終演後は関係者を含めた打上げ。私は明日から高知へ飛びたつ関係で羽田空港近くにホテルを予約!遅くまで打上げに出席させて頂いた後、三浦さんと共にラーメン終止&ミィーティングを行いホテルへ。ラーメンには肉がたくさん。。。お腹いっぱいです…。
◎ 浅利真! はコメントを受け付けていません
6月 03, 2010
By: S.Yagisawa
Category: 日記
毎年この時期になると嬉しいことに作品についてのお問い合わせを多数頂きます。4月、5月くらいまでのメールの返信は比較的に早めにできますが(時々、アドレスのエラーで返信不可能な場合がありますので送信前にメールアドレスのご確認を!)、6月〜8月はシーズンということもあり2週間くらい自宅に帰らないこともあり、メールを読むのが場合によってはその団体にとってコンクール終了後であることもあるでしょう。特に質問が多いのは「作品のカット」のことですが、こちらに関しては団の個性や技量も知らないのに安易に回答ができないので「団の納得のいくようにカットすることを許可します」としかお伝えできません。私にとってハーモニーや展開を踏まえてお伝えしたカットがたまたま“団にとって苦手なところばかり”になってしまうこともありますし、実はカットだけでは解決できないこともあります。誰の作品問わず“良いカット”というのは本来無いはずだと思いますし、それをコンクールの規定上カットする訳ですから、多少強引になってしまうのは仕方がないのかもしれません。ですが“良いカット”は無くても“音楽がスムーズに流れるよう聴かせる”ことは実際には可能です。それはカットした場所に薬を塗ったり、包帯を巻いたりといった温かみのある手当をした場合にのみ起こり得ることで、単に“2小節目から5小節目をカット”というような事務的なメールの返信では上手く伝わりません。ですから団独自で歌って考え、悩んだゆえに選ばれたカットの方が納得が行って良いのではないかと思うのです。時々、練習にお伺いして作曲した私でさえ違和感無く聴こえてしまうような“カット”に出会うことがあります。ですが、その時は決まってカットした場所に工夫がされています。それだけ指揮者の先生や講師の先生、或は生徒さんが作品を良く理解し考えられたのだと感心します。作曲者は作品を完成するにあたって1つの形を描くので固定のイメージがあります。ですから実際に演奏している現場の方が“音楽がスムーズに流れるよう聴かせるカット”ができるのかもしれませんね。
さて、前置きが長くなりましたが今回は【輝きの海へ】【はてしなき大空への讃歌】などの代表作に出てくる打楽器の奏法について解説します。こちらは知っているか、知らないか、の問題なので打楽器の先生がいらっしゃらず、どうして良いのか判らないバンドもあると思いますので写真付きでお知らせします。
○ コントラバスの弓で擦る(arco)
グロッケン(Glockenspiel)をコントラバス(Conrtabass)の弓(Bow)で擦る奏法で“ヒィーン”と美しい音が響きます。デ・ハスケの楽譜には“Bow with a double bass bow”と書かれていますが、写真のように楽譜に指定された鍵盤を垂直に摩擦するように弓で弾きます。楽器が古く鍵盤の弓に当たる場所がガタガタになっていたり、丸まってしまっている場合、弓が痛んでしまっている場合は“スー、スー”とむなしい音になります…。又、グロッケンを箱(ケース)から出さずに演奏を試みているのを見かけますが…恐らく不可能だと思います。弓を持つ時も初級者は写真のように両手でしっかり摩擦が起こるように固定して弾くと成功率が高まります。下から上に弾くか、上から下に弾くかは恐らく決まりは無いと思いますが、前者の場合、鍵盤がはずれてしまう可能性もあるので後者が良いかもしれません。
○ ティンパニの上にシンバルを乗せてロールする。ペダルは自由に上下すること。
ティンパニ(Timpani)の上に(Cymbal)を横から見てV字型に置きます。そして、そのシンバルをマレットでロールしながら、ティンパニのペダルを上下にアドリブで動かすと“ウォーン〜ウィーン”といった“うなり声”のような不思議な音が出ます。よくシンバルをV字型に置かず逆にしてしまっているのを見かけますが、こちらは誤りです。“コトコトコトコト”といった音になります。シンバルは不安定な状態で良いのです。又、シンバルをロールせず、単にシンバルを置いてティンパニの方をロールしているのもよく見かけます。同様にこちらも誤りでこの意図とは違います。デ・ハスケの楽譜には“Put a cymbal on timpani and roll it around”“Move the pedal of timpani up and down and change pitch freely”と書かれています。尚、ロールの強弱についても自由に付けて強調されると、より効果的ですね。
● CUT! はコメントを受け付けていません